アル・パチーノが演じた、元相棒の子どものために隠蔽を図った元刑事の温情と苦悩:映画『陰謀の代償 N.Y.コンフィデンシャル』鑑賞記

(自宅ながら)「洋画鑑賞はいつ以来だろう・・」と、(2020年)9月最後の週末は、久々

出典:prime video

月初、Prime Video内で見つけていたAl Pacino:アル・パチーノ出演作『陰謀の代償  N.Y.コンフィデンシャル』を視聴。

原題 THE SON OF NO ONE(2011)

封印されていた過去

幼き頃、偶発的に起こしてしまった公営住宅内での2件の殺人事件を、元相棒の子どもだからと見て見ぬふりをしたAl Pacino演じる元NY市警刑事が、

16年の時を経て、事件の真相を知る者が、地方紙に情報をリークして状況が緊迫化していき、、 といったあらすじ。

映画『陰謀の代償』予告編

序盤が見ていて重苦しく、辛い感覚に覆われ、しばしば鳴り響く電話の着信音も不気味且つ鬱陶しく、

日常から切り離される、という意味では機能していて、ラストも「こうきましたかぁー」と、

よく考えられたと感じられる展開で、作品につけられたレヴューも高めであることを理解出来たように。

Al Pacinoが演じたらしさ

Al Pacinoが演じた役どころは、悪者なのだけれども、影があり、その経緯は(映画を)見ている人たちの共感を誘うもので

導かれるエンディングは・・

よく(HEATなどで)演じているタイプの役柄と思いました。

鑑賞後は、ちょっと重たい心情に導かれ、一般的にオススメ出来るタイプの作品ではないですが、

Al Pacinoの出演シーンも限られながら、また1本出演作の視聴を重ねられたとの満足感に、存在感を存分に発揮していたところは「流石だなぁ」と個人的な満足は得られました ^^


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