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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:クイーンズランド州 紹介

クイーンズランド州 紹介

” クイーンズランド州は、オーストラリアの州の中で3番目に人口が多く、面積は2番目に大きいんだよ。

クイーンズランド州は、豊富な天然資源に恵まれていて、特に鉄を作るときなどに使われる石炭(原料炭)の約8割を生産しているんだ。

人口も堅調に増加していて、経済の成長率も、オーストラリア全体の成長率を上回っているんだ。また、輸出のおよそ4分の3はアジア全域に向けられているんだよ。

クイーンズランド州は日本との関係も深いんだ。オーストラリアの中でも、日本との関係は古くて、1874年に日本から最初の移民が渡豪したのがクイーンズランド州と言われているんだ。

貿易相手としても親密な関係にあって、石炭や牛肉を中心に、日本向けの輸出は州全体の輸出総額の2割近くを占めているんだ。

日本からは工業製品を中心に輸入していて、州全体の輸入総額の約1割を占めているよ。

今後は石炭の他に、太陽熱やバイオマスなどの環境ビジネス分野においても、日本企業による投資や技術協力など、さまざまな形で協力関係が築かれていくことが期待されているよ。

クイーンズランド州は、ブリスベン、ゴールドコースト、ケアンズなど国際的に有名な都市があることに加え、世界遺産のグレートバリアリーフがあることで、観光地として人気が高いんだ。

毎年2,000万人を超える観光客が国内外から訪れていて、観光産業がクイーンズランド州で2番目に大きい産業となっているんだよ。”(出典:Invesco オーストラリア投資情報

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:メルボルン空港、ジェット燃料の供給制限

メルボルン空港、ジェット燃料の供給制限

” オーストラリアのメルボルン空港に発着する航空各社は25日、ジェット燃料の配送に問題が生じたため、給油量が通常の半量に制限される可能性があると通知された。航空関係筋3人が語った。

これにより、複数の国際便がオーストラリアの別の都市に立ち寄り、給油を行う見通し。航空会社の費用がかさみ、乗客の乗継に支障が出る可能性があると、情報筋はロイターに述べた。

メルボルン空港は、一時的に燃料の供給を制限すると声明で明らかにした。

同空港の共同燃料施設を運営する米石油大手エクソンモービル<XOM.N>の広報担当は、「過去数週間にわたり、メルボルンの複数の燃料拠点からのジェット燃料配送に混乱が生じたことが原因」と説明し、顧客や業界関係者と問題の解決に向け取り組んでいると語った。

カンタス航空<QAN.AX>の広報は、通常は直行便である メルボルン発香港行きとシンガポール行きの便が、給油のためシドニーに立ち寄る必要があるとの見通しを示した。追加の燃料を出発地から運ぶため、国内線に影響はないとみられる。”(出典:ロイター

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ワイン業界で台頭する女性リーダー

ワイン業界で台頭する女性リーダー

” アメリカワイン経済学会(AAWE)が先ごろ発表した報告書によると、豪州のワイン業界では持続可能な生産方法と輸出量の増加の間に強い関与がみられ、

それらは女性リーダーの増加とも深く関わっていることが分かった。

西オーストラリア州にあるカーティン大学のジェレミー・ガルブレイス准教授によると、同国の5つの地域(西オーストラリア、クイーンズランド、南オーストラリア、ニューサウスウェールズの各州とノーザン・テリトリー)にある646軒のワイン醸造所を調査した結果、

環境の持続可能性の維持は同国と地球全体を守ることに役立っているだけでなく、ワインの輸出も大きく後押ししていることが明らかになった。

過去の調査では、豪州では女性がトップの役割に就いたワイン醸造所では、持続可能性にかかわる問題への対応が進む傾向がみられる点が指摘されていた。

そして、今回の調査ではその理由の一つとして、「女性たちに特徴的な”共通意識”」が挙げられるとの見解が示された。

女性たちが持つこうした性質が社会的な絆を強めることにつながり、「男性経営者たち以上に、自然環境に配慮するようになる」のだという。

ただ、こうした女性の特徴が輸出に及ぼす影響は、複雑なものだ。准教授は、持続可能性に関連のある市場は互いに模倣し合うものであると同時に、強制力を持つようになっていると指摘する。

