英連邦を支えるオーストラリアの発展
” オーストラリアは英連邦を支える大きな国の一つで、元首は今日もエリザベス女王である。
・・中略・・ オーストラリアは資源大国化してきており、石炭、天然ガス、鉄鉱石、ウラン、金などの輸出を軸に大きな繁栄を実現している(次頁・図7参照)。
最近の資源価格の下落によって苦闘しているようにも見えるが、コンスタントに二%の実質成長を維持している。”(出典:『ユニオンジャックの矢』p92-93)
” オーストラリアは英連邦を支える大きな国の一つで、元首は今日もエリザベス女王である。
・・中略・・ オーストラリアは資源大国化してきており、石炭、天然ガス、鉄鉱石、ウラン、金などの輸出を軸に大きな繁栄を実現している(次頁・図7参照)。
最近の資源価格の下落によって苦闘しているようにも見えるが、コンスタントに二%の実質成長を維持している。”(出典:『ユニオンジャックの矢』p92-93)
” オーストラリアの英語にふれたとき、人間はどこでも同じだと思ったことがあります。
オーストラリア英語は発音が違うでしょう。とても変わった発音です。英語だけれど、「A」を「ア」ではなく、「アイ」と発音する。
またそれを頑なに直さないのです。I come here today が、 アイ・カム・ヒア・トゥダイ に聞こえるので、「今日、ここに来ました」が、I come here to die つまり、「死ぬためにここに来ました」になってしまいます(笑)。
それではラジオはどうかといえば、クイーンズ・イングリッシュ。米語ではなく、きちんとした英語です。
・・中略・・
なぜかと言うと、オーストラリアはもともと流刑地だったところです。刑務所と同じで、先に入っている人が偉い。牢名主っているでしょう?(笑)。
後から来た人を差別するのです。その典型が言葉です。後になるほど言葉は通じなくなってきますから。”(出典『京都の壁』p35-36)
” ラグビーの南半球4カ国対抗は16日、ニュージーランド(NZ)のオークランドなどで行われ、NZが南アフリカに57―0で大勝し、開幕4連勝とした。南アフリカは2勝1分け1敗。
オーストラリアはアルゼンチンを45―20で破って初勝利を挙げ、1勝1分け2敗とした。アルゼンチンは4連敗。”(出典:AFP時事)
” オーストラリア南部のサウスオーストラリア(South Australia)州で、世界で最も発見困難な鳥の一種であるヒメフクロウインコのものとされる羽根が見つかり、
専門家らは14日、同州にこの珍しい鳥が生存していることを示す100年以上ぶりの証拠の発見だと明らかにした。
「ナイトパロット(夜のオウムの意)」とも呼ばれる夜行性のヒメフクロウインコは世界で最も希少な鳥類の一種とされ、
2013年に北東部クイーンズランド(Queensland)州で自然研究家のジョン・ヤング(John Young)氏が撮影した写真が証拠として公開されるまで、絶滅したものと考えられていた。
その後、ヒメフクロウインコは西部ウエスタンオーストラリア(Western Australia)州でも目撃されている。
サウスオーストラリア州で今回、羽根を発見したのはヤング氏とオーストラリア野生動物保護委員会(Australian Wildlife Conservancy)の生態学者、キース・ベルチェンバース(Keith Bellchambers)氏の2人。
ヤング氏とベルチェンバース氏は、エア湖(Lake Eyre)の周りでカメラが捉えたある画像を頼りに、多くのキンカチョウの巣を見て回っていた際に、そのうちの一つの巣の中で羽根を発見したという。
ヤング氏は、羽根が新しかったことから、「過去数週間以内にキンカチョウの巣から数百メートル以内の範囲」で集められたとみていると語った。
両氏が見つけた羽根について西オーストラリア博物館(Western Australian Museum)は、小型で黄色味がかった緑色の羽を持つヒメフクロウインコのものと確認したという。”(出典:AFPBB News)
” オーストラリア統計局が14日発表した8月の雇用統計は、就業者数(季節調整済み)が前月比5万4200人増と約2年ぶりの大幅な伸びを示した。
市場予想の2万人増を大きく上回った。建設やサービス分野の雇用が好調だった。失業率は前月から横ばいの5.6%だった。
就業者数の内訳はフルタイムが4万100人増、パートタイムが1万4100人増だった。労働参加率は0.2ポイント上昇の65.3%だった。
労働市場は拡大しているものの、賃金の上昇率はなお鈍い状態が続いている。
豪準備銀行(中央銀行)は2018年半ばまで、政策金利を過去最低水準の1.5%のまま維持するとの見方が市場では多い。”(出典:日本経済新聞)
” 私が世界中で好きな街の1つであるのがシドニーだ。先日もシドニーを訪問してきた。
幼少期からなじみのある地域で、シドニーの環境に対してあまり疑問を持たなかったが、競泳の現役を引退してスポーツを「する」から「見る」「支える」という立場になって気がつくことが多い。
たとえば、オーストラリアの国としての歴史は200年余と短いが、スポーツ文化の視点からは学ぶべきことが多い。
スポーツは、競技力向上だけが目的ではない。トップで活躍するアスリートも、健康維持のためにウオーキングやジョギングをしている。それも全てスポーツだ。
シドニーの朝は早い。海辺では、ランニングしている市民たちが目立つ。犬の散歩をしている人も多くいる。空き地でキックボクシングのエクササイズをしている人や、ヨガやピラティス、海で泳いでいる人もいる。
年齢はさまざま。エクササイズをしているのも、全く違和感もないし、通りすぎる人たちに「Good Morning!」目と目を合わせてあいさつする。
