落合陽一「質量への憧憬」展 トークイベント「今、写真メディアから感じる“エモさ”や“質感”を再発見する」参加記

・・そして連日で、

<< 2019年2月3日投稿:画像は投稿にリンク >> 落合陽一「質量への憧憬」展 トークイベント「世界を切り取ることで見えてくるクリエイティブとビジネス」参加記

天王洲のamana square へ。

今までは21:00〜22:30夜間開催であったところ今回は10:00〜11:30の午前開催。

前夜、amana squareを後にしたのは22:40頃で、朝、この場所に戻ってきたのは9:00過ぎ☀️

場内入場後、Art galleryエントランス付近から

陽気も感じられウォーターフロントの一角に踏み込んで感じが心地良かったですが、

今回の落合陽一さんのお相手は・・

トークイベント第3弾は写真家・映像作家 奥山由之さん

写真家・映像作家 奥山由之さん。

掲げられたタイトルは「今、写真メディアから感じる“エモさ”や“質感”を再発見する」と、最も興味惹かれる内容。

落合陽一さん x 奥山由之さんの世界観

前夜とは異なり、クールにユーモアも混じりながら淡々と進んでいった感じですが、

お二人の感性について話しが飛び交った印象で、冒頭は落合陽一さんが奥山由之さんの(複数の)作品について

エモさ、汗、質量を感じると評価。

その後、奥山由之さんが、落合陽一さんの作品(写真)をご覧になった感想を問われ

・黒という色が印象的

・朽ちていく植物、退廃的なものに気持ちが持っていたれた

といった点を指摘され、「そういえば黒が目立つなぁ」とその場でぐるっと展示作品を一覧して認識させられましたが、

落合陽一さん自身は「柔らかい黒いものを撮るのが好き」と回答。

植物についてはコンピュータっぽい生き物として捉えているそうで、シンメトリックに、アルゴリズム的であったり、光を受け止める構造といった表現を用いておられました。

そこから温泉に浸かるのが、好きだというトピックに、日本を「風の谷のブレードランナー」と見ていると、落合陽一さんの感性に触れる話題が続きました。

気心が知れていて、感性を共有されている部分も多く、和やかな雰囲気で進行。

一部抜き出すと・・

作品に関しては他人が欲しがりそうなものより、自分が欲しいものを作る(/撮る)。

オートファインダーは一切使わず、マニュアルフォーカスのみ。

奥山由之さんのお話しで印象に残ったところを箇条書きすると・・

・写真、トリミングの世界

・フィルムで撮るの好き

・基準値の中で如何に谷を作って山を作っていくか

・そこにあるものはそこにないもの

トークの最後は、質問に応じて映画『ボヘミアン・ラプソディ』であったり(=エモさを感じる)、水に関するものであったり、90分ちょっとの中で多岐に及びました。

120分 + 90分 x3 から感じられたもの

一ヶ月で計4回の落合陽一さん登壇のトークショーで、最初は↙️この時代の捉え、ポスト平成といったテーマで

<< 2019年1月6日投稿:画像は記事にリンク >> 落合陽一さんと猪瀬直樹さんが振り返った「平成」と、向き合う2021年以降の世界:『ニッポン2021-2050』刊行記念 落合陽一×猪瀬直樹トークイベント 参加記

つづく3回は写真を軸としたアートに寄せた展開でしたが、

<< 2019年1月27日投稿:画像は記事にリンク >> 落合陽一「質量への憧憬」展 トークイベント「時代性と今、写真メディアで表現できること」参加記

テーマに異なる部分あれども、前向き、楽しい、好き、得意(/強みor自信)といったことは言葉の節々に感じられ、

今回(販売スペースで購入)の一葉はちょっとテイストを変えた感じのものを

聴いている立場からすると、「(自分も)やってみようかなぁ」とか、「こういう楽しみ方もありだな〜」とか、

発想の転換に、示唆を得られたりで、アウトプットとともに、また機会を捉え落合陽一さん登壇イベントに参加してみたく思っています ^^


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