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斉藤和巳さんが圧巻の現役選手生活を実現した考え方:『斉藤和巳 エースの銀言 人生のディフェンス力』読了

現役選手時代(福岡ダイエーホークス〜福岡ソフトバンクホークス)の大エース斉藤和巳さんが発してきた言葉が

” 印象的だったプロでの活躍やドラマチックな野球人生とは別に、野球とは直接関係のない分野の人たちの間で、しばしばその言葉の的確さ、クレバーさが噂になっている。

あるマーケティングプランナーの言葉を借りるならば、「斉藤和巳の話は、野球を超えた人生哲学みたいだ」という評価だった。”(p007)

との評価を得、インタビューでその考えを抽出し、まとめられた『斉藤和巳  エースの銀言  人生のディフェンス力』を読了。

サイン本販売機会に反応し入手。

サイン本販売機会に反応し、入手していた経緯。

現役選手時、実践された考え

その考えとは

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京極夏彦さんが描いた江戸末期、遠野での化け物騒動:『遠巷説百物語』読了

週初め、中間記 ⬇︎

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をアップロードした京極夏彦さんの『遠巷説百物語』を読了。

その(中間記)後、読み進めたのは

 鬼熊

 恙虫

 出世螺

の三話。中間記の所感で

> 文は平易に分かりやすく

と書きましたが、後半はそのハードルが上がった印象有り。当初は独立した話が六篇と思いきや

大きく影響せずとも登場人物の重複など前話の内容を引用した記述に、そもそも本作はシリーズものの新作との位置付けで

遥かに深い読み方があることに中途から気づかされました。収められている話しは

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この夏に読んでおきたかった非積読/差し込み重量級4冊

夏とは、高校生までの感覚で2学期が始まるまでの8月中を指し、

このところ本の購入時期を半月〜ひと月単位で区切り、期間内に積読された本を読んでいくスタイルできていました。

ただ、積読本が溜まってきてしまっている(これを書いている時点20冊+)ことに、その中には分厚いタイトルも含まれ、

後者の方に少なからずの圧を感じていたため早いとこ読んでしまうおうと積読された束から購入時期を度外視し取り出した4冊 ↙️

l to r:Greg Renoff『ヴァン・ヘイレン・ライジング』, 万城目学『ヒトコブラクダ層ぜっと』上/下, 京極夏彦『遠巷説百物語』

左端の『ヴァン・ヘイレン・ライジング』は

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京極夏彦さんが描いた江戸末期、遠野での化け物騒動:『遠巷説百物語』中間記

小説家、意匠家 京極夏彦さんの『遠巷説百物語』を読み始めて

 歯黒べったり

 礒撫

 波山

 鬼熊

 恙虫

 出世螺

と六篇収録されているうちの三篇を読み終えたので、そこまでのおさらい。

ふと何かの機会、京極夏彦さんのサインを見て、筆跡に魅了されて程なく、

サイン本、最後の一冊に遭遇。

サイン本販売機会に直面、最後の一冊を確保出来たことで入手していた著書。

未知なる京極小説の世界観

名前は頭に入っていたものの初の京極夏彦さん本で、帯に

江戸末期の遠野で「化け物退治」が繰り広げられる。

本書、帯。

とあり、怪談を想定しての読み始め。

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万城目学さんが描いた特殊能力を持つ三つ子の大冒険劇:『ヒトコブラクダ層ぜっと(下)』読了

週中に、上下巻のうちの上巻を読み終えていた

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万城目学さんの『ヒトコブラクダ層ぜっと(下)』を読了。

下巻は、上巻を上回る490ページ、下巻突入時についていた加速感も、さすがにスローダウンしましたが・・

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万城目学さんが描いた特殊能力を持つ三つ子の大冒険劇:『ヒトコブラクダ層ぜっと(上)』読了

(2021年)6月下旬購入分を差し込みで読み始めた小説家万城目学さんの『ヒトコブラクダ層ぜっと(上)』を読了。

<< 2021年6月27日投稿:画像は記事にリンク >> 西荻窪にある今野書店に行ってきた(伊野孝行さん『となりの一休さん』刊行記念フェア&清水克行教授『室町は今日もハードボイルド』サイン会 参加記

西荻窪にある今野書店往訪時に上/下巻セットでのサイン本販売に珍しさを感じ購入していたもの。

三つ子に与えられし、三様の能力

上下巻で計935ページに及ぶ大作で、

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浅田真央さんが振り返ったフィギュアスケーターの栄光と苦悩:『浅田真央 私のスケート人生』読了

フィギュアスケート界を牽引した第一人者浅田真央さんの『浅田真央  私のスケート人生』を読了。

昨年(2020年)末に読んだ

<< 2020年12月19日投稿:画像は記事にリンク >> 『浅田真央 100の言葉』を読了して「真央ちゃん」のイメージを完全に覆された

『浅田真央 100の言葉』が印象的で、「また何か・・」と思っていたところサイン本が手に入る機会があり、手元に引き寄せていた経緯。

引退が脳裏を過ぎる日々

引退発表の舞台に始まる(プロローグ)は、

 I  浅田真央、引退

 II 浅田真央、「フィギュアスケーター・浅田真央」を語る

 III 次のステップ

の章立てのもと、

” 表現面を評価する演技構成点では高い得点が出るのだが、ジャンプが決まらないのだ。

技術点がブレーキとなり、総合の得点が伸びてこない。真央の気持ちは揺れ動いた。

真央はそのころの苦しい状況をこんなふうに振り返る。

「がんばってみよう、と思ってはじめたシーズンだったのですが、いろいろなことがうまく回っていきませんでした。

そのせいもあって、試合も思うようにいかなくて。試合を終えるごとに、『もう無理かもしれない』という思いが強くなっていきました。」”(p30)

という引退に至る苦悩、葛藤に、

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筒井康隆先生が描いた錯乱、狂気らが混在加速する短編集:『世界はゴ冗談』読了

筒井康隆先生の短編集『世界はゴ冗談』を読了。

一時(2021年5〜6月)、筒井康隆先生の作品を集中的に購入した

<< 2021年6月13日投稿:画像は記事にリンク >> 先月(2021年5月)末から今週(6/7〜13)にかけて嬉しかったこと:筒井康隆先生本7冊

きっかけになった作品で、本書は

 ペニスに命中

 不在

 教授の戦利品

 アニメ的リアリズム

 小説に関する夢十一夜

 三字熟語の奇

 世界はゴ冗談

 奔馬菌

 メタパラの七・五人

 附ウクライナ幻想

の十編を収録。

三字熟語の羅列のみで展開される「三字熟語の奇」はじめ

「三字熟語の奇」(抜粋)

カオス(混沌)との印象強く、作品によって理解度はまちまちですが、個人的なハマりどころは

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