オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:宗教

宗教

” キリスト教が全宗派の61.1%(2011年8月時点)を占めており、その中でもカトリックと英国教会が2大宗派となっている。

しかし、前回の国勢調査時と比較して、移民の増加により、仏教やイスラム教を中心に他の宗教が増加しており、キリスト教の割合は減少している。

また、無宗教の割合が増えている。

●宗派別宗徒数(単位:千人)

キリスト教 13,150.70千人 61.1%

仏教 529千人 2.5%

イスラム教 476.3千人 2.2%

ヒンズー教 275.5千人 1.3%

ユダヤ教 97.3千人 0.5%

その他 168.2千人 0.8%

無宗教 4,796.80千人 22.3%

不明 2,013.90千人 9.4% “(『オーストラリア概要 2015/2016』p11)

関心を持ったきっかけは先日の「2015年〜2016年祝日一覧(1〜6月)」で、イースター前後で祝日が多かったことからですが

前回の調査から5年近くが経過しているので、文頭の分析通りの傾向が継続し、キリスト教は減少傾向にあるとみられます。

アメリカでは、他の宗教に配慮して Merry Christmas の表現を用いず、Happy Holidays で代替される傾向があることや

現在行われている大統領選で、Starbucks Coffee のカップがキリスト教以外の宗教に配慮したデザインとなり、論点となっていたことなど

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物議を醸した?Starbucks Coffeeのデザイン.-

オーストラリアで急速な移民受け容れが、この分野で影響してることは予測出来る事態となります。

因みに、日本のキリスト教信徒割合をwikipediaで参照すると・・

文化庁の宗教年鑑、東京基督教大学の日本宣教リサーチ(2014年)によると約1%、アメリカのCIAの調査では2%ほどとされているようです。実数で100万人程度のボリュームに止まります。

日本と人口数で1億人程度の差異がありながら、オーストラリアに日本の10倍以上の信徒数(2011年8月時点)がいることは、

オーストラリア社会でキリスト教大きな影響力を持つことに変わりはありません。なお、キリスト教でも様々、宗派が分かれていることは注記しておきます。

オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所

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上記は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所」の1月23日掲載分の記事です。

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