つまり、消費者の需要は生産者同士が互いに同調し合い、持続可能な生産方法を生み出すようになるという「連鎖反応」をもたらしているというのだ。

消費者の間で持続可能性を意識したワイン生産を重視する考え方が広まる中で、環境維持のための「世話役」の役割を果たす女性たちが、輸出市場への関心をさらに高めている。

一方、准教授は報告書の中で、豪州のワイン業界に対するいくつかの提言を示している。

地域に根差したワイナリーは持続可能な生産方法について、より積極的に行動すべきだという。

そうした動きが増すことが、全ての地域にある全ての醸造所にとっての利益を増すことになるためだ。地域にワイナリーが増えれば、訪れる旅行者も増える。

米・豪の共通点

このほかガルブレイス准教授は、リーダーの役割に就く女性を増やすためのより一層の努力が必要だと述べている。

先進国全体において、企業のリーダーに女性が占める割合は小さいままだ。

豪州も米国と同様、企業の取締役に占める女性の割合は16%程度にすぎない。

世界の人口における男女比はほぼ1対1であるにもかかわらず、両国のトップ企業500社のうち、女性がCEOを務めるのはごくわずかにとどまっている(豪州が3%、米国は4%程度)。(出典:Forbes JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:男女間での賃金格差2万7,000ドルに

男女間での賃金格差2万7,000ドルに

” 職場における男女平等局(WGEA)が16日、雇用主11万4,000人、従業員400万人を対象とした最新の男女平等スコアカードを発表した。

WGEAによると、職場における男女比はほぼ半数ずつであるにもかかわらず、1年間の賃金では女性のほうが男性より2万7,000ドル近く少ないことが明らかになった。

管理職ではさらに男女の賃金格差は拡大し、9万3,000ドルとなった。またCEOでは6人のうち5人が男性で、管理職全体で女性が占める割合は37%だった。

WGEAのディレクターのリビー・ライオンズ氏は、これらの格差は故意なものではなく、「無意識の先入観」によって生み出されていると指摘している。

ライオンズ氏はまた、女性は出産や子育てで休職し、夫には有給の育児休暇をとらせ、育児や介護において男性よりも大きい責任を負うために、管理職に就く機会を逃してしまうと分析。

同氏は、「我々はそれらの責任が分担できることに気づき、雇用主に対し男女同じ条件で育児休暇を付与するよう働きかけるべき」と述べた。”(出典:JAMS.TV

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:次期駐日大使にリチャード・コート氏が任命

次期駐日大使にリチャード・コート氏が任命

” オーストラリアのビショップ外相は22日、リチャード・コート氏(69)を次期駐日大使に任命したと発表した。

ミラー大使の後任として年明けに就任する。コート氏は1993~2001年に西オーストラリア州首相を務めた知日派。

州首相時代に液化天然ガス(LNG)や鉄鉱石の主要輸出先である日本との関係を深めた。

自由党の政治家を経て、現在は資源投資戦略コンサルタンツ会長や豪日交流基金理事を務める。

日豪経済交流への貢献が認められ、2008年に旭日重光章を受章した。父のチャールズ氏も同州の元首相だった。

ビショップ外相は声明で「日本はアジアで最も密接な戦略的パートナーであり、最も重要な経済パートナーの一つだ」と述べ、安全保障や防衛面で日豪の絆が強まっていると指摘した。”(出典:日本経済新聞

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ニューサウスウェルズ州、シドニー五輪前以来の経済成長率

ニューサウスウェルズ州、シドニー五輪前以来の経済成長率

” 豪政府統計局(ABS)の発表によると、オーストラリア・ニューサウスウェールズ(NSW)州の2015/16年度(15年7月~16年6月)の経済成長率は3.5%増と、シドニー・オリンピック開催直前の1999/2000年度(99年7月~00年6月)以来最高となった。

