ランチトリップ ソロモン諸島便に搭乗。電気、ガス、水道は無いけど、豊かな生活の舞台

1月のロシア、2月のパレスチナに続き、3ヶ月連続でLunch Tripのフライト(イベント)に搭乗(参加)。

>> ランチトリップ ロシア便に搭乗。イメージとギャップを感じた、その国民性とは・・<<

>> ランチトリップ パレスチナ便に搭乗。思っていたより安全、日本に感謝を捧げる親日国でした。<<

今回はソロモン諸島。・・と言われても、場所がどこなんだろう?というレベルから迎えたフライトと当日で

オーストラリアのブリスベンから北へ飛行機で2時間くらいのところ。

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この機会を逃せば、恐らくもう学ぶ機会はないであろう・・

こういった機会でもないと、恐らくソロモン諸島について「名前だけは知っています」というレベルで留まってしまったものと思いますが

現地に滞在されたガイドの方や日本に30人しかいないソロモン人の方々から、たくさんのお話しを聞くことが出来、

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ガイドは現地のホームステイでソロモン諸島を体感された高松美穂さん

1日で日本人の中ではソロモンに関する知識、知ったかぶりが通じるくらいの次元にまで飛躍させられたと思います(笑)

以下、約3時間に及んだフライトで学んだ事の断片です・・

最後の秘境、ハッピーアイランドたる由縁

岩手県のだいたい2倍くらいの国土に人口58万人。といっても陸続きではなく島に分かれ、島間の基本的な移動手段は船。運航頻度は週に数本(故障すれば数週間運休)といった程度。

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プレゼンテーション中の模様

建物は最高でも4階建てで、手作りの家も多い。

自然が豊かで4,000種類の花が咲き、名産品としてミネラル豊富なハチミツがある。

気候は年間通じて30℃くらいで、乾季(11〜3月)と雨季(4〜10月)がある。夏は日本の方が暑く、ソロモン人の方は冬の寒さとも難儀されているご様子。

時間の流れは遅く、銀行で4時間くらいで待たされる事も。この辺り、何となく想像出来ますかね 〜

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恋愛事情も語られ、公衆の場で未婚の男女が語らうのはご法度であるそうな・・

自給自足、あるもので充足する生活で、余剰分は市場で販売され収入を得ている。

電気、ガス、水道のない暮らしで、例えば海は遊泳用とトイレ用に分かれる。電気設備はなくとも、夜、月明かりでバレーボールが出来るくらいの明るさであるそうな・・

他方で携帯電話は普及している。但し、充電が容易ではないため、自分が電話するだけ電源を入れるという使い方 ^^

wifiは首都で使え、メールは画像添付が出来ない。

主食は芋と米。日本でソロモン料理を賞味出来る店はなく、フライトではケータリングにより、現地料理が再現。

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ビュッフェ形式で供されたソロモン料理

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テーブルに持ち帰った際の素人盛り付け、、

現地に滞在された方々の話しをまとめると、人との繋がりを大事にする国で、物質面で日本の水準に遠く及ばないものの

自然環境の豊かさ、人の心も豊かで、価値観をどこに置くかでソロモンで幸せを実感できる余地は多分に拓かれているとの事。

最後の秘境、ハッピーアイランドと形容されるようです。

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日本に僅か30名程度しかいらっしゃられないとのソロモン人のお一人Ribbyさんと

Destination : Solomon Islands

事前に描いていた南国のイメージに概ね沿ったガイダンスでしたが、昨今、日本で物質面の豊かさが限界に達し

例えば消費動向でサービス(体験)の需要にシフトしている傾向や非日常を求めるツーリストの

旅路の目的地としてソロモン(諸島)が選択される事は、自然の成り行きと思いました。

私の場合と同じく「名前(国名)だけは知っているけど」という人が大多数で

実際、フライトの募集枠(40名程度)が瞬時に埋まった事を考慮すると、漠然とした興味を持っている人たちは多く

キッカケさえあれば、案外近い国と感じました。


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