↑の写真は昼食時、よく立ち寄る行列の出来る人気店でのワンシーン。
大概30〜40分は並ぶので「丁度いいっか」と、列に並びながら読み始めた本を先へ先へと進めていましたが、
わざわざハードカバーの本を持ち込んでいった状況に次第に、やがて「(ちょっと)あなた浮いてますよ」的な空気を感じ、
周囲を見回してみると・・
↑の写真は昼食時、よく立ち寄る行列の出来る人気店でのワンシーン。
大概30〜40分は並ぶので「丁度いいっか」と、列に並びながら読み始めた本を先へ先へと進めていましたが、
わざわざハードカバーの本を持ち込んでいった状況に次第に、やがて「(ちょっと)あなた浮いてますよ」的な空気を感じ、
周囲を見回してみると・・
” 私が世界中で好きな街の1つであるのがシドニーだ。先日もシドニーを訪問してきた。
幼少期からなじみのある地域で、シドニーの環境に対してあまり疑問を持たなかったが、競泳の現役を引退してスポーツを「する」から「見る」「支える」という立場になって気がつくことが多い。
たとえば、オーストラリアの国としての歴史は200年余と短いが、スポーツ文化の視点からは学ぶべきことが多い。
スポーツは、競技力向上だけが目的ではない。トップで活躍するアスリートも、健康維持のためにウオーキングやジョギングをしている。それも全てスポーツだ。
シドニーの朝は早い。海辺では、ランニングしている市民たちが目立つ。犬の散歩をしている人も多くいる。空き地でキックボクシングのエクササイズをしている人や、ヨガやピラティス、海で泳いでいる人もいる。
年齢はさまざま。エクササイズをしているのも、全く違和感もないし、通りすぎる人たちに「Good Morning!」目と目を合わせてあいさつする。
あいさつの文化も日本と少し異なるように思う。目と目を合わせることにより、人との距離を縮めることが容易にできるとも感じる。
一方で、朝早くから家族で朝食をカフェで食べるという朝食文化も、日本人には新鮮ではないだろうか。
とても早い時間(午前7時より前)からカフェは開いていて、ウイークエンドは、多くのお店で客が外まで並んでいる。昼に向かって徐々に客が減っていくというのもなかなか面白い。
果たして、ずっと住んでいる人はどうだろうか。スポーツや文化の違いについてどう感じているのだろうか。
元々ラグビーを通して知り合いになった日本人で、オーストラリアに移住した高橋靖久さん(48)にお話を伺った。2002年に「ラグビーを楽しむために」夫婦で15年前に移住した。
高橋さんは、元々、関東学院大学でラグビー部に所属し、社会人では明治生命(現明治安田生命)でもFBでプレーしたラガーマンだ。
日本にいる際には、結果を残すことレギュラーをとることだけに執着し、ラグビーを楽しめなかったという。
組織的な背景を話すと、日本の場合ラグビーを大学でやろうと思うと、当然ながら大学に入学しなければそのチームに所属できない。
しかし、高橋さんはオーストラリアに渡り、地域リーグの名門シドニーユニに所属した。
当時は、ディビジョン1から5まで存在していて、最初はディビジョン5に入った。現在は、ディビジョン4までになっている。ディビジョンとは、1軍から5軍という意味だ。
日本は、レギュラーで出場して評価される傾向がある。しかし、高橋さんはシドニーにきて、シドニーユニに所属。
最初は5軍に所属したが、誰も5軍だからという悲壮感はなく、5軍には5軍のプライドがあると感じたという。
もちろんラグビーで上にいきたいけれど、自分の場所にプライドを持ってプレーしている。
結果はもちろん大切だろう。結果を出すということは勝つということ。つまり、勝つということは、負ける人もいるということだ。
この自分を誇りに思うことや、だれも1人では勝者になれないことを、高橋さんの言葉から感じることができる。そのことを前提にラグビーに向き合っている。そんな姿勢だ。
結果がすべての世界だからこそ、「楽しむ」という境地に行くのではないか。
ディビジョン1の選手が、ディビジョン5や4の試合を応援にくることも多くあるようだ。
スポーツの根底にある、“Achieve”(成し遂げる)することが根付いているオーストラリアだからこそのスタイルだ。
自分を誇りに思えるからこそ、結果を出すアスリートの価値がわかるし、たたえられる。
町で朝からランニングする市民の人たちも、自分の目標に向かって「人生を楽しんでいる」に違いない。”(出典:日刊スポーツ)
続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:”Archieve”に象徴されるオーストラリアに根付くスポーツ文化
TVの報道番組等のコメンテーターとして、国際情勢などに鋭い指摘などでお馴染み
寺島実郎さんの『ユニオンジャックの矢』刊行記念「『英国』という視座から、世界潮流を展望する」と題された特別講演会に参加。