シドニーを中心として建設業が同10.8%増、金融サービス業が4.8%増と堅調だったことを背景に、他州を上回った。

資源投資ブーム以後の経済の中心として、NSW州がオーストラリア経済をけん引している。シドニー・モーニング・ヘラルドが伝えた。

NSW州のベレジクリアン財務相は「経済成長全体で州別で1位となったのは25年間で初めて。

教育や観光などサービス輸出が年12.5%で伸びていることなどが背景にある」と話した。NSW州の州内総生産は同年度に5,313億2,000万豪ドル(約43兆2,400億円)に達し、前年度から約180億豪ドル増加した。

州民1人当たりの総生産も2%伸び、ビクトリア(VIC)州の1.4%を上回って首位となった。

一方、VIC州も3.3%増と、8年間で最高水準となった。VIC州の建設業と金融サービス業はそれぞれ9.9%増、5.5%増とけん引した。

そのほか、西オーストラリア州は資源ブーム後に大きく減速し、1.9%増と過去10年間の平均5%を下回った。最も伸びが弱かったのはタスマニア州で1.3%増。

ただ、NSW州とVIC州では、製造業が3.1%減、2.7%減、農業・林業・漁業が6.9%減、8.4%減と落ち込んだ。

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)は、発表したリポートの中で、NSW州とVIC州の経済成長はここ数カ月で鈍化した兆候があるとの見方を示している。”(出典:NNA.ASIA

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ワラビーズ、パリでフランス代表との接戦を制す

ワラビーズ、パリでフランス代表との接戦を制す

試合内容に言及した日本語訳された記事を見つけられませんでしたが・・

France vs Australia 20/11/2016

Wallabies:ワラビーズ、フランス代表に25-23で勝利。

「最後(フランスのドロップゴールが決まれば)あわや」という辛勝で、

ワールドラグビーのランキングもオーストラリア3位、フランス7位ということを考慮すると順当な結果も、

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ノーザンテリトリー準州 紹介

ノーザンテリトリー準州 紹介

” ノーザンテリトリーの面積はオーストラリア全土の約6分の1を占めているんだ。

だけど、人口はオーストラリア全体の約1%に過ぎない、約25万人しかいないんだよ。

そんなノーザンテリトリーには、世界遺産として世界的に有名な、ウルル(以下、エアーズロック)があるよ。

エアーズロックは、オーストラリアの中心部にある巨大な一枚岩で、「地球のおへそ」とも呼ばれていて、とても美しくて神秘的だよね。

ほかには、カカドゥ国立公園も観光スポットとして有名だよ。オーストラリア最大の国立公園で、日本の四国に匹敵するくらい大きいんだ。

多種多様な動植物を見ることができて、オーストラリアの大自然を満喫することができるよ。

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Uluru, NT.-

ノーザンテリトリーの主要な産業についてもお話するね。ノーザンテリトリーは、多様な鉱物資源やガス・石油資源に恵まれているよ。

近海には、オーストラリアの天然ガスの消費を200年にわたってまかなうことができるほどの資源があると言われているんだ。

特に資源開発で大きな話題となっているのが、「イクシスLNGプロジェクト」だよ。

国際石油開発帝石が中心となって、フランスの大手総合エネルギー企業や、日本の電力会社、ガス会社と手を組んでLNG(液化天然ガス)開発を手掛ける、大型のプロジェクトなんだ。

このことからも、この地域の豊富なエネルギー資源は、世界中の企業に注目されていることがわかるよね。

ちなみに、そこで生産されるLNGのうち、約7割が日本に向けて輸出される予定なんだ。

エネルギー開発などを通じて、ノーザンテリトリーと日本の結びつきも強くなっているよ。”(出典:Invesco オーストラリア投資情報

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