あいさつの文化も日本と少し異なるように思う。目と目を合わせることにより、人との距離を縮めることが容易にできるとも感じる。
一方で、朝早くから家族で朝食をカフェで食べるという朝食文化も、日本人には新鮮ではないだろうか。
とても早い時間(午前7時より前)からカフェは開いていて、ウイークエンドは、多くのお店で客が外まで並んでいる。昼に向かって徐々に客が減っていくというのもなかなか面白い。
果たして、ずっと住んでいる人はどうだろうか。スポーツや文化の違いについてどう感じているのだろうか。
元々ラグビーを通して知り合いになった日本人で、オーストラリアに移住した高橋靖久さん(48)にお話を伺った。2002年に「ラグビーを楽しむために」夫婦で15年前に移住した。
高橋さんは、元々、関東学院大学でラグビー部に所属し、社会人では明治生命(現明治安田生命)でもFBでプレーしたラガーマンだ。
日本にいる際には、結果を残すことレギュラーをとることだけに執着し、ラグビーを楽しめなかったという。
組織的な背景を話すと、日本の場合ラグビーを大学でやろうと思うと、当然ながら大学に入学しなければそのチームに所属できない。
しかし、高橋さんはオーストラリアに渡り、地域リーグの名門シドニーユニに所属した。
当時は、ディビジョン1から5まで存在していて、最初はディビジョン5に入った。現在は、ディビジョン4までになっている。ディビジョンとは、1軍から5軍という意味だ。
日本は、レギュラーで出場して評価される傾向がある。しかし、高橋さんはシドニーにきて、シドニーユニに所属。
最初は5軍に所属したが、誰も5軍だからという悲壮感はなく、5軍には5軍のプライドがあると感じたという。
もちろんラグビーで上にいきたいけれど、自分の場所にプライドを持ってプレーしている。
結果はもちろん大切だろう。結果を出すということは勝つということ。つまり、勝つということは、負ける人もいるということだ。
この自分を誇りに思うことや、だれも1人では勝者になれないことを、高橋さんの言葉から感じることができる。そのことを前提にラグビーに向き合っている。そんな姿勢だ。
結果がすべての世界だからこそ、「楽しむ」という境地に行くのではないか。
ディビジョン1の選手が、ディビジョン5や4の試合を応援にくることも多くあるようだ。
スポーツの根底にある、“Achieve”(成し遂げる)することが根付いているオーストラリアだからこそのスタイルだ。
自分を誇りに思えるからこそ、結果を出すアスリートの価値がわかるし、たたえられる。
町で朝からランニングする市民の人たちも、自分の目標に向かって「人生を楽しんでいる」に違いない。”(出典:日刊スポーツ)
続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:”Archieve”に象徴されるオーストラリアに根付くスポーツ文化
” タイムズ・ハイヤー・エデュケーションによる世界の大学ランキングが今年も発表された。
オーストラリアからは、VIC州のメルボルン大学が32位と最高で、キャンベラのオーストラリア国立大学(ANU)が48位にランクインした。
オーストラリア国内の大学全体では、40大学のうち35大学がランクイン。このうち11大学が昨年より順位を上げた一方、10大学は順位を下げ、14大学は同位だった。
ここ数年、大幅に順位を上げているのは中国の大学で、北京市の清華大学はメルボルン大学を抜いて30位、香港科技大学はANUを抜いて44位だった。
タイムズ・ハイヤー・エデュケーションのベイティー氏は、中国の大学は高い学問レベルを維持するため、国から十分な補助を受けていると指摘。
「オーストラリア政府による大学への財源削減が、学問レベルに深刻な影響を与える」として、
今後も国際社会における存在感を維持したければ、高等教育への投資を継続し、留学生らが歓迎される場所であり続ける必要があるとの見解を示した。”(出典:Jams.TV)
” オーストラリアのマルコム・ターンブル(Malcolm Turnbull)首相が先週末、スタジアムでビールを片手に孫をあやしている写真をフェイスブック(Facebook)に投稿したことで物議を醸している。
「無責任だ」などと批判された首相は11日、「ソーシャルメディアにおける異常さ」だと一蹴した。
ターンブル首相が投稿したのは、9日にシドニー(Sydney)で行われたオーストラリアンフットボールの試合を観戦した際の写真。
ビールを右手に持ち、左腕に抱いた孫娘アリスちゃんの額にキスしているもので、「マルチタスク中」とのコメントが添えられていた。
ところが、この写真は一部のソーシャルメディアユーザーの怒りを買い、「アルコール片手に子どもを抱くなんて、みっともない」「無責任だ」などの批判が相次いだ。
しかし、ターンブル氏はメルボルンのラジオ局トリプルM(Triple M)に、批判しているのは少数派だと主張。
「ソーシャルメディアにおける異常さのようなものだと思う」「ありのまま、自分らしく自然でいることが心地いいならば、自分らしくいるべきだ。でなければツイッター(Twitter)上のトロール(荒らし)と同様おかしくなってしまう」などと述べた。
実際、フェイスブック上で問題の写真に寄せられた約1,700件のコメントの大半は、思いやりに満ちた家族のひとときだと擁護する内容だった。
政界からも党派を超えて首相に好意的な意見が相次いでおり、野党・労働党のビル・ショーテン(Bill Shorten)党首はツイッターに
「マルコムと見解が一致することを見つけた。(批判は)ばかげている。彼をおじいちゃんでいさせてあげようじゃないか」と投稿した。”(出典:AFP BB NEWS)