元格闘家、現リングスCEO & 総合格闘技大会「THE OUTSIDER」 プロデューサー 前田日明さんの『日本人はもっと幸せになっていいはずだ』を読了。
サイン本販売機会を捉え
即反応し入手していた経緯。
見過ごされている致命的危機
タイトルからてっきり日本人が見落としてしまっていること、気づいてない幸せに目を向けさせられる内容と思いきや
冒頭から
” 日本に対して憤っていることがあるからだ。日本という国の考え方、やり方に怒りを抑えることができない。
例えば、地震対策についてだ。南海トラフ地震は2000年代の最初の時点で30年の間に70%の確率で起こると言われていた。
しかし、日本政府はいまだにしっかりした対策をとっていない。”(p2)
に、現在、未曾有の豪雨が降り続いている九州に関しても
続きを読む 前田日明さんが示した日本が厳然と直面している数々の国難:『日本人はもっと幸せになっていいはずだ』読了 →
週の前半、読み始め記⬇︎を
アップロードしていたノンフィクション作家 田崎健太さんの『真説・佐山サトル タイガーマスクと呼ばれた男』を読了。
追い求めた理想と現実の間
本の序盤から中盤に差し掛かり、
” <下関キエタ>と書かれていた。下関とは佐山のことだ。佐山がサイン会に現れなかったというのだ。”(p231)
と鬱積していた新日本プロレス(≒アントニオ猪木)の不満が遂に行動で示されてから、苦悩の色合いが濃くなっていき、
続きを読む 田崎健太さんが迫ったタイガーマスクに隠された佐山サトルの真実:文庫版『真説・佐山サトル タイガーマスクと呼ばれた男』読了 →
文庫となった『真説・佐山サトル タイガーマスクと呼ばれた男』を読み始めて
プロローグ 佐山サトルへの挑戦状
第一章 父親のシベリア抑留
第二章 プロレス狂いの少年
第三章 ガチンコの練習
第四章 『格闘技大戦争』
第五章 サミー・リー、イギリスを席巻
第六章 タイガーマスク誕生
第七章 結婚とクーデター
第八章 電撃引退
第九章 ”格闘プロレス” UWF
第十章 真説・スーパータイガー対前田日明
第十一章 佐山サトルの”影”
第十二章 初代シューターたちの苦闘
第十三章 バーリ・トゥードの衝撃
第十四章 ヒクソン・グレイシーと中井祐樹
第十五章 修斗の訣別
エピローグ ”孤高の”の虎
など(別途、あとがき 他)と章立てされているうち、第六章 タイガーマスク誕生(〜p202)まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
「サイン本、当たれ〜」と思っていたところ
その願いが通じ入手していた一冊 ^^
2018 >> 2021 復習&アップデート
原書は、2018年夏に読んでいながら
三年も経とうかというタイミングで、記憶の大部分は曖昧。読んでみて「あっ、そうだった!そうだった!」という感じで進行。
続きを読む 田崎健太さんが迫ったタイガーマスクに隠された佐山サトルの真実:文庫版『真説・佐山サトル タイガーマスクと呼ばれた男』読み始め →
第69代横綱白鵬専属トレーナー 大庭大業さんの『白鵬の脳内理論 9年密着のトレーナーが明かす「超一流の流儀」』を読了。
サイン本販売現場に遭遇し、
レア感もあり、即反応していた経緯。
強さとは裏腹な内面
本書は、大庭大業さんが、
“「九州にいいトレーナーがいるから」”(p249)
との薦めから、当初は1場所限りとの約束でマッサージを引き受けたところから現在に至る付き合いに発展し、
TV画面を通じて伝わる白鵬関とは裏腹に感じられる
続きを読む 大庭大業さんが明かす横綱白鵬強さの源泉:『白鵬の脳内理論 9年密着のトレーナーが明かす「超一流の流儀」』読了 →
先週、中間記 ⬇︎
をアップロードした吉田豪さんの『書評の星座 吉田豪のプロレス&格闘技本メッタ斬り 1995-2004』を読了。
中、後半は感じ掴めてきたスピードアップ感に、通常版より短めの回もありましたが、内容的面白さに牽引されたような。
プロレス、格闘技界のリアル
上げ幅強かったパートを抜粋すると・・
“「リングの上の闘いはそれこそ生きるか死ぬかの迫力で臨まなければ、お客さんを惹きつけることなんかとうていできない。
お互いを罵り合って『ぶっ殺してやる』といった発言が新聞に載り、一触即発の緊張感が次にどう転ぶかわからないような意外性。
知恵を絞り、工夫を凝らし、こうした展開を必死になって考えていく。それがプロレスというビジネスなんだ」”(p414/『俺の魂』アントニオ猪木)
という根源的な話しに、
続きを読む 吉田豪さんがプロレス、格闘技系本に下した鉄槌と評価:『書評の星座 吉田豪のプロレス&格闘技本メッタ斬り 1995-2004』読了 →
日曜日の夜から「はじめに」をゆらゆらと読み始め
上記⬆︎14冊の最高峰と捉えていたプロ書評家、プロインタビュアー、コラムニスト吉田豪さんの
“『ゴン格』以前、判型の小さな『紙のプロレス』で95年に連載が始まり、『紙プロ』休刊後は『紙のプロレスRADICAL』で復活したが04年にトラブルで連載終了となった、オリジナル版『書評の星座』の単行本化である “(p3)
という『書評の星座 紙プロ編 吉田豪のプロレス&格闘技本メッタ斬り 1995-2004』で、六日目となる金曜日、67項目あるうちの33項目目(307/575ページ)まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
本書の出版は、咋夏(2020年)読んだ ⬇︎が、
売れたことで出版に至ったとのこと。続編となりますが、時間軸は遡ることに。
鉄槌の矛先
出版前、吉田豪さんが原稿を読み直され(→適宜修正)、
” 本の内容に関してはいくらでも罵っていいといまでも思っているし、その点に関しては当時から意外なぐらいに批判しているんだなと思った次第。”(p4)
と書かれていて、その矛先は、
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金曜夜、開放感に浸りながらオンラインで、
『書評の星座 紙プロ編:吉田豪のプロレス&格闘技本メッタ斬り 1995-2004』刊行記念トークイベント 吉田豪 x 玉袋筋太郎「あの頃を語ろう」を(アーカイブ)視聴。
詳細については「no Tweet」とのお達しに、下記 tweetによると
(2021年)4月紙上公開予定である模様で、この場で言及しませんが、
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総合格闘家 朝倉未来選手の自伝『路上の伝説』を読了。
昨年(2020年)末のサイン本販売日に照準を合わせて
入手していた一冊。
積み重ねてきた伝説
朝倉未来選手本は、⬇︎昨年3月以来 。
前著『強者の流儀』では、考え方、死生観といったビジネス書的なアプローチでしたが、本書は幼少の頃から現在主戦場としているRIZINのリングに上がった頃まで。
1992年生まれ=30歳前で自伝が出版されてしまう経緯から凄いですが・・
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる