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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:2023年9-11月の求人数 前期比0.7%減、労働需要なお高水準

2023年9-11月の求人数 前期比0.7%減、労働需要なお高水準

” オーストラリア統計局が10日発表した統計によると9-11月の求人数は季節調整済みで前期比0.7%減、前年比14.4%減の38万8,800人だった。

2021年8月以来最低となったが、それでも新型コロナウイルス禍前を70%上回った。

労働市場が全般にやや緩み気味なものの、依然労働者需要が強いことが示唆された。 民間部門の求人は0.6%減、公共部門は1.8%減少した。

統計局の担当者は「11月は求人1人当たりの失業者が1.5人だった。コロナ禍で底となった1.1人は上回るが、20年2月の3.1人ははるかに下回っている」と述べた。

少なくとも1つの求人がある企業は19.7%。昨年のピークは27.7%だった。”(出典:REUTERS

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:航空管制官の不足深刻、突然の遅延欠航も

航空管制官の不足深刻、突然の遅延欠航も

” オーストラリア空港協会(AAA)はこのほど、オーストラリア連邦政府管轄の航空管制公社エアサービシズ・オーストラリア(AA)の深刻な人手不足が、航空ネットワークの能力を低下させ混乱させていると警告した。

2日には利用者の多いシドニー―ブリスベン便が航空管制サービスを突然利用できなくなり、欠航や遅延を招いていた。昨年も同様の障害が330回以上起きていたといい、同協会は連邦政府に対しエアサービシズの見直しを要求している。オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが4日、伝えた。

エアサービシズの最新の統計によると、昨年11月に発生した航空便の遅延のうち11%は同公社に起因するものだった。昨年は1月に26%、2月と6月に23%と、さらに高水準の月もあった。

同協会は連邦政府への提出文書の中で、「エアサービシズの人手不足問題と、管制機能の施設数削減と大型施設への統合は、都市部、地方部双方の空港で航空ネットワークがフル稼働する能力を制約している」と指摘。「緊急の課題として、管制官不足を解決するために必要な人材登用、政策、運用に関する変更を優先するべきだ」と主張した。

航空サービスを巡っては、新型コロナウイルス流行前の運航能力への回復に苦戦している国内航空各社への批判も強まっている。シドニー空港は、シドニー―メルボルン路線の4月の欠航のうち、46%は人手不足・天候不良以外の理由だったとし、多くの遅延や欠航が管制官不足とは関係ないものだったと指摘した。”(出典:NNA ASIA

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