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川﨑宗則選手の福岡ソフトバンクホークス退団/自由契約報道に触れ感じたこと

今週始まって早々にびっくりしたのが、

最初に経緯を知ったYahoo!ヘッドライン

川崎宗則選手の福岡ソフトバンクホークス退団(自由契約)の知らせ。

出典:福岡ソフトバンクホークス公式サイト(画像は記事にリンク)

昨シーズン終了後から動静が伝えられることが殆どなく、先週取材に応じた(川崎宗則選手の)お父さまが

出典:NEWS ポストセブン(画像は記事にリンク)

「生きてますよ」「時期が来たらあの子なり球団なりから発表があると思いますから」といった前フリ?から

週明け早々に、この展開と、、。

まず何よりも願うこと

福岡ソフトバンクホークスファンでないがゆえ、大リーグ挑戦を終えた時点で自分の中では一区切りといった感はありましたが、

<< 2017年4月2日投稿:画像は記事にリンク >> 川崎宗則選手、6年ぶりに日本球界復帰/福岡ソフトバンクホークス入りを決断。

特別に声援をおくりたい選手であることに変わりなく、

今回の報道に、ご本人の「自律神経の病気にもなり・・」のコメントは衝撃的で、

出典:Sponichi Annex(画像は記事にリンク)

内幕に迫った記事↑もさっそく出ていましたが、

ファンとしては何より今は体調を快方に向かわせるだけを願い、また、元気な姿を我々ファンの前に表してほしいと切に願うところです。

オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:「おかえり、ファーディー」スコット・ファーディー 6年半ぶりの釜石帰還

「おかえり、ファーディー」スコット・ファーディー 6年半ぶりの釜石帰還

” 「ファーディー!ファーディー!」

小さな体育館に子どもたちの愛らしい掛け声が響く。被災地・岩手県釜石市の小佐野小学校。

歓声の先では、あごひげ、坊主頭の197cmのオーストラリア人が楕円のボールを追いかけていた。

3月12日の月曜日の午前。震災時、釜石のラグビーチーム、釜石シーウェイブス(SW)に所属していたスコット・ファーディー選手が6年半ぶりに”里帰り”した。

『復興「ありがとう」ホストタウン事業』の一環だ。小学校では、6年生の子どもたちと交流し、タグラグビーを一緒に楽しんだ。

「子どもたちが元気で疲れました」と、ファーディーは顔をほころばせた。

33歳のラグビーワールドカップ2015年大会の豪州代表選手。まじめな性格は相変わらずで、子ども相手でも必死に走り回った。

「最高の時間を過ごせました。ずっと釜石のことを想っていました。懐かしい。まちの復興の様子も見ることができて、うれしかったです」

あの日、この日参加した子どもたちはまだ、4歳か5歳だった。2011年3月11日。ファーディーは釜石に来て3年目だった。「人生を変えるような瞬間」を体験した。

練習後、山側の自宅に戻った時に大きな揺れが始まった。まちの海側は津波に襲われた。釜石では1,000人を超える死者・行方不明者を出した。混乱、絶望、失意……。

震災直後、釜石を訪ねた際、ファーディーは怪力を生かし、元ニュージーランド代表のピタ・アラティニらチームメイトと一緒に救援物資センターで大きな荷物を運んでいた。ボランティア活動だった。

当時、ファーディーは26歳。オーストラリア大使館の車が釜石にやってきて帰国を勧めたが、その申し出を断り、釜石に残って救援活動に奔走していた。彼は「ここに仲間がいるから」と理由を説明した。

「だって、ラグビーはワン・フォア・オール、オール・フォア・ワン(ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために)でしょ」

東日本大震災から7年を迎えた11日、ファーディーは釜石に戻ってきた。

いま、アイルランドのクラブチームに所属している。優しく、思いやりのあるファーディーは所属クラブのウェアやグッズの土産をわんさとスポーツバッグに詰めて、釜石に帰ってきた。

