「武道・格闘技」カテゴリーアーカイブ

ピーター・アーツのリングとは裏腹な気さくが心に沁みた:ピーター・アーツ DREAM撮影会 参加記

6月も折り返しを過ぎ後半、時節柄、当然といえばそれまでですが、

2ヶ月ぶり生涯2度目の巣鴨駅下車で向かった先は闘道館

冷んやりとシケた梅雨空の下、4月↓以来で巣鴨の闘道館へ。

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今回、訪ねる先はK-1 WORLD GRAND PRIXを制すること3度、

開催1週間前とか、急遽実現したピーター・アーツDREAMショット撮影会。

Peter Aerts:ピーター・アーツ。

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田崎健太さんが迫った長州力の生きざま:『真説・長州力 1951-2015』読了

先日、中間記↓をアップロードした

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『真説・長州力  1951-2015』を読了。

485ページ全編に渡って、長州力さんが辿った軌跡が描かれているわけではなく、

そこには昭和のプロレス史の歴史についても記されており、長州力さんの生きざまとともに読み応えを実感しました。

UWFインターナショナルへの怨讐

個人的には会場に足を運んでいた新日本プロレスとUWFインターナショナルの全面対抗戦について書かれた

「第十一章  消されたUWF」が特に興味深く、

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田崎健太さんが迫った長州力の生きざま:『真説・長州力 1951-2015』中間記

先週末から読み始めた『真説・長州力 1951-2015』、

3日目で200ページ(全15章中、第6章)まで読み終えたので、そこまでのおさらい。

” プロレスの世界には、大相撲から引き継がれた隠語が数多くある。

長州はしばしば「お米」という「金銭」を意味する言葉を使った。・・中略・・

長州にとってプロレスは、お米を稼ぐための「仕事」だった。

当初、「仕事」の話は早く終わらせようとした。一方、プロレスラーとなる前、彼に大学時代について話をするときはいつも愉しそうだった。”(p36)

と本書を書き上げるべく著者の田崎健太さんが、

長州力さんに断続的に取材を行い、得られた言葉をもとに485ページにわたる伝記。

背負った二つの名前

前半は生い立ちに関して綴られており、例えば韓国代表として出場したミュンヘンオリンピックに関して

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工藤美代子さんが迫った神格化された伝説の横綱 双葉山関の実像:『一人さみしき双葉山』読了

先日、中間記↓をアップロードした

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『一人さみしき双葉山』を読了。

木鶏に込められた思い

まず、双葉山関が神格化されたのには

” 昭和十六年、日本は太平洋戦争に突入し、およそレジャーと名のつくものは禁止され国民は耐乏生活を強いられた。その中にあって、相撲だけは国技として大衆の人気を一身に集めた。”(p205)

という時代背景があった。

双葉山関についてまわる連勝記録が六十九で途絶えた際の「イマダモッケイニオヨバズ」の一文が発せられたのは、

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工藤美代子さんが迫った神格化された伝説の横綱 双葉山関の実像:『一人さみしき双葉山』中間記

昨今の昭和の偉人たちへの関心の高まり、その中の一人、双葉山関に対する興味から『一人さみしき双葉山』を読み始めて

242ページ(別途、解説)あるうち136ページ(12/20)まで読み終えたので、

そこまでのおさらい。

本書は著書の工藤美代子さんが、ともに旅行に出られたお母さまから

” 「双葉山ってお相撲さんが死んだ時ね、焼場に恋人が現れたの。そして、そっと係りの人にお金をつつんで、お骨を分けてもらって帰ったんですって。

ママはその話を、鏡里のおばあちゃんから聞いたんだけど、あの頃、『骨まで愛して』っていう歌謡曲が流行っていてね、骨まで愛した女が本当にいたんだねえって、おばあちゃんがしみじみ言ったのを、今でも覚えているわ」”(p9)

という話しを耳にした後、幾つかの偶然が重なり、

” スポーツの世界を、普通の人よりはよく知っているはずの両親が、揃いも揃って、双葉山のこととなると、とたんにロマンチックになってしまう。

これは、つまり、双葉山という力士が、完全に神格化されてしまっているからだろうと私は解釈した。”(p15)

との仮説に至り、

謎に包まれた双葉山関の実像への関心が高まり、現役時の文献を参照したり、生前の双葉山関と親交のあった人たちなどへ取材が行われ、等身大の姿を浮かび上がらせようと意図されたもの。

先日、読了した『横綱の品格』↓が、

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大下英治先生が描いた力道山の生涯:『力道山の真実』読了

先日、中間記↓をアップロードした

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大下英治先生の『力道山の真実』を読了。

プロレス界に止まることのなかった影響力

(中間記で触れた後の)本の中〜後半は、

力道山のキャリアを良くも悪くも大きく左右することになった「柔道の鬼」と称された木村政彦さんとの一戦に、

そこから命を狙われるようになったり、或いは極真空手創設者の故大山倍達館長に敵討ちを画策され、実に一年半に及んで付け狙われたり・・、

時代を背負って光を浴びた分、その裏側での陰の部分も色濃く伝わってきます。

また、日本国内でのプロレスリング発展、定着のためにさまざまな尽力する傍、先見の明があり、

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大下英治先生が描いた力道山の生涯:『力道山の真実』中間記

作家 大下英治先生が、昭和のレジェンド力道山の生涯を描いた

『力道山の真実』を読み始めて全388ページあるうち、半分程度(〜p192)読み終えたので、そこまでのおさらい。

先日記事にした↓通り、

<< 2018年4月19日投稿:画像は記事にリンク >> 双葉山、力道山もろもろ昭和の巨人に惹かれる この頃

力道山について知っていることは、名前くらいといったレベルでしたが・・

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大横綱 双葉山関が振り返った「木鶏」の域を追求した相撲求道の日々:『新版 横綱の品格』読了

大横綱 第三十五代横綱双葉山の著書『新版 横綱の品格」を読了。

(著者名は執筆時/親方時の時津風定次)

昭和二十九年に引退され、当然、双葉山関の現役時の姿は知らないものの、不倒の記録六十九連勝であったり、

同記録が途絶えた際に残した「我、いまだ木鶏たりえず」であったり、

伝説の人物として長く脳裏に刻まれており、「実際、どんな人だったんだろう?」の思いを抱いており、

つい先日、著書(本書)が出版されていることを知り、入手した経緯。

逆境を逆手に

淡々と双葉山関が生涯をふり返っておられる印象で、体格に恵まれているわけでもなく、

大横綱として地位を確立するまでは

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