オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:喫煙者減、肥満人口微増

喫煙者減、肥満人口微増

 ” 豪政府統計局(ABS)が行った健康に関する最新調査によると、毎日たばこを吸う人は減少した一方、肥満人口はわずかに増加した。

2014/15年度、成人のおよそ7人に1人に該当する14.5%が毎日喫煙した。2011/12年度はおよそ16%、2001年は22.4%と減少傾向にある。

一方、肥満または過体重の成人の割合は63.4%で、2011/12年度の62.8%から増加した。630万人が過体重、490万人が肥満とされる。

推奨される量の野菜と果物を毎日取っているのはわずか20人に1人。2014/15年度、成人の半数近くが十分な量の果物を摂取していたが野菜に関しては7%に過ぎなかった。

酒類では、毎日スタンダードドリンクを2杯以上摂取する成人は19.5%から17.4%に減少した。

国民の多くは自身を“健康”と見なしている。15歳以上の半数以上が自らを“良好”、“非常に健康”と評価。“普通”、“不健康”と答えた人は14.8%だった。”(出典:JAMS.TV

続きを読む オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:喫煙者減、肥満人口微増

J-WAVEな日々に魅了された曲紹介 PART 55 〜 DISCLOSURE, TENDRE & Diana Krall

J-WAVEを日中のBGMとしている日々に「!」となった曲紹介の第55弾.-

最初は、伸びやか、サイケ色(でもない?)、癒し系とも感じられ、捉えどころのない!?

 Disclosure – Where Angels Fear To Tread

DISCLOSUREのナンバー。

ちょっと脱力させてくれる感じは、夜、寝る前などにばっちりハマってくれるような。

続いては、

続きを読む J-WAVEな日々に魅了された曲紹介 PART 55 〜 DISCLOSURE, TENDRE & Diana Krall

オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:シドニー空港利用者、大幅増の見通し

シドニー空港利用者、大幅増の見通し

” オーストラリアのシドニー空港が、同空港を利用する航空機の利用者数が向こう20年間に大幅に増加し、

同空港に乗り入れる航空機の増加率を大きく上回るとの見通しを明らかにした。

収容人数の多い大型機が増えることで、より多くの利用者を受け入れることができるようになるとの見方を示している。28日付オーストラリアンが報じた。

シドニー空港は27日、2039年までの事業予測をまとめた基本計画書の草案を発表した。

これによると、同空港を利用する利用者数は39年までに年間6,560万人に達し、現在の4,330万人から51%増加する見通し。

中国や韓国、インド、ベトナムからの旅行者を中心に、海外からの利用者が現在の1,,590万人から倍増して3,150万人に達する見込みで、

国際線利用者と国内線利用者の比率は、現在の37対63から20年後には48対52に変化するとの予想が示された。

これに対し、同空港に乗り入れる航空機の年間の運航数は、現在の34万8,520本から40万8,260本と、17%の増加にとどまると予想されている。

これは、利用者数の増加率予測を大幅に下回っているが、航空機1機当たりの利用者数が現在の平均124人から160人に増えると仮定しているという。

同空港は1機当たりの収容数が増えるとの見方について、「格安航空会社による運航が増えると考えられるが、

格安航空機は(ファーストクラスなどの)高級客室を持たないこともあり、足回りスペースも狭く、座席密度が高くなると想定される」と分析している。

シドニー空港は、国際線利用者の増加に対応するため、ターミナル2と3で国境警備などの設備を増やす方針を示している。”(出典:NNA ASIA

続きを読む オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:シドニー空港利用者、大幅増の見通し

夏と云えば・・ やっぱり夏祭り!もんじぇ祭りで二〇一八 夏の思い出を刻んできた

去年(2017年)、「夏と云えば・・」 とのお題で三回書いていて、風鈴入道雲と続けた最初が ↓

<< 2017年8月6日投稿:画像は記事にリンク >> 夏と云えば・・ (その壱)夏祭り

夏祭り。

先週末は、相模大野の夏の風物詩、今年で数えること14回目となる「もんじぇ祭り」の運営に携わり、朝から夜まで・・

続きを読む 夏と云えば・・ やっぱり夏祭り!もんじぇ祭りで二〇一八 夏の思い出を刻んできた

オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:ワラビーズ、16年連続でブレディスローカップ戴冠ならず(2018 ラグビーチャンピオンシップ)

ワラビーズ、16年連続でブレディスローカップ戴冠ならず(2018 ラグビーチャンピオンシップ)

” 10月下旬に横浜で予定されている第3戦を前に、ニュージーランド代表“オールブラックス”がライバルのオーストラリア代表“ワラビーズ”に連勝し、16年連続で「ブレディスローカップ」保持を決めた。

1931年からの歴史がある名誉をかけた戦いは、シドニーでの第1戦をオールブラックスが逆転で制し、

8月25日にオークランドのイーデンパークでおこなわれた第2戦も黒衣の男たちが躍動して40-12で快勝。ニュージーランドの人々が歓喜した。

また、この試合はラグビーチャンピオンシップ(南半球4か国対抗戦)も兼ねており、同大会3連覇を狙うニュージーランドは2勝0敗(勝点10)、オーストラリアは0勝2敗(勝点0)となった。

第1戦に続き、第2戦も前半は競った。

13分、ニュージーランドのテンポのいい連続攻撃からSOボーデン・バレットが中央を抜けて先制。

対するオーストラリアは24分、敵陣深くのポスト正面でペナルティを得ると、スクラムからのトライ獲得にこだわり、

何度か組みなおして29分、パックから持ち出したSHウィル・ゲニアが突っ込んでゴールライン上に押さえ、得点が認められた。

しかし7-7で迎えた37分、ニュージーランドは自陣22メートルライン内からのカウンターアタックで、WTBベン・スミスらが好走してゴールに迫り、すばやいリサイクルからSOバレットがフィニッシュ。14-7で折り返した。

しかし後半は、2019年ワールドカップの大本命でもある世界王者が圧倒。

ニュージーランドは後半早々、13フェイズを重ねてPRジョー・ムーディーがゴールラインを割り、48分(後半8分)にはFLリーアム・スクワイアがディフェンスを抜けてトライゲッターとなりリードを広げた。

意地を見せたいオーストラリアは55分、SOバーナード・フォーリーがラインブレイクしてCTBリース・ホッジにつなぎ5点を奪い返したが、

ニュージーランドは61分過ぎ、SOバレットがハーフウェイ中央から抜け出してゴールへ走り切り、ハットトリック達成で流れを引き戻した。

ニュージーランドはさらに69分、自陣深くでLOブロディー・レタリックがボールを奪い返し、途中出場のダミアン・マッケンジーが防御網を切り裂いてカウンターアタックに勢いをつけると、

仲間がつないでボーデン・バレットにボールは渡り、世界最高の10番と呼ばれる男は自身4トライ目を決めて快勝となった。

次週は休みとなり、9月8日にニュージーランド代表は地元ネルソンでアルゼンチン代表と対戦。オーストラリア代表はブリスベンで南アフリカ代表を迎え撃つ。”(出典:RUGBY REPUBLIC

続きを読む オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:ワラビーズ、16年連続でブレディスローカップ戴冠ならず(2018 ラグビーチャンピオンシップ)

成毛眞さんが紐解く、amazon(アマゾン)が導く近未来:『amazon 世界最先端の戦略がわかる』読み始め

(元マイクロソフト社長)成毛眞さんの『amazon  世界最先端の戦略がわかる』を読み始めて

chapter 01〜 chapter 09 とあるうちのchater 1を読み終えたので、導入部(incl. はじめに、prologue)のおさらい。

まず、本書刊行の経緯に関して、

” アマゾンのビジネスは、経営学の革命だと断言できる。10年後には、必ず経営学の教科書に載るような、エポックメイキングな存在である。

「ネットとリアルの境界」をなくした最初の存在として、未来に残り続けていくだろう。

・・中略・・

アマゾン1社を押さえることで、主だった業界のことがわかり、そこで今何が起こっているのか、現代のビジネスマンが知っておくべき最新のビジネス感覚を身につけることができるのだ。”(位置No.7, 14/電子書籍のページ数)

本を開いたところの「はじめに」で定義。

そこから

” アマゾンは、自前の空輸、海運手段を用意し、蓄積した買い物データをもとに、最適な商品のおすすめする。

「今日買って、明日届く」物流は、アマゾンにとって最大のサービスであり、他社が持てない武器だ。”(位置 No.61)

” 品揃えが大量で、安い。シンプルだが、それこそがアマゾンが強い理由である。”(位置 No.476)

と我々がもはや当たり前の如く享受していながら、実は(知られざる)凄い水面下の仕組みから実現されている現実に、

” アマゾンは、顧客の望みを叶えるために、テクノロジーでインフラを整えてきた。いまや、AI、自動運転、顔認証や翻訳システムにまで投資している。

アマゾンの投資先を知れば、この先の世界がわかるといってもいい。”(位置 No.79)

という実態から

続きを読む 成毛眞さんが紐解く、amazon(アマゾン)が導く近未来:『amazon 世界最先端の戦略がわかる』読み始め

オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:スコット・モリソン新首相誕生、新政権樹立

スコット・モリソン新首相誕生、新政権樹立

” オーストラリアのモリソン新首相は26日、新内閣の顔ぶれを発表した。

外相には辞意を表明したビショップ氏のかわりにペイン国防相が横滑り。

2代続けて女性外相。環太平洋経済連携協定(TPP)、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)を担当する貿易・観光・投資相にはバーミンガム教育・訓練相をあてた。

新内閣は27日以降に発足する。24日の与党、自由党の党内選で党首に選ばれたモリソン氏はターンブル前党首(首相)の側近とされ、全体に前政権からの政策継承を意識した布陣。