その日の夜は釜石SWの松倉グラウンドそばの酒・雑貨屋の隅っこでラグビー仲間と缶ビールを口にした。笑い、語らい、人生の不思議さを思った。「運」と「縁」である。

ファーディーと同じく2009年に釜石入りした長田剛コーチは顔をくしゃくしゃにする。3年間、一緒にプレーした。ふたりは大の仲良しだった。

「彼(ファーディー)とは、よく一緒に飲んでいました。ずっと釜石を忘れずにいてくれたのはうれしいですね。誇りにもしてくれているのかな」

ラグビーワールドカップ2019アンバサダーも務める釜石SWの桜庭吉彦ゼネラルマネジャーはこう、漏らした。

「心強いですね。ええ、彼の思いが。釜石に戻ってきて、昔のように振る舞ってくれる。心強いです」

12日朝、ファーディーはひとり、ホテルの周りを散歩した。震災当時、瓦礫(がれき)の山だった川、海沿いの市街地を歩いた。

まちはほとんど復旧している。でも、プレハブの仮設住宅はまだ、釜石市内には残っている。

復興はまだ、道半ばであろう。その過程において、来年秋、釜石でも開催されるラグビーワールドカップが復興を促進させる「希望」となっている。

ファーディーは、小学校訪問のあと、震災で津波に飲み込まれた鵜住居(うのすまい)地区に建設中の釜石鵜住居復興スタジアム(仮称)も見に行った。

鉄骨で組み立てられた櫓(やぐら)の上まで上がった。気温7度。潮風は冷たく、櫓の上はちょっぴり怖かった。

青空の下、北西の大槌湾に向かって翼を広げているように見える白色のメインスタンドの屋根がキラキラ光っている。観客席の設置や塗装工事、芝張りなどはこれからだが、土台部分はほぼできあがっている。

スタンドの屋根は新たな釜石の船出を象徴するかのごとく、白鳥が羽ばたいているようにも見える。ファーディーは漏らした。

「いいスタジアムだな。小さなラグビーのまちに小さなラグビーのスタジアム。でも、大きく、未来に向かって飛び立つみたいだ」

釜石でのワールドカップはお祭りみたいな大会にしてほしい、と言葉を足した。

「釜石の祭りを見て、熱い人が多いなと思っていました。ハートフルな人が多い。試合も祭りみたいになるんじゃないでしょうか。釜石ソング(釜石SW応援歌)も、釜石のフラッグ(大漁旗)も。にぎやかになる」

ファーディーはこのあと、松倉グラウンドに車で戻り、釜石商工高校と釜石高校のラグビー部員にラグビーを指導した。

夜は、野田武則市長らと共にタウンミーティングに参加した。一日中、釜石市民との交流を楽しんだ。

「おかえり、ファーディー!」と銘打ち、来年のラグビーワールドカップへの期待などを語り合った。

そういえば、冒頭の小佐野小学校のタグラグビー交流のあと、ラグビーワールドカップのことを聞くと、ラグビーチームのキャプテン、小学校6年の及川勝太くんは目をキラキラと輝かせながら、こう言った。

「釜石のみんなが元気で明るくなれるような大会になってほしい。これだけ、まちが復興したんだというのを、みんなに見せられるような大会にしたいんだ」

小佐野小学校の2階の校長室。壁にはひとつの白い色紙が飾ってある。真ん中には大きな黒い文字でこう書かれている。”(出典:web Sportiva

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宮本慎也さん(東京ヤクルトスワローズ)に学ぶ、弱者が強者に勝つための洞察力:『洞察力 弱者が強者に勝つ70の極意』読了

今シーズンから東京ヤクルトスワローズにヘッドコーチとして復帰された宮本慎也さんの著書

『洞察力 弱者が強者に勝つ70の極意』を読了。

サイン本販売の情報を検索し、

出典:書泉ウェブサイト(画像はサイトにリンク)

