小説家 真山仁さんが手がけた初のノンフィクション作品『ロッキード』を読み始めて
第一章〜終章(=第十五章)と構成されるうちの第八章(/第二部)まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
先月(2021年2月) ⬇︎
オンライン視聴したトークライブで、それまで漠然と有していた興味をより強く刺激され、

サイン本を探し出し、購入していた経緯。
購入後、5cmに迫る厚みに軽くプレッシャーを感じていましたが・・
イベント検索時、「これ無料なのかぁ」と興味を持った

小説家 真山仁さんと、週刊文春編集局長 新谷学さん登壇の
「なぜ今ロッキード事件をノンフィクション で描いたのか」
『ロッキード』刊行記念トークライブをオンラインで視聴。
対象書籍『ロッキード』は、

書店で存在感を放っていて、サイン本入手機会もあったものの
今、このタイミングでのロッキードに、それが592ページに及ぶ厚みであることから及び腰となってしまい購入を見送っていた経緯。
但し、内容に漠然とした興味を持っており、流れ良き巡り合わせ。
真山仁さんの著書はいまだ拝読したことがないながら、ノンフィクションに取り組まれたのは本作が初めてだそうで、
10畳の部屋の天井まで埋め尽くすほどの資料をスタッフや法学の門を叩いた人たちの助けを得て深入りしていき、
続きを読む 真山仁 × 新谷学 「なぜ今ロッキード事件をノンフィクション で描いたのか」 『ロッキード』刊行記念トークライブ 視聴記
先月(2020年7月)に続いて、青山繁晴参議院議員登壇の独立講演会へ。

前回は(2020年1月からの)半年ぶりで、

今回は約1ヶ月のインターバルと短かったことから
さほど衝撃的な内容、展開もないであろう、といった先入観もありましたが、いざ蓋を開けてみれば・・
週末の締めは、青山繁晴参議院登壇の独立講演会へ。
当初、3月15日に予定されていたものが一旦解かれ、7月19日に組み直されたもの。
新型コロナウイルス対策で、通常4時間半(含.休憩時間)に及ぶところ講演時間も

2時間の二部制となり、座席間隔を空けて(別途、消毒等)の開催。
週始めに読み始め記をアップロードしていた

” まず、最初に重要なのは、現地対策本部です。これは感染症対策の常識として、当該のダイヤモンド・プリンセス号の「外」に置かなければならないはずなのに、本部機能を船の中に置いてしまった。
このことについては、陣頭指揮をとった橋本副大臣も後に、「本部機能を船の中に置くこと自体がリスクだった」と、述べています。”(p151)
の一件に象徴される感染症対策のお粗末さに、
作家でありジャーナリストである門田隆将さんが、新型コロナウイルス禍の深層に迫った『疫病2020』を読み始めてから
第一章 飛び込んできた災厄
第二章 お粗末な厚労省
第三章 異変はどう起こったのか
第四章 告発者の「死」
第五章 怒号飛び交う会議
第六章 中国依存企業の衝撃
第七章 迷走する「官邸」「厚労省」
第八章 台湾の完全制御作戦
第九章 リアリストたちの反乱
第一〇章 「自粛」という名の奮戦
第一一章 武漢病毒研究所
第一二章 混沌政界へ突入
第一三章 中国はどこへ行く
第一四章 未来への教訓
と章立てされているうち「第五章 怒号飛び交う会議」まで読み終えたのでおさらい。
本作については、門田隆将さんのTwitterで時折言及されており、

帯に記された
” 一〇〇年に一度と言われるウイルス禍の日本、中国、世界。再び「あのとき」を体験し、検証し、本質を抉る全く新しいノンフィクション ”
本書、帯
の文言も刺激的で、購入早々に読み始め。

本書について「はじめに」で
” 私は、新型肺炎発生からの事象を細かく追いながら、さらにSARS(重症急性呼吸器症候群)の際の教訓を徹底的に生かした台湾と、それを全く生かせなかった日本を比較しつつ、今回の新型ウイルス発生の意味を描かせてもらおうと思う。”(p5)
と記され、
前々回、中間記⬇︎をアップロードした

石井妙子さんの『女帝 小池百合子』を読了。
本書は刊行された経緯が終章に、
” 小池と同居していたという早川玲子さんからの手紙を私が受け取ったのは、二〇一八年二月の上旬であった。
私は小池の学歴詐称疑惑の告発を受けて、できるだけ早く、この事実を発表すべきだと判断した。
ひとつには、そのような自分が公職についていることを世間に伝える義務があると感じたからであり、もうひとつには権力者の秘密を知っていることにより、恐怖の中にある早川さんが安心を得るには、情報を公にする必要があると考えたからだった。”(p414-415)
とあり、この一文を読んだだけでも「重い」ですが、読了に至る遥か手前から状況証拠という形にはなりますが、