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畑山隆則さん、原功さん、二宮清純さんが語ったリング上で伝説を築いたチャンピオンたち:『昭和平成ボクシングを語ろう!』読了

元世界WBA世界スーパーフェザー級にWBAライト級と日本人4人目となる2階級制覇を達成した畑山隆則さんと、「ボクシング・マガジン」元編集長原功さんと、スポーツジャーナリスト二宮清純さんによる対談を軸に構成された『昭和平成ボクシングを語ろう』を読了。

本書は、

 第1章 史上最強は誰だ? ー ファイティング原田と井上尚弥

 第2章 昭和を背負った名ボクサー、名勝負・前編 ー 白井義男〜ガッツ石松まで

 第3章 昭和を背負った名ボクサー、名勝負・後編 ー 具志堅用高〜赤井英和まで

 第4章 平成を熱くした名ボクサー、名勝負 ー 大橋秀行〜竹原慎二まで

 第5章 畑山隆則が駆け抜けた時代 ー 世界王者渇望時代に現れた平成の名チャンピオン

 第6章 平成後期を沸かせた名チャンピオン ー 長谷川穂積、内山高志、山中慎介、村田諒太

という章立てに沿って、

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ふかわりょうさんが不器用な日常に共感させらたり、考えさせられた:『ひとりで生きると決めたんだ』読了

ふかわりょうさんの「不器用な日常を綴ったエッセイ集。」のコピーが帯におどる『ひとりで生きると決めたんだ』を読了。

先月(2022年11月)開催された

<< 2022年11月19日投稿:画像は記事にリンク >> ふかわりょうさん『ひとりで生きると決めたんだ』刊行記念トーク&サイン会 スペシャルゲスト:田中卓志さん 参加記

刊行記念イベントで入手していたもの。

全22篇収録されているうち(個人的)読みどころとしては

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斎藤雅樹さんと村田真一さんが振り返った大投手たちの軌跡:『ジャイアンツ伝統のエースたち』読了

先週末、中間記 ↓

<< 2022年12月10日投稿:画像は記事にリンク >> 斎藤雅樹さんと村田真一さんが振り返った大投手たちの軌跡:『ジャイアンツ伝統のエースたち』中間記

をアップロードしていた元読売ジャイアンツの斎藤雅樹さん及び村田真一さんによる『ジャイアンツ伝統のエースたち』を読了。

その(中間記)後に読み進めたのは

 第4章 斎藤雅樹みずからを語る

 第5章 野球史に残る試合

 第6章 21世紀のエースたち

の3章。

覚醒への導火線と、歴代エースの共通点

主として90年代に時代を築いた斎藤雅樹さんが覚醒したのは

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斎藤雅樹さんと村田真一さんが振り返った大投手たちの軌跡:『ジャイアンツ伝統のエースたち』中間記

読売ジャイアンツ 斎藤雅樹さん&村田真一さんによる『ジャイアンツ伝統のエースたち』を読み始めて

 第1章 「旧・先発3本柱」

 第2章 「新・先発3本柱」

 第3章 村田真一みずからを語る

 第4章 斎藤雅樹みずからを語る

 第5章 野球史に残る試合

 第6章 21世紀のエースたち

と章立てされているうちの 第3章 村田真一みずからを語る まで読み終えたので、そこまでのおさらい。

先月(2022年11月)開催された本書お渡し会 ↓

<< 2022年11月15日投稿:画像は記事にリンク >> 元読売ジャイアンツ 斎藤雅樹さん、村田真一さん「書籍お渡し&3ショット写真撮影会」参加記

で、入手していた一冊。

大投手たちのリアル

本書について著者のお二方は

村田真一さん

 ” 大エースたちの投球の感触は、私の左手が記憶しています。

それを読者の皆様につぶさに伝えるのが、巨人35年の歴史に接した私の使命だと考えています。”(p003)

斎藤雅樹さん

  ” 現役引退後、投手コーチとして後進の指導に当たりましたが、今回の書籍制作において「巨人のエースはどうあるべきか」を改めて考える機会となりました。”(p004)

