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桜咲き始め、春本番を並走していく 2023年2月入手積読6冊

40日ほど前に積み上がっていた ↓

<< 2023年2月10日投稿:画像は記事にリンク >> 読書時間が朝に偏る日々に買い逃さなかった 2023年1月購入積読5冊

2023年1月購入積読5冊を読み終え、新たに積み上がりし、

l to r:(上段)小泉今日子『ホントのコイズミさん』, 内村航平『やり続ける力』, 泉房穂『社会の変え方』,(下段)川上未映子『黄色い家』, 天龍源一郎『俺が戦った 真に強かった男』, 田尾安志『それでも僕は前を向く』

2023年2月入手6冊。

政治に、スポーツ、プロレスに、お馴染みの著者さんたちで、今回は全サイン本と、これまでの延長線上といった流れ。

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谷繁元信さんが振り返った強打者たちとの戦譜:『谷繁ノート 強打者の打ち取り方』読了

横浜大洋ホエールズ(現 横浜DeNAベイスターズ)、中日ドラゴンズで活躍された谷繁元信さんの『谷繁ノート  強打者の打ち取り方』を読了。

サイン本購入機を捉え

ギリギリのタイミングで入手叶ったサイン本

入手していた一冊。

打撃職人たちとの攻防

本書は

“「こういうタイプの打者には、こんなリードをするんだよ」と机上で語っても、あまりに漠然としていて理解するのは難しいだろう。

ならば、具体的に選手を抜粋して、攻略するほうが、実践的で現実味がある。

私が現役時代に対戦した「打点王」「首位打者」「本塁打王」「盗塁王」を中心に、並いる強打者・巧打者に絞って40人に厳選した(私がずっとセ・リーグに在籍していたため、セ・リーグの打者が中心となってしまうことをお許しいただきたい。)”(p4-5)

との前提から上梓された著書で、俎上に上げられたのは

” 打席に入るとき、必ず「わかっているな」と捕手の私にひと言。つまり、「シュートを投げさせるな」ということ。若い私たちはバッテリーは結果を出さないと次がないので、困ったらシュートの連投だったが・・・(笑)。(50打数9安打、打率.180)”(p25)

という稀代のスラッガー落合博満さんに始まり、

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伊東潤さんが描いた徳川家康の悲願と豊臣秀頼の生きざま:『家康と淀殿 一睡の夢』読了

作家 伊東潤さんの『家康と淀殿 一睡の夢』を読了。

年初(2023/1/10)開催された ↓

<< 2023年1月15日投稿:画像は記事にリンク >> 伊東潤さんの言葉から感じてきた徳川家康:『一睡の夢 家康と淀君』刊行記念 伊東潤さん トーク&サイン会 参加

本書刊行記念トーク&サイン会で入手していた著書。

悲願と生きざまと

満を持して手に取った本書の概要は

” 政治の中心が徳川家に移行したとはいえ、豊臣家中には淀殿(茶々)をはじめとして、復権を図ろうと、虎視眈々と時を待っている者が多くいる。

それを抑えていくためにも、家康は自らが権限を放さず、また長命を保っていかねばならないと思っていた。”(p111-112)

というご時世下、

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筒井康隆先生と蓮實重彦さんの対談、批評、書簡による交差:『笑犬楼vs.偽伯爵』読了

筒井康隆先生と蓮實重彦さんの共著『笑犬楼vs.偽伯爵』を先週末(2023/3/5)読了。

筒井康隆先生のサイン入りを入手出来る機会を捉え

購入時の画面をスクリーンショット *画像は一部加工

入手していた著書。

遠からずも近からずの距離感から

本書は

 まえがき 筒井康隆

 I  対 談  同時代の大江健三郎

  II 批評  『伯爵夫人』論/『時をかける少女』論

      筒井康隆  情欲と戦争

      蓮實重彦

 III 往復書簡    笑犬楼vs.偽伯爵

 あとがき   蓮實重彦

と章立てされ、

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棚橋弘至選手の共感力から見出す突破口:『その悩み、大胸筋で受けとめる 棚橋弘至の人生相談』読了

