オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:オーストラリアの留学事情 ⑥

下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」12月10日付の記事を転記したものです。

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オーストラリアの留学事情 ⑥

” 学生の職探しであるが、日本では卒業を控えた学生のため、高校、大学の就職担当の先生や就職課が世話をしたり、積極的に相談に乗ったりするが、オーストラリアではこのようなことはない。

職探しはあくまで自分で努力をしてやらなくてはならない。そのための情報は主に新聞が提供する。週末の新聞には求人広告が10ページ以上、多いときには50〜60ページにわたり掲載されている。

ありとあらゆる仕事が載っており、その中に自分の気に入ったものがあれば、電話をして応募する。もちろん専門の就職斡旋業者が存在し、そこに登録して就職の機会を探求することもできる。

あるいは自分で目標とする企業、会社に直接問い合わせたり、手紙を書いたりして可能性があるか調べてみる。また企業のサイトを閲覧し、そこで求人情報を得ることもできる。どちらにしても自分で行動を起こさなければならない。”(豪州読本 No.3301、3310)

国内と海外の両方で就職活動する(した)人は少数と考え、慣行の違いによる混乱は少ないと思いますが、日本では新卒3年後の離職率が70%程度であったと記憶。

オーストラリアの労働市場の流動性は日本以上(在籍1年程度での転職が珍しくない/但し、新卒のデータではない)と聞いていますので、どちらの制度にも良い点があって、また悪い点もあるということだと思います。

学生生活が終わる頃に自分のやりたい事が明確になっている人にとってはオーストラリア式が良いでしょうし、明確に出来ていない人も多いでしょうから、その場合、第三者(ex.就職課)が新卒者の長所を客観視して上げて、企業との仲立ちをして上げる事も制度としては良く出来ているように感じました。

 


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