前政権でモリソン氏が務めた財務相には自由党の副党首、フライデンバーグ環境・エネルギー相を指名。21日に内相を辞任し、党首選に出馬したが敗れたダットン氏は内相に返り咲く。”(出典:日本経済新聞

続きを読む オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:スコット・モリソン新首相誕生、新政権樹立

ナカムラクニオさんに学ぶ、カフェが持つ可能性と切り拓かれる未来:『人が集まる「つなぎ場」のつくり方』読了

荻窪に立地するブックカフェ「6次元」店主 ナカムラクニオさんの著書『人が集まる「つなぎ場」のつくり方』を読了.-

ナカムラクニオさんが、先日、『青い日記帳』 主宰の中村剛士さんとのイベントを開催された際、

<< 2018年8月18日投稿:画像は記事にリンク >> 中村剛士さんとナカムラクニオさんが誘(いざな)う美術鑑賞の世界:『いちばんやさしい美術鑑賞』X 美術書カタログ『DEFRAG2』ダブル刊行記念トークイベント カリスマ美術ブロガーが語る《もっと美術が好きになる!》参加記

(ナカムラクニオさんの)プロフィール中に確認されたタイトルに「!」となり、後日買い求めていたもの。

先月(2018年7月)読了していた ↓

<< 2018年7月10日投稿:画像は記事にリンク >> 山納洋さんが、イベント開催、場づくりをしたい人たちに伝授する小さなアクションの起こし方:『地域プロデュース、はじめの一歩』読了

といい、

イベントを起こす(渦を巻く)、自分と価値観を同じくする人たちとの場を創りたい

といったイメージを増幅させられるタイトルには、多分に好奇心を刺激されています。

6次元で意図されたこと

6次元とはインパクトのある、何やらただならぬ感じの伝わる名称ですが、

“「6次元って何ですか?」とよく聞かれます。

「異次元空間みたいに、いろんな人やものが集まるカフェを目指しています」と答えますが、最初のイメージは、大人の秘密基地でした。

本とアートとカフェが、お互い影響しあった空間が出来たらいいなという思いで始めました。”(p11)

と込められた意図に、6次元で起こされたことなどが綴られていますが、

まず、開業に至った経緯が興味深く、

” 大学を卒業してからテレビの仕事をひたすら続け、ある日、気づいたことは「誰かがやっていることは、自分がやる必要はない」ということ。”(p11)

そして、

” 居心地の良い「たまり場」の法則は・・・

① 人が集まる場所に、人は集まる

② 夢が見られる場所に、人は集まる

③ 良いものがある場所に、人は集まる

④ 安心で快適な場所に、人は集まる

⑤ 自分のためになる場所に、人は集まる

⑥ 自分を認めてくれる場所に、人は集まる “(p67)

或いは、

” 時代は「共有」から「共鳴」へ移行しつつあります。

たとえば「石」をテーマに2時間番組を特集しようとするのは、1億人向けというよりは1,000人向けです。

でも、こういう小さいテーマの方が、尖れるということが、ここ6次元では、はっきり感じることが出来ます。

今はネットワークがこれだけ発展しているから、キーワードで人はつながれる。

人は、言葉エネルギーに誘われ、言葉でつながっていく生きものなんだと思います。”(p122)

” 今は、バラバラになった世界をつなぎ止める、接着剤のような言葉や場所が必要だと思います。”(p143)

といった6次元運営を通じて得られたであろうお考え、指摘にリアリティを感じ、ページをめくるペースも次第に上がっていきました。

” みんな心の中では何かが起きるのを待っている。それならば、自分が事件を起こす側になればいいんです。

人は何か面白いことが起きそうな気配に敏感です。

自分の身に面白いことが起きそうな予感があるものをつくれば、必ず人は面白がってくれると考えます。”(p153)

の一文が象徴的と思いますが、読み進めながら存分にワクワクさせられた一冊でした。

時代に吹く風とプロデュースと

” 極端な話ですけど、6次元のようなフリーイベントスペースが、世界のいたるところにあれば、

就職しなくても自分でイベンを企画して収入を得て生活していけるんじゃないかと考えています。”(p171)

” 世界は、クラウド化して、みんなの頭の中にあるコミュニティになります。

すべての価値観が生まれ変わる中で、カフェは「あたらしいたまり場」として、

みんなの「日常」と「非日常」を。「リアル」と「バーチャル」を、つなぐ可能性を携えています。”( p193)

と、本の出版は2013年秋ながら時代感に沿った読者へのメッセージにといった内容も散見され、

” 正直言って、カフェの経営や、あたらしい「場」をつくって運営して行くのは、経済的にも体力的にも大変です。”(p192)

とラクなことばかりではないものの、

私のように、己が起点となって人と人が出逢うことに喜びを感じたり、「何かやりたい」という思いを抱いている人たちにはヒントなり、背中を押す力を持っている著書であると思います。

「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる