野球解説者 江本孟紀さんの『変革の檄文!プロ野球を100倍楽しくする方法』を読了。
今月(2018年12月)参加していた江本孟紀さん登壇イベントの対象書籍として購入していた一冊。

「10倍シリーズ」復活のバックグランド
「はじめに」で
野球解説者 江本孟紀さんの『変革の檄文!プロ野球を100倍楽しくする方法』を読了。
今月(2018年12月)参加していた江本孟紀さん登壇イベントの対象書籍として購入していた一冊。
「はじめに」で
” 古今東西野球に関する奇書を編纂した『プロ野球バカ本』を発行した長谷川晶一が、
大ベストセラー『プロ野球を10倍楽しくする方法』の著者であり、『プロ野球を100倍楽しくする方法 変革の檄文!』を上梓したばかりの球界のレジェント・江本孟紀に真相を直撃!
一夜限りのスペシャルイベントです。 “
との告知文から開催された阪神タイガースなどで活躍された江本孟紀さんとノンフィクションライター 長谷川晶一さん登壇イベントに参加。
江本孟紀さんのお名前を見て「!」となった次第ですが、
「あの『プロ野球を10倍楽しく見る方法』(1982年5月)に始まったシリーズって、まだ続いていたのかぁ・・」なんて思っていれば
本イベント対象書籍の『変革の檄文!プロ野球を100倍楽しくする方法』は80年代以来の復活ということになるとのこと。
発刊の経緯について、進行役を務められた長谷川晶一さんから問われると、
昨年(2017年)、江本孟紀さんが重い病気を患われ、70(歳)を超え、何か遺書的なものを残しておきたいといったことを考えるようになり、
そのうちの一冊が、長谷川昌一さんによると江本孟紀さんの自叙伝的で、内容に感動したとの『野球バカは死なず』
(先行イベント)18:30に始まり、青山繁晴議員からのサイン&記念撮影を終えたのが、18:45頃。
そんな展開(早上がり)を想定して、開催直前に予約していた田崎健太さんの新刊『ドラガイ』刊行記念
田崎健太 × 松沼博久 × 松沼雅之トークイベント「ドラフト外で入団した選手たちは、どのようにして主力選手へと成長したのか?」
に参加すべく、場所を東京駅前から池袋駅近くに移動。
当初「30人くらいかなぁ?」なんて様子を想像していたところ、開演15分前くらいに会場のジュンク堂書店 池袋本店 4Fの喫茶スペースに到着すれば・・
続きを読む 田崎健太×松沼博久×松沼雅之トークイベント「ドラフト外で入団した選手たちは、どのようにして主力選手へと成長したのか?」『ドラガイ』刊行記念 参加記
今週(木曜日/10月25日)、有楽町駅を下車して目的地に歩みを進めていれば、TV画面の前に人だかりに遭遇。
程なく「おぉ、(プロ野球の)ドラフトか」と、人だかりの一人と化して状況を把握しようとすれば
今年のドラフトの最注目、大阪桐蔭(高等学校)の根尾昂選手の抽選(に入ろうかという)シーン。
「これは見たいな」と、しばし画面向こうで展開される運命の瞬間に見入ることしばし。
指名も予想された阪神(タイガース)は下りていたことを知り、
「地元と云える中日(ドラゴンズ)がいいな」なんて思っていたら
続きを読む 街頭テレビ状態で視聴した2018年プロ野球ドラフト会議のクライマックスと、中日ファンではないながらの今後の楽しみ
『燃えよ左腕 江夏豊という人生』を読了。
ピッチャーではないながら、幼少の頃のリリーフエース 江夏豊選手の残像は、いまだ強烈に脳裏に刻まれており、
あまりこのタイミングで「(元)野球選手の本」という気分ではなかったですが、いざ読み始めたら興味津々の内容続きで快調に最終ページ(p258)まで。
江夏豊さんの(プロ野球界に入る前の)幼少の頃から網羅的に振り返られており、高校卒業後の進路を・・
” 頭のなかはもう、東海大のエースとして活躍する姿だけ。
・・中略・・
ところがドラフトですべてが変わった。一九六六(昭和四十一)年九月五日。甲子園にも出ていない自分が指名されるとは夢にも思わず、阪神に1位指名されたと聞いて驚いた。
・・中略・・
指名後、阪神の最初の使者として、河西俊雄スカウトが来られた。
・・中略・・
「プロ野球のスカウトってこういう人なのか」と物珍しく思っただけで、大学に行きます、と返事をした。
河西さんでは話が進まないと考えたのか、阪神は佐川直行さんというベテランを立ててきた。「ちょっと会いたい」と、大阪・梅田の喫茶店に呼ばれた。
開口一番、佐川さんは「俺は別におまえなんかほしいとは思わん。社交辞令で来ているだけなんだ」と言い放った。
・・中略・・
こちらは血気盛んな十八歳。この野郎、と思った。・・中略・・
自分にはスカウトといえば監督、コーチの下のただの球団職員じゃないか、という意識しかなかった。
こんなおっさんに、クソミソに言われてたまるか。
「入ったるわい」。啖呵を切って、席を立った。しまったなぁ、と思ったが、あとの祭り。”
阪神に入って二年目くらいのときに佐川さんが種明かしをしてくれた。「大学進学が決まっているならどうしようもない。
でもいちかばちか、怒らせてみよう、と思ったんだ。おまえの短気な性格は知っとったから」。ベテランスカウトの手腕に、まんまとやられたのだった。(p39-41)
というプロ入り前の裏話に、
黄金期(V9期)真っ只中の讀賣ジャイアンツに対しシーズン残り2試合(名古屋、甲子園)のうち1つ勝てば優勝という状況で
9月に突入し、いよいよ迎えるNFL 2018シーズン。
記事にするのは👇2018ドラフト以来ですが、
その後、Chicago Bears:シカゴ・ベアーズの大づかみは・・
プレシーズンの動向はあまりアンテナが立たなかったものの、
やきもきさせられたのは、ドラフト1位で指名していたRoquan Smith:ロクアン・スミスとの契約が、
開幕1ヶ月前までずれ込み
チームに対する評価も、パワーランキングが下位で低空安定の状況など、
明るい話題に事欠き、地味な印象は拭えませんでしたが、
野村監督こと、野村克也さんの新著『野村克也からの手紙 野球と人生がわかる二十一通』を読了。
先日開催された「サイン本お渡し会」で入手していたもの。
リーダーへ 助言の手紙
挑戦者へ 激励の手紙
個性派へ 忠告の手紙
恩師、友へ 学んだことへのお礼の手紙
家族へ 愛の手紙
遺言
と章立てされ、
教え子といえる宮本慎也 東京ヤクルトスワローズヘッドコーチ、古田敦也さん、田中将大選手(ニューヨーク・ヤンキーズ)、リーグは違えどライバルとしてしのぎを削った長嶋茂雄さん、王貞治さんへの思いが手紙という形でしたためられています。
読み物として面白かったのは「個性派へ」で
続きを読む 野村監督こと野村克也さんが、本当は書きたくなかったけれど伝えたかった二十一の思い:『野村克也からの手紙 野球と人生がわかる二十一通』読了