万城目学さんが描いた特殊能力を持つ三つ子の大冒険劇:『ヒトコブラクダ層ぜっと(下)』読了

週中に、上下巻のうちの上巻を読み終えていた

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万城目学さんの『ヒトコブラクダ層ぜっと(下)』を読了。

下巻は、上巻を上回る490ページ、下巻突入時についていた加速感も、さすがにスローダウンしましたが・・

” どうしてロープがいきなり空から垂れているのか。どうして砂漠の夜が寒くないのか ー」”(p10)

或いは

” どこかに、秘密の入口、ある。その場所を知っているのは、ハサンだけ。でも、誰もハサンの言葉、わからない。誰も入口、見つけられなかった。彼が、来るまで」”(p70)

と謎めいた状況が続き、やがて紙一重の決死の戦いを経て、後半に次第に謎が解き明かされ、そして迎えるフィナーレ・・ といった大掴みの流れ。

試されるふんだんの想像力

場面が切り替わり、緊迫の度合いも増し、想像力をふんだんに使うことを余儀なくされ、

その分量から1回読んだだけでは、謎解きにつながる伏線を拾い切れませんでしたが、

購入本に書かれていたサイン、落款 & (上巻と異なる)スタンプ

普段の細切れ時間の読書と異なり、まとまった読書時間に上手い具合にハマった著書で、そのスケールに圧倒されました。

願わくば映像化され、自分が思い描いた世界観との相違などを答え合わせしてみたいかな〜 という欲求も ^^


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