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斎藤貴男さんが59のコラムで迫ったマスメディア、監視社会、沖縄と福島:『勇気を失うな 心に太陽を持て』読了

ジャーナリスト斎藤貴男さんの『勇気を失うな 心に太陽を持て』を読了。

前々回、読了記をアップロードした三宅勝久さんの『大東建託の内幕 “アパート経営”の闇を追う』

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と同じトーク&サイン会👇で入手していた著書。

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本書は無差別・平等の医療と福祉の実現を目指す医療機関の団体「民主医療機関連合会」(民医連)の職員向け機関誌「共済だより」に連載されていたコラムが一冊にまとめられたもの。

  第1章  マスコミの歪んだ世論づくり

  第2章  恐ろしい監視社会

  第3章  縮図としての沖縄・福島

  特別対談  分断社会と向き合うために ー「いのちの平等」を求めて(斎藤貴男 x 藤末 衛  全日本民主医療機関連合会会長)

書かれていることの一例を紹介すると

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三宅勝久さんが鋭く迫った闇:『大東建託の内幕 “アパート経営商法” の闇を追う』読了

ジャーナリスト三宅勝久さんが、東証一部上場企業の闇に深く斬り込んだ

先月(2018年9月)、神保町の東京堂書店で開催された本書刊行記念的意味合いのトーク&サイン会で入手していた経緯に、

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もとを辿ると、その昔、大東建託の名前に、その噂を時折耳にしていたことに端を発しての・・。

実態が明かされることのない闇

読んでいて「うーん、、」と、下へ更に下へ・・と突き落とされていく内容で、取り上げられる問題点は大きく以下の二点。

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平和の棚の会10周年企画 斎藤貴男さん×三宅勝久さん×寺澤有さんトーク&サイン会「マスコミの歪んだ世論づくり『大東建託の内幕』を題材にして」参加記

講演タイトル の

出典:東京堂書店ウェブサイト(画像はイベントページにリンク)

斎藤貴男さんx三宅勝久さんトーク&サイン会「マスコミの歪んだ世論づくり『大東建託の内幕』を題材にして」

会場の東京堂ホール前の看板

にアンテナが立ち、当日申込で参加。

アンテナが立ったのは不動産業界在籍時、大東建託に耳馴染みがあったことと、

対象書籍の👇

書評を読んでいるうち、噂も度々耳にしていた大東建託の内情についてに興味を掻き立てられて(参加)。

告知されていた登壇者に急遽ジャーナリストの寺澤有さんも加わっての開催。

報じられないニュースの背後

結果として初めて耳にすることの多いお話し満載で、括りは重大事をマスコミが報じないという実態。

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古谷経衡さんが斬った女性政治家たち、そして問うたマスコミに有権者の責:『女政治家の通信簿』読了

文筆家 古谷経衡さんが、国民にお馴染みの政治家を相次いて評価していった

『女政治家の通信簿』を読了。

登場するのは小池百合子東京都知事、蓮舫元民主党代表、今井絵理子参議院議員など29人。原則、政治家ですが、安倍昭恵総理夫人も番外編で登場。

一人目の小池百合子東京都知事に始まり、進んでいくうち「これはメッタ斬りかぁ・・?!」なんて思っていたら・・

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青木理さんが明らかにする蔓延する情報隠蔽の実態:『情報隠蔽国家』読了

先日、中間記をアップロードした

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ジャーナリスト 青木理さんの『情報隠蔽国家』を読了.-

本書の最後、「おわりの言葉にかえて」で

” 本書に収録したのは、本文中でも書いたとおり、いずれも『サンデー毎日』誌上で発表したルポルタージュやコラムがもととなっている。”(p230)

と元ネタに、

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武田砂鉄さんと青木理さんが憂う 今、我々が支配している気配、空気の正体:武田砂鉄 x 青木理『日本の気配』刊行記念トークイベント&サイン会 参加記

先日読了↓した

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武田砂鉄さんの『日本の気配』刊行記念トークショーに参加。

会場一番乗り ^〜^;

ゲストに

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『情報隠蔽国家』を上梓されているジャーナリスト 青木理さん。

「気持ち悪さ」の正体、、

森友/加計学園に公文書改ざんなど、問題を数抱えている安倍政権で、国民の多くが疑問を持ち、気持ち悪さ(≒確証はないんだけど、何かおかしい)を抱いていながら

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青木理さんが明らかにする蔓延する情報隠蔽の実態:『情報隠蔽国家』中間記

ジャーナリスト 青木理さんの『情報隠蔽国家』を読み始めて

全251ページあるうちの99ページ(第3章の中途)まで読み終えたので、そこまでのおさらい。

 第1章 日米同盟の暗部と葬り去られた国家機密 ー 現役自衛官が実名告発

 第2章 「私が従事してきた諜報活動と共産党監視」ー 元・公安調査官が実名告発

 第3章 抵抗の拠点から

 第4章 共謀罪と公安警察と前川スキャンダル

という章立てのもと、前半はサブタイトルに記載されている通り、

第1章では、共産党にリークされた内部文章漏洩の犯人に仕立て上げられた現役自衛官、

第2章では、国際テロ対策担当のベテラン公安調査官がイスラム教に改宗したことから辞職に追い込まれた件での、

それぞれ実名告発により、舞台裏はマスコミで報じられないものの、当事者によって防衛省、公安調査庁の内側が生々しく語られています。

気づかざる裏側で進行していく現実

本を読みながら強く実感させられたのは、例えば第1章で事件の引き金となった

” 陸海空の自衛隊を束ねる統合幕僚監部が、法案の8月成立を前提にして、国会と国民には説明せず、海外派兵や日米共同作戦計画などについて具体的に検討していることを示す重大問題 “(p16)

を示す文書の存在が、

国会で明るになった直後(答弁者によって)はぐらかされたものの、後に現役自衛官が起こした訴訟で、国が事実上存在を認めることになり、

国会での虚偽答弁が指摘される状況になったのにもかかわらず、

” 国会やメディアで大して問題視されていない。”(p54)

という実態。

森か、木か、、

「まだ、やってんのか」と、与野党の立場に肩入れすることなく、事の推移を傍観している森友学園、加計学園問題が、

シンボリックと云えば、それまでですが、さまざま問題が露呈(進行)している最中、

特定の問題に世の中の関心、(国会の)時間、労力が集中してしまっている現実には危惧を覚えました。

(本書)後半にかけて更に生々しい実態の開示があるものと、心して読書にあたりたいと思います。

武田砂鉄さんが危惧する「気配」で自爆に向かう日本:『日本の気配』読了

前々回、中間記をアップロードした

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武田砂鉄さんの『日本の気配』を読了.-

硬いと(中間記で)書いていたわりには、時間があったこともあり、全291ページ、思いのほか、さらっと読了に至りましたが、

「第3章 愚者と巧者」で、取り上げられている内容が、ワイドショー的ネタ(小池百合子のテレビ活用法、ショーンKとの向き合い方 etc)が素材にされていて

漠然とした関心に背景を何となく掴めていたことも、ペースアップにつながったものと。

途中、(硬い≒)読み辛いと感じたところは不同意の箇所であった感も

タイトルに絡んでくるかの後半の

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