寺島実郎さんのことは、落ち着いた語り口から説得力のある独自の見立てが印象的に残っており、以前一度(2011年9月)、紀伊國屋ホールで開催された講演を拝聴して以来二度目。
世間一般的には、今、イギリスに対するイメージを問われると・・
続きを読む 寺島実郎さんに学ぶ、イギリスが今も国際社会で影響力を残している本質:寺島実郎特別講演会「『英国』という視座から、世界潮流を展望する」 参加記
” タイムズ・ハイヤー・エデュケーションによる世界の大学ランキングが今年も発表された。
オーストラリアからは、VIC州のメルボルン大学が32位と最高で、キャンベラのオーストラリア国立大学(ANU)が48位にランクインした。
オーストラリア国内の大学全体では、40大学のうち35大学がランクイン。このうち11大学が昨年より順位を上げた一方、10大学は順位を下げ、14大学は同位だった。
ここ数年、大幅に順位を上げているのは中国の大学で、北京市の清華大学はメルボルン大学を抜いて30位、香港科技大学はANUを抜いて44位だった。
タイムズ・ハイヤー・エデュケーションのベイティー氏は、中国の大学は高い学問レベルを維持するため、国から十分な補助を受けていると指摘。
「オーストラリア政府による大学への財源削減が、学問レベルに深刻な影響を与える」として、
今後も国際社会における存在感を維持したければ、高等教育への投資を継続し、留学生らが歓迎される場所であり続ける必要があるとの見解を示した。”(出典:Jams.TV)
養老孟司先生の『京都の壁』を読了。
先日参加したトークイベントに参加する際、
トーク後に開催されるサイン会用に購入した一冊でしたが、
京都から帰ってきて程なくという巡り合わせで、読むにいいタイミングでした。
内容は、鎌倉生まれの鎌倉育ちでいらっしゃる養老孟司先生が、
” 京都以外の出身者から見た京都論というのは、視点が変わっておもしろいかもしれない。そんなわけでこの本の執筆をお引き受けすることにしました。”(p3)
という視点から、
” オーストラリアのマルコム・ターンブル(Malcolm Turnbull)首相が先週末、スタジアムでビールを片手に孫をあやしている写真をフェイスブック(Facebook)に投稿したことで物議を醸している。
「無責任だ」などと批判された首相は11日、「ソーシャルメディアにおける異常さ」だと一蹴した。
ターンブル首相が投稿したのは、9日にシドニー(Sydney)で行われたオーストラリアンフットボールの試合を観戦した際の写真。
ビールを右手に持ち、左腕に抱いた孫娘アリスちゃんの額にキスしているもので、「マルチタスク中」とのコメントが添えられていた。
ところが、この写真は一部のソーシャルメディアユーザーの怒りを買い、「アルコール片手に子どもを抱くなんて、みっともない」「無責任だ」などの批判が相次いだ。
しかし、ターンブル氏はメルボルンのラジオ局トリプルM(Triple M)に、批判しているのは少数派だと主張。
「ソーシャルメディアにおける異常さのようなものだと思う」「ありのまま、自分らしく自然でいることが心地いいならば、自分らしくいるべきだ。でなければツイッター(Twitter)上のトロール(荒らし)と同様おかしくなってしまう」などと述べた。
実際、フェイスブック上で問題の写真に寄せられた約1,700件のコメントの大半は、思いやりに満ちた家族のひとときだと擁護する内容だった。
政界からも党派を超えて首相に好意的な意見が相次いでおり、野党・労働党のビル・ショーテン(Bill Shorten)党首はツイッターに
「マルコムと見解が一致することを見つけた。(批判は)ばかげている。彼をおじいちゃんでいさせてあげようじゃないか」と投稿した。”(出典:AFP BB NEWS)
何となく迎えたNFL 2017 シーズン開幕。
前は9月最初の日曜が開幕だったような気ぃしており、このところの(9月)2週目始まりというのが、個人的にちょっと抜かれる感あり何とも、、。
物議を醸したNFLドラフト2017から4ヶ月半が経過し、
その時の主人公(Mitchell Trubisky)は・・
” オーストラリアは同性婚の是非を問う郵便投票を12日から実施する。
11月15日に結果判明の見通し。賛成多数の場合、ターンブル政権は合法化法案を年末までに議会に提出する方針だ。
郵便投票は18歳以上が対象。任意投票で、法的拘束力はない。英連邦のカナダやニュージーランドなどは既に同性婚を合法化しており、豪州でも同性婚を支持する声が過半を占めている。
これまで合法化が実現しなかったのは、同性婚が政争の具とされることが多かったためだ。政府は昨年、同性婚に関する国民投票の実施を目指したが、野党の反対で実現しなかった。
さらに、与党内でも同性婚への意見は割れている。与党を構成する自由党のアボット元首相は「郵便投票にノーを投じる」と表明した。
法案が議会に提出された場合は、党議拘束をかけない自由投票となる見通しだ。”(出典:日本経済新聞)