(2023年)2月末、新日本プロレスリング 棚橋弘至選手の『その悩み、大胸筋で受けとめる 棚橋弘至の人生相談』を読了。

年初、タイミング良くサイン本販売情報がヒットして

タイミング良くヒットした情報から入手したサイン本

その流れから入手していた一冊。

共感力に、経験から導き出された道標

本書は、

” ウェブサイト「OTEKOMACHI」のお悩み相談で、僕は初めての男性アドバイザー。2019年から、このウェブサイトに寄せられる悩みに向き合っています。相談者は主に30代の働く女性たち。”(p8)

という前提から、寄せられた相談及び回答(含.加筆分)が軸となり構成された著書。

ステージIVのガン闘病中の女性からヤサグレた気持ちから抜け出し、穏やかに日々を過ごすことへの助言を求められ、

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堀江ガンツさんが紡いだ昭和プロレス史の要諦:『闘魂と王道 昭和プロレスの16年戦争』読了

10日前(2023/2/15)に ↓

<< 2023年2月15日投稿:画像は記事にリンク >> 堀江ガンツさんが紡いだ昭和プロレス史の要諦:『闘魂と王道 昭和プロレスの16年戦争』中間記

中間記をアップロードしていた堀江ガンツさんの『闘魂と王道  昭和プロレスの16年戦争』を読了。

プロレスが凄まじく火花を散らしていたあの頃の・・

(中間記後)読み進めた中で

” このブッチャーとシンを引き抜いたことが号砲となり、両団体は本格的な引き抜き合戦を開始。新日本はディック・マードック、タイガー戸口らを引き抜き、全日本はチャボ・ゲレロ、上田馬之助を抜き返す。互角と見られていたこの引き抜き合戦に決着をつけたのが、スタン・ハンセンの全日本移籍だった。”(p311-312)

新日本プロレスリング全日本プロレス間で散らされた火花(の断片)に

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堀江ガンツさんが紡いだ昭和プロレス史の要諦:『闘魂と王道  昭和プロレスの16年戦争』中間記

プロレス・格闘技ライター 堀江ガンツさんの『闘魂と王道  昭和プロレスの16年戦争』を読み始めて

全590ページあるうち283ページ(「1980  新日本ブームに対抗する切り札  馬場が3度目のNWA世界王座奪取」)まで読み終え、そこまでのおさらい。

先月(2023年2月)開催されたイベント↓

<< 2023年1月29日投稿:画像は記事にリンク >> 【プロレス本大賞2022】『闘魂と王道 昭和プロレスの16年戦争』敢闘賞受賞記念スペシャルトークショー 鈴木みのるから見た昭和の「闘魂と王道」参加記

の対象書籍として入手していた著書。

” 今も多くのファンの心を熱くする70〜80年代の「昭和プロレス」とは、すなわちアントニオ猪木の新日本プロレスと、ジャイアント馬場の全日本プロレスの存亡をかけた闘い絵巻だった。”(p2)

の一文に始まる本書は、

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読書時間が朝に偏る日々に買い逃さなかった 2023年1月購入積読5冊

2022年末↓に

<< 2022年12月26日投稿:画像は記事にリンク >> 2022年末から2023年始への移行を滑らかにと望むべく揃いし、2022年12月購入積読6冊

積み上がっていた6冊を2月中旬に読み終え、新たに積み上がりし

l to r:(上段)伊東潤『一睡の夢 家康と淀君』, 筒井康隆 蓮實重彦『笑犬楼 vs. 偽伯爵』(下段)堀江ガンツ『闘魂と王道 昭和プロレスの16年戦争』, 棚橋弘至『その悩み、大胸筋で受けとめる』, 谷繁元信『谷繁ノート 〜 強打者の打ち取り方』

2023年1月購入積読5冊。

すべてサイン本で、イベント参加で2冊+タイミング良くサイン本販売情報にアクセスした等で3冊。

筒井康隆先生本に、伊東潤さん(歴史小説)本に、スポーツ & プロレスとお馴染みのジャンルで並びましたが、

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