「business」カテゴリーアーカイブ

オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:不動産市場動向 ⑥

不動産市場動向 ⑥

” オフィス市場動向(3)ブリスベン

2014年後期に賃貸市場の需要に多少の回復が見られたものの、2013年に続き高い空室率が続いた。

投資市場では、国内からの投資が減り、海外からの投資が4割を占める結果となった。

居住用ビルの建設が増加しているブリスベンCBDでは、オフィスの再建設予定が居住用ビルやホテルへ変更されたり、

デベロッパーもテナントの確保の見通しが立つまでプロジェクトを保留しているケースもある。”(『オーストラリア概要 2015/2016』p137)

続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:不動産市場動向 ⑥

オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:不動産市場動向 ⑤

不動産市場動向 ⑤

” オフィス市場動向(2)メルボルン

2014年 メルボルンCBD投資市場は、昨年の23億6,000万ドルから34億6,000万ドルとなり、過去最高額を記録した。

プレミアムグレードの空室率は5%台となっているものの、2015年には新規オフィスビルの完成予定もあるため、2016年頃までは全グレードの平均では8〜9%台を維持していくと見られている。

平均賃料は緩やかな上昇傾向にあり、インセンティブは横ばいとなっている。”(出典『オーストラリア概要 2015/2016』p137)

続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:不動産市場動向 ⑤

オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:不動産市場動向 ④

不動産市場動向 ④

” オフィス市場動向(1)シドニー

シドニーCBDでは、空室率が2014年前期から下降傾向にあった。Barangarooエリアなどの大型開発により、プレミアムグレードの空室率は10%以上を維持にしているものの、

全グレードの平均は1年で9%から7.4%となり、ここ10年の平均値である8%を下回り、今後も7%台が続くと予想されている。

投資市場においては、国内外いずれの投資家の動きも活発で、2013年に比べ7割増しとなった。

平均賃料は上昇傾向にあり、インセンティブはほぼ横ばいになった。”(出典:『オーストラリア概要 2015/2016』p136-137)

続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:不動産市場動向 ④

オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:不動産市場動向 ③

不動産市場動向  ③

” 投資市場は、年間を通して変動はあるものの回復力に富んでいる。シドニー、メルボルンでは他都市に比べ利回りが低いが、2014年末には回復が見込める傾向にあった。

シドニーでは、2015年も需要が供給を上回る状態が続き、賃料の上昇も続くとみられる。

2014年12月時点の空室率は、戸建ては主要都市すべてにおいて2.5%未満とタイトな状況になった。一方ユニットは、メルボルンやブリスベンなど新規のユニット建設が増えている都市では3%以上を維持している。”(出典:『オーストラリア概要 2015/2016』p136)

続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:不動産市場動向 ③

オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:不動産市場動向 ②

不動産市場動向 ②

” シドニーの賃料は、2014年も上昇を続け、戸建ては1年で4%の上昇が見られ520ドルと最高値の記録を更新し続けている。また、新規物件の供給増加にもかかわらず、ユニット賃料も2%の上昇だった。

メルボルンでは、戸建ては変動はなく、ユニットは2.9%の上昇だった。

ブリスベンも同様に戸建ての変動はないものの、ユニットは都心部の新たな物件の影響により1.3%減少した。

アデレードでは戸建てユニットとも大幅な上昇はないものの過去最高値を維持している。

ホバートでは戸建てが3.2%、ユニットが3.8%と全都市のなかで最も値頃な上昇率となった。

パースはここ数年大幅な上昇を記録していたが、2014年は戸建ては6.3%の減少、ユニットは2.5%の減少となった。”(出典:『オーストラリア概要 2015/2016』p136)

続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:不動産市場動向 ②

オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:不動産市場動向 ①

不動産市場動向 ①

” 2014年は、昨年同様政策金利が低く、住宅供給がまだまだ足りず活発の動きを見せた。

オークション落札率も、シドニーでは毎回80%を上回る落札率を続けた。

2014年の住宅価格の全国平均は6.8%上昇した。各都市の上昇率は、シドニーの12.2%を筆頭に、ブリスベン5.3%、メルボルン4.5%、アデレード2.5%、ホバート2.2%、キャンベラ1.7%、パース1.2%、ダーウィン0.8%と、

都市によって上昇率に違いはあるものの、2014年8主要都市全てにおいて上昇の傾向にあった。CoreLogic RP Data調べでは、2015年1月の戸建ての全国平均価格は590,000ドル、ユニットは487,500ドルを記録している。”(『オーストラリア概要 2015/2016』p136)

続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:不動産市場動向 ①

地元行政と金融機関がタッグを組んだ起業セミナーに行ってきた:「実践!創業セミナー」参加記 ③

実践!創業セミナーの3回目.-

スクリーンショット 2016-02-20 23.19.04
前回@2回目の模様  << 2016年2月13日投稿:画像は記事にリンク >> 地元行政と金融機関がタッグを組んだ起業セミナーに行ってきた:「実践!創業セミナー」参加記 ②

回が進むにつれ、場所と人などに慣れてきた感覚もあり、セミナー内容を取り巻く要素も楽しみな感じに高まってきました。

続きを読む 地元行政と金融機関がタッグを組んだ起業セミナーに行ってきた:「実践!創業セミナー」参加記 ③

オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:観光市場動向 ⑤

観光市場動向 ⑤

” 2011年3月11日の大地震から4年が経ち、震災により大打撃を受けた海外からの観光客数も着実に回復している。

日本政府観光局(JNTO)によると、2014年に日本を訪れた訪日外客数は史上最高の1,341万4,000人を記録し、対前年同期比で29.4%増と強い伸びを見せており、4年前の訪日外客数と比較して2倍以上の結果となった。

その中でオーストラリアからの訪日者数も大幅に増加しており、JNTOの発表によれば前年対比23.8%増の30万2,700人が日本を訪れたことになる。

一方、オーストラリア側のABS統計においても2014年9月までの12ヶ月間に日本を短期訪問した人の数は前年同期比で20%増を記録し、他方面と比較して大きな伸び率となった。

相変わらずの円安傾向に加え、2015年内には日本行き直行便が増便され日本への足が充実するため更に日本人気に拍車がかかる事が確実視されている。”(出典:『オーストラリア概要 2015/2016』p140)

続きを読む オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:観光市場動向 ⑤