最後の一冊を入手したことが出来た縁で読むことになった一冊。

書泉ブックマート B1F 売場
本に書かれてあったサイン

内容は『週間ダイヤモンド』の連載の中から抜粋、大幅加筆されたもので、

 第1章 一流 一流と二流を分けるもの

 第2章 プロ プロフェッショナルの仕事とは

 第3章 変化 変化を続けられた者だけが生き残る

 第4章 成長 成長する人、しない人の小さな違い

 第5章 役割 自分の役割を見つけ、果たす

 第6章 指導 結果を出す指導者の役割

 第7章 組織 勝つ組織の必然性

の7章立てで構成。

本編では、PL学園の先輩 (元 中日ドラゴンズ立浪和義さんの気配りを例に、

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織田信成さんが誘(いざな)うフィギュアスケートのただならぬ奥深い魅力:『フィギュアほど泣けるスポーツはない!』読了記 後編

フィギュアスケーター 織田信成さんの著書『フィギュアほど泣けるスポーツはない』

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の読了記のつづき。

松岡修造さんと盛り上るやっぱり熱い対談

織田信成さんのライフストーリーが、第一章&第二章で語られ、続いて、同じスポーツ界でキャラが被る?!ところもある

松岡修造さんとの熱血対談。

” 信成 幼いころの修造さんが氷に乗る機会があったら、フィギュアスケートを始めてましたか?

・・中略・・

修造 なぜなら、僕はフィギュアを「見る」ことが好きだから!もう一つは、アスリートとしての自分は、あんなに広い銀盤に一人で立つ勇気はないと思う。

信成 確かに、30x60mのリンクで、多いと1万人のお客さんが見てる真ん中で、本当にポツーンという感じなんですからね。 “(p181)

の部分にフィギュアスケーターが向き合う現実を感じたり、

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織田信成さんが誘(いざな)うフィギュアスケートのただならぬ奥深い魅力:『フィギュアほど泣けるスポーツはない!』読了記 前編

フィギュアスケーターで、現在は関西大学アイススケート部や解説者などとしても活躍の場を広げられている織田信成さんの

『フィギュアほど泣けるスポーツはない! オリンピックをきっかけに僕が皆さんに伝えたいこと』を読了。

フィギュアスケートは自発的に視聴することはないものの、織田信成さん人間味溢れるキャラクターに

本に書かれているサイン。イベントに参加出来なかったものの(イベント後に)ストックされた在庫を入手。

サイン本という入手(の機会という)巡り合わせから「これもいい機会」と内容に興味を持った次第。

本を読む前は一冊、織田信成さんの半生に迫ったものかと思いきや・・

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伊藤智仁さんが振り返ったヤクルトスワローズで迎えた絶頂と再起に賭けた日々:『幸運な男 ー 伊藤智仁の悲運のエースの幸福な人生』読み始め

ノンフィクションライターの長谷川晶一さんが、元(東京)ヤクルトスワローズ 伊藤智仁さんの生きざまに迫った

『幸運な男 ー 伊藤智仁  非運のエースの幸福な人生』を読み始めて

全部で12章(別途、序章&終章)あるうちの第4章までを読み終えたので、そこまでのおさらい。

先日参加したトークショー

<< 2017年12月9日投稿:画像は記事にリンク >> 伊藤智仁さん(元ヤクルトスワローズ)が振り返った今も語り継がれる伝説の1993年シーズン:『幸運な男 -伊藤智仁 悲運のエースの幸福な人生-』発売記念 伊藤智仁さんX長谷川晶一さんトークショー 参加記

の対象書籍として入手したもの。

購入時は、その厚みに驚きましたが、「あとがき」を含め375ページ!

序章 偽りの引退

第1章 萌芽 ー 1993年・ユマキャンプ

第2章 覚醒 ー 強心臓ルーキーデビュー

第3章 脱皮 ー 高速スライダーができるまで

第4章 飛躍     ー     バルセロナ五輪出場

第5章 酷使 ー  6月の全694球

第6章 暗闇 ー 長引くリハビリ

第7章 復活 ー カムバック賞獲得

第8章 異変 ー 再びの手術

第9章 岐路 ー 1年間の執行猶予

第10章 転身 ー 第二の人生の始まり

第11章 奮闘 ー それぞれの、それから

第12章 幸運 ー 彼は本当に「悲運」なのか?

終章 最後の一日

という目次立てで、前半で印象に残ったところでは、まず冒頭の「序章  偽りの引退」のネーミングに,

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鈴木尚広さん(元讀賣ジャイアンツ)から身体と心をつなげる体軸トレーニングについて手ほどきを受けてきた:『 | 運動センスが劇的にUPする | 鈴木尚広式 体軸トレーニング』刊行記念 トーク&サイン会 参加記

讀賣ジャイアンツ鈴木尚広さんの『 | 運動センスが劇的にUPする | 鈴木尚広式 体軸トレーニング』刊行記念トーク&サイン会に参加。

場所は初見参の秋葉原の書泉ブックタワー

11月以来↓通算3度目の鈴木尚広さんのイベントでしたが、

<< 2017年11月2日投稿:画像は記事にリンク >>(元讀賣ジャイアンツ)鈴木尚広さんの『鈴木尚広の走塁バイブル』刊行記念サイン会に行って、今年も神対応頂いた ^^

これまではサイン&撮影会で、今回は初のトークショー。

まず驚いたのは、現役時のストイックなイメージに、イベント時は寡黙にサイン書いて⇒ツーショット写真撮影という流れで固定されつつあった私の鈴木尚広さんのイメージが

お客さんいじりを含めて、よく喋ること!

飽きさせることなく、参加者の方々とフレンドリーに接しておられた鈴木尚広さん

会場内に顔なじみの方が多かった様子であったことも大きかったと思いますが、

「こっちが本当の鈴木尚広さんなのかなー」と、これまでのイメージを見事覆されました ^^;

体軸トレーニングとは・・

肝心のトークの内容も興味深く、本のタイトルに冠されている「体軸トレーニング」は、

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ワラビーズ No.8 ショーン・マクマーンがサントリーサンゴリアスに電撃加入

ワラビーズ No.8 ショーン・マクマーンがサントリーサンゴリアスに電撃加入

” トップリーグ連覇を狙うサントリーサンゴリアスは12月1日、2017-2018シーズンの追加選手として、現オーストラリア代表のFL/NO8ショーン・マクマーンの加入を発表した。

23歳と若いマクマーンだが、すでに代表26キャップを持ち、2015年のワールドカップにも出場している。今年は8月開幕のザ・ラグビーチャンピオンシップ(南半球4か国対抗戦)から11月の日本&英国遠征まで、全11試合に8番をつけて先発。

現在、世界トップクラスのバックローのひとりと言われ、2年後のワールドカップで優勝を目指すオーストラリア代表に欠かせない存在であり、レベルズ退団と日本行きが噂されるようになった今年5月頃から、去就が注目されていた。

身長186センチ、体重101キロのハードワーカーであるマクマーンはサントリーを通じ、「今回日本に行く機会を得て、サントリーサンゴリアスという素晴らしいチームの一員になれることをとても楽しみにしています。

いい文化がチームにあると聞いていますので、すぐにでも、ともにプレーをしたい気持ちです。選手やスタッフメンバーと会えるのが待ち遠しく、合流したらすぐに自分の110%の力を発揮したいと思っています。

またフィールド内外を関係なく、多くを学び、チームに貢献できるように努力していきたいと思います」とコメントした。

トップリーグのレッドカンファレンスで首位に立つサントリーだが、中心選手のひとりであるFL/NO8ジョージ・スミスが負傷で戦列を離れており、シーズン終盤に向けて、マクマーン獲得は大きな補強となった。”(出典:RUGBY REPUBLIC

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