と、冒頭の「はじめに」で述べられており、前半は

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京極夏彦さん、多田克己さん、村上健司さん、黒史郎さんが焦点を当てた数々の仰天民話『ひどい民話を語る会』読了

京極夏彦さん、多田克己さん、村上健司さん、黒史郎さんによる共著『ひどい民話を語る会』を読了。

先月(2022年11月)初めに参加したイベントで↓

<< 2022年11月3日投稿:画像は記事にリンク >> 京極夏彦さん、多田克己さん、村上健司さん、黒史郎さん登壇イベント「帰ってきた、ひどい民話を語る会」参加記

会場売りされサイン目当てに購入していた著書。

文学にならざるに分類された・・

本書は

” よくできた話は文書化され、さまざまな文学になりました。

そうでもない話 ー 爺ちゃん婆ちゃんの適当な話は、民俗学者に採集され、分類されました。

・・中略・・

聞き手を喜ばせるためなら、爺婆のサービス精神はどんどんエスカレートしていくんです。

結果的に取り返しのつかないものが生まれたりもします。囲炉裏端にはコンプライアンスもポリティカル・コレクトネスもないんです。そしてー。

ひどい民話が誕生するんです。”(p10-11)

という背景から、民話に精通されている?既述の四方によって不可思議、意図不能といった民話の数々が紹介されているもの。

「ひどい」の文言がタイトルに冠されたのは

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おいでやす小田さんの捨てられないモノあれこれに、生涯忘れ得ぬ大事なモノ:『僕はどうしても捨てられない。』読了

おいでやす小田さんの『僕はどうしても捨てられない。』を読了。

サイン本販売のタイミングに乗り遅れそうになったものの

取り置きが出来なかったため電話確認後、ドキドキしながら電車移動〜売場を訪れ、残り2冊となっていたうちの1冊を無事keepの瞬間

検索結果頼りに連絡を入れた所で、残り2冊という在庫状況で入手叶っていた一冊。

本書は

” この本では、家にずっとあるモノについて、僕が「なぜ捨てないのか」をひたすら語っています。”(p.002)

とタイトルから想起される通りの内容で、

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そろそろ年末も感じ始められた頃に馴染みのカテゴリーで揃いし 2022年11月購入積読6冊

今週、今月(2022年11月)上旬に積み上がっていた

<< 2022年11月5日投稿:画像は記事にリンク >> 非サイン、内容への興味から食指動いて揃いし 2022年10月購入積読5冊

10月購入5冊を読み終え、新たに積み上がりし

l to r:(上段)錦織一清『演出論』, ふかわりょう『ひとりで生きると決めたんだ』, 斎藤雅樹 村田真一『ジャイアンツ伝統のエースたち』(下段)おいでやす小田『僕はどうしても捨てられない』, 京極夏彦 多田克己 村上健司 黒史郎『ひどい民話を語る会』, 畑山隆則 原功 二宮清純『昭和平成ボクシングを語ろう!』

11月購入の6冊。

・・といっても、まだ月中につき残り5日間で更に11月購入分増えることも考えられますが、おそらくあと1回年内に積読回が記事になるであろうと、このタイミングで一回切り。

今回は(10月と異なり)原点?に立ち返り、すべてサイン本。イベント参加に、入荷情報を参照しての購入。

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アントニオ猪木さんが振り返ったライバルたちとの激闘:『生きるために闘う』読了

先週末に中間記 ↓

<< 2022年11月20日投稿:画像は記事にリンク >> アントニオ猪木さんが振り返ったライバルたちとの激闘:『生きるために闘う』中間記

をアップロードしたアントニオ猪木さんの『生きるために闘う』を読了。

世紀の一戦から盟友へ

その(中間記)後、読み進めた中でページ数が割かれていたのは、やはり

” 「誰か、東洋人で俺に挑戦するヤツはいないか。ボクサーでもレスラーでも空手家でもかまわない」

スポーツ紙に載った、アリのこのひと言が俺に火をつけた。

「よし、やってやろうじゃねぇか」

アリにすれば、まさか俺のように、その言葉を本気にするヤツが現れるとは思っていなかったに違いない。”(p176)

というモハメド・アリ。愛弟子 藤原喜明選手の章でも

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