リアム・ニーソンがハイジャッカーと緊迫した攻防を好演:「フライト・ゲーム」鑑賞記

 

この週末は、土日でDVD鑑賞を一本づつ。土曜日は、つい先日、何かを借りてきた際の予告編で興味を持った「フライト・プラン」を鑑賞。

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緩急効いてテンポ良く、次へ次へと展開し、時間の経過を殆ど感じなかったです

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密閉された空間で広がる疑心暗鬼・・

陰を持った主人公が航空保安官として搭乗した便で、離陸後に突然携帯するテキストメッセンジャー犯人から犯行予告を受け、犯罪に立ち向かっていくというもの。

「フライト・ゲーム」予告編

設定に目新しさは無いものの、予告編見た際に感じた緊迫感は本編の長尺(上映時間107分)で上手く描かれており

犯人が機内に同乗しているのか、機外からに拠点があるのか・・ 等々、見ている者に様々な想像を働きかけ、

類似作(と書けどもピンときている作品はないですが)等の雑念が入る余地なく、ストーリーに引き込んでくれました。

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夜間飛行の機内の雰囲気が良く描かれていました
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センスを感じるキャプションの用い方 。監督はジャウム・コレット=セラ

閉ざされた空間の中で繰り広げられる駆け引き、曲者が散見されるキャラクター設定、

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団結か、崩壊か・・

主役を演じたリアム・ニーソンの顔と名前は未見の「96時間」シリーズなどで、何となく頭に入っていたものの

先入観なく演技に引き入れられ、陰のある主人公を上手く演じていたと思います。

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クライマックスへ至る決めのシーン

頭使わず、緊迫の舞台を疑似体験

例えば年を代表するような突出したモノがあるのではなく、ラストもサラッとした演出で程よくクールダウンさせてくれる感じ。

但し、映画に非日常性を求める自分としては、週末の一時を過ごすのに、十分期待に応えてくれて

消去法的に手に取った一本といえましたが、結果として「当たり」でした。


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