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門田隆将さんが迫った新型コロナウイルスを巡る攻防の舞台裏:『疫病2020』読了

週始めに読み始め記をアップロードしていた

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門田隆将さんの『疫病2020』を読了。

あまりに無防備な・・

” まず、最初に重要なのは、現地対策本部です。これは感染症対策の常識として、当該のダイヤモンド・プリンセス号の「外」に置かなければならないはずなのに、本部機能を船の中に置いてしまった。

このことについては、陣頭指揮をとった橋本副大臣も後に、「本部機能を船の中に置くこと自体がリスクだった」と、述べています。”(p151)

の一件に象徴される感染症対策のお粗末さに、

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門田隆将さんが迫った新型コロナウイルスを巡る攻防の舞台裏:『疫病2020』読み始め

作家でありジャーナリストである門田隆将さんが、新型コロナウイルス禍の深層に迫った『疫病2020』を読み始めてから

 第一章 飛び込んできた災厄

 第二章 お粗末な厚労省

 第三章 異変はどう起こったのか

 第四章 告発者の「死」

 第五章 怒号飛び交う会議

 第六章 中国依存企業の衝撃

 第七章 迷走する「官邸」「厚労省」

 第八章 台湾の完全制御作戦

 第九章 リアリストたちの反乱

 第一〇章 「自粛」という名の奮戦

 第一一章 武漢病毒研究所

 第一二章 混沌政界へ突入

 第一三章 中国はどこへ行く

 第一四章 未来への教訓

と章立てされているうち「第五章  怒号飛び交う会議」まで読み終えたのでおさらい。

感染拡大は如何にして防げなかったのか

本作については、門田隆将さんのTwitterで時折言及されており、

出典:門田隆将さんTwitter(画像はTweetにリンク)

帯に記された

” 一〇〇年に一度と言われるウイルス禍の日本、中国、世界。再び「あのとき」を体験し、検証し、本質を抉る全く新しいノンフィクション ”

本書、帯

の文言も刺激的で、購入早々に読み始め。

悲劇の図式

本書について「はじめに」で

” 私は、新型肺炎発生からの事象を細かく追いながら、さらにSARS(重症急性呼吸器症候群)の際の教訓を徹底的に生かした台湾と、それを全く生かせなかった日本を比較しつつ、今回の新型ウイルス発生の意味を描かせてもらおうと思う。”(p5)

と記され、

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石井妙子さんが迫った小池百合子東京都知事の半生:『女帝 小池百合子』読了

前々回、中間記⬇︎をアップロードした

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石井妙子さんの『女帝  小池百合子』を読了。

決死の舞台裏

本書は刊行された経緯が終章に、

” 小池と同居していたという早川玲子さんからの手紙を私が受け取ったのは、二〇一八年二月の上旬であった。

私は小池の学歴詐称疑惑の告発を受けて、できるだけ早く、この事実を発表すべきだと判断した。

ひとつには、そのような自分が公職についていることを世間に伝える義務があると感じたからであり、もうひとつには権力者の秘密を知っていることにより、恐怖の中にある早川さんが安心を得るには、情報を公にする必要があると考えたからだった。”(p414-415)

とあり、この一文を読んだだけでも「重い」ですが、読了に至る遥か手前から状況証拠という形にはなりますが、

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石井妙子さんが迫った小池百合子東京都知事の半生:『女帝 小池百合子』中間記

ノンフィクション作家 石井妙子さん上梓の話題作『女帝  小池百合子』を読み始めてから

 序章 平成の華

 第一章 「芦屋令嬢」

 第二章 カイロ大学への留学

 第三章 虚飾の階段

 第四章 政界のチアリーダー

 第五章 大臣の椅子

 第六章 復讐

 第七章 イカロスの翼

 終 章 小池百合子という深淵

と章立てされているところ「第四章  政界のチアリーダー」まで読み終えたので、そこまでのおさらい。

知られざる半生が明らかに 『女帝  小池百合子』石井妙子著

イメージと書かれてあることの大いなる乖離

最後の「あとがき」を含め全429ページのうち220ページまで進んだことになり、

既に本2、3冊読んだ(ような)感覚で、気分的には息苦しさのようなものを抱きつつ・・

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青山繁晴議員が指し示す日本が辿るべきこれから:『その通りになる王道日本、覇道中国、火道米国』読了

先週末、中間記⬇︎をアップロードした青山繁晴参議院議員の

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『その通りになる王道日本、覇道中国、火道米国』を読了。

(中間記から)読み進めた

 第3部 国境崩壊

 第4部 連帯

 第5部 ザ・ゲンバ

 終の節

には、

” このつたない書では、わたしたちの祖国が再生の王道をゆくには、国境の問題から逃げないことがまず大切ではないかという問題提起から、出発した。”(pp378)

との前提から

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青山繁晴議員が指し示す日本が辿るべきこれから:『その通りになる王道日本、覇道中国、火道米国』中間記

青山繁晴参議院議員の『その通りになる王道日本、覇道中国、火道米国』を読み始めてから

 序の節

 第1部 夜明け

 第2部 カオス

 第3部 国境崩壊

 第4部 連帯

 第5部 ザ・ゲンバ

 終の節

と、主として5部構成となっているうちの第2部まで読み終えたので、そこまでのおさらい。

日本が進むべき王道たる

冒頭、本来あるべき形の地図が示され、

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青山繁晴議員の独立講演会に久々参加して、重く考えさせられ希望も感じてきた:第97回独立講演会 参加記

今週末は久々、青山繁晴参議院議員登壇の独立講演会へ。

令和を迎えてからの初の東京ビッグサイト

当初予定していなかったところ、お声掛け頂き、二次募集で滑り込み、席を確保していた経緯。

いつ以来(の参加)だろう・・ と、遡ってみれば

<< 2018年1月9日投稿:画像は記事にリンク >> 青山繁晴議員と4時間半、国内外の諸問題と向き合い、考えさせられてきた:「第73回独立講演会 参加記

(2018年1月以来で)ちょうど二年振り。

裏側に、深層に、新たな見地に

内容の方は、オフ・ザ・レコード(インターネット転載厳禁)とのことで

ここに記すことは出来ませんが、報道を賑わせている現実の裏側に、報道すらされない実態に、

今回は(これまで参加した独立講演会と比較して)特に炸裂気味の様相ながら

青山繁晴参議院議員を取り巻く(政界、)国会内での勢力が地についてきた感じに期待感を抱かせられたり、

我々に新たな選択肢が示されつつある推移は「良かったな」と。

14:30開演で途中休憩を挟み、青山繁晴議員の独立講演会に込めた思いをスピーチされ大団円を迎えたのは19:00過ぎ。

開演中は青山繁晴参議院議員の語りがノンストップで、そのパワーに押されたり、勇気づけられたり ^^

その後、有志の方々で場所を近くの飲食店に移して飲み会。

講演で語られた事柄から派生した話しであったり、情報交換であったりもろもろ。程よく熱を持続した感じが心地良い、充実の半日でありました〜

青山繁晴議員が鳴らす日中の近未来への警鐘:『日中の興亡2025』読了

先日、中間記⬇︎をアップロードした青山繁晴参議院議員の

<< 2020年1月23日投稿:画像は記事にリンク >> 青山繁晴議員が鳴らす日中の近未来への警鐘:『日中の興亡2025』読み始め

『日中の興亡2025』を読了。

今、そこにある現実と危機

350ページに迫るボリューム思いの外、早く読了に至りましたが、書かれてある文は読みやすくも内容は重たく

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