田村耕太郎さんに学ぶ、人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法:『頭に来てもアホとは戦うな!』読了

著者で元参議院議員 田村耕太郎さんが「アホ本」と称されている

出典:田村耕太郎さんTwitter(画像はアカウントにリンク)

『頭に来てもアホとは戦うな!』を読了。

書店で「この本、よく見るなぁ」と承知はしていたものの議員時代の印象が良くなかったことから素通りを続けていましたが、風向きが変わる展開となり、手に取った次第。

議員時代のことは特異な環境であったこともあり、随所に反省が記されており、事前に感じていた壁は早々に取り除かれました。

本を裏っ返して見れば・・

第1刷が2014年7月で、2018年4月に第23刷。そして直近の情報では販売部数37万部とな(!)

本を読み始めて、「こういうハウ・トゥ(How To)本、読むの久々だなぁ」と実感させられ、

それだけ昔読み込んでいたということですが、それらとの比較で出色な部分は見出せずも、センセーショナルなタイトルに妙味があったように。

それと「売れる」だけの時代背景があったということでしょう。

戦わずしてやりたいことを実現させる方法

本を開いたところの「はじめに」で、

“「アホ」というと、ある程度心当たりがあるだろう。要は、むやみやたらとあなたの足を引っ張る人だ。

会議でなぜかあなたの発言だけにいちゃもんをつけたり、チームメイトなのに明らかに敵意を見せつけて協力的な態度をとらなかったり、

明らかにこちらの意見のほうが正しいのに、権力を振りかざしてそれをつぶそうとしたり・・・。

そんなとき、悔しさで仕事が手に着かなかった経験はないか?

はらわたが煮えくり返り、家に帰ってもなかなか怒りがおさまらなかったことはないか?

しかし、間違っても「やり返してやろう」などと思っていないことを祈る。”(p3)

と読者への投げかけがあり、本編で田村耕太郎さんの論が展開されています。

本筋なことは、

” この本で口酸っぱく繰り返しているように、ビジネスも政治も外交も、相手の立場になって思考できれば、「百戦危うからず」である。

相手のこちらに対する対応が気に入らないことへの不満の改善の第一歩は、相手の立場に立ってみることなのである。”(p119-120)

に示されていると思いますが、

” 気にいらない人でも嫌うのではなく、その人に気に入られ方や評価のされ方を学んだほうがいい。

敵に回すのではなく、自分のためにその人の能力を活用させてもらうのだ。

あなたが結果を出したいなら、どんなふうに見えても結果を出している人には真摯に学ぶべきだ。”(p126)

とビジネスや議員時代の経験を通じて得られた知恵に、或いは

” 不機嫌な職場環境でも、心持ち一つでストレスはコントロールできる。あとは高杉晋作の心境だ。

彼の辞世の句と言われる「おもしろきこともなき世をおもしろく」というのは私のモットーでもある。

「ブツブツ環境に文句を言う暇があったら、自分でそこを面白くしたらどうだ!?」というのが彼の思いだろう。

官僚的で息苦しかった江戸末期の社会を変革しようと立ち上がり奮闘した志士らしい発想である。”(p159)

と先人の知恵に学んだり、

通読せず、拾い読みでも、現状を脱するブレイクスルーのヒントが得られるものと思います。


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