オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:オーストラリアの著名人 ⑩ ー マルコム・ターンブル首相

下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」12月2日付の記事を転記したものです。

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オーストラリアの著名人⑩: マルコム・ターンブル首相

” オーストラリアの長者番付(2010年)で200人中、資産1億8,600万豪ドル(約160億円)で下院議員として唯一名前が載った「政界屈指の大富豪」だ。1994年に投資したハイテク企業を5年後に買収価格の100倍以上で売却するなど、経営手腕への評価は高く、経済界にも多彩な人脈を持つ。

都会的で知性ある弁舌に好感を抱く市民も多い。だが、「庶民感覚」が愛される土地柄で幅広い人気を集める理由は、苦労人としての生い立ちにある。

 幼少期に両親が離婚して父親に育てられ、奨学金を得て シドニー大学や 英オックスフォード大学(University of Oxford)に学んだ。記者や弁護士を経て、投資銀行で敏腕バンカーとして成功し、2004年に政界に転出した。

英女王を元首とする君主制是正を求める「オーストラリア共和国運動」で議長を長年務めるなど、思想はリベラル。

2008年に党首に就任したが、積極的な環境保護策が党内の反発を招き、2009年の党首選でアボット氏に負けた。党内で意見が割れる同性婚を容認する。ただ、政治家としては「プラグマティスト(現実主義者)」の評価が多い。元シドニー市長の妻、ルーシーさんとの間に1男1女。”(出典: 産経ニュース

首相に就いたのは、元銀行家としてのバックボーンに、自身の立身出世(サクセスストーリー)が持つ説得力に、経済の活性化が期待されてのことと思います。

外交に関しては、親中派の評価が定着(リンク記事を参照)しているようですが、今月、来日との情報も聞かれ、日本との関係について型通りのコメントを出すか、踏み込んだ発言をするのか、注目されるところです。

 


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