オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:オーストラリアの政党 ー 自由党 ①

下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」8月28日付の記事を転記したものです。

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オーストラリアの政党:自由党 ①

” 統一オーストラリア党の党首であったR.G. メンジーズを党首として、複数の保守的な政治団体をまとめて発足したが、党の設立には社会主義に対する恐れを抱いた人々や、自由な企業活動の保障を求める多くの人々が参加した。党の設立者たちは、党組織に関して3つの重要な決定を下した。

まず第1に、国家規模の枠組みを提供するため、執行部、評議会、事務局等の連邦規模の組織構造を設立した。しかし、実際の権力と責任は州ごとの支部にあった。

第2に党は党独自の基金を集めることができるようになった。これにより、統一オーストラリア党とは違い、外部からの資金的支援・影響を受けることはなくなった。

最後に、党の設立にあたって、たとえ議会外の組織が党の綱領を作成するにせよ、連邦議会、州議会を問わず議会政党は、オーストラリア労働党の場合のように外部からの指示に従属せず、政策を決定すべきことが合意された。

 1946年の選挙における自由党の敗退の後、1947年にチフリーが銀行の国有化を企てたとき、自由党に対する支持は急速に回復を示した。1949年の選挙では、地方党(後に国民党)と連携し、共産党の禁止、戦時統制の完全撤廃、自由な企業活動の促進などを訴えて大勝した。”(出典「オーストラリア辞典」)

LiberalParty

長くなるので分割しますが、オーストラリアの場合、一般的に「リベラル」と称される現政権の保守連合(自由党 + オーストラリア国民党と、「レーバー」と称される オーストラリア労働党の間に対立軸があり、原則3年毎に行われる総選挙で国民に(政権の)継続か、交代かの審判を仰ぐ形となっています。

 


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