株式会社の経営者ではないですが、10月に入り、2014年最後の四半期ですね。
朝、駅前で赤い羽根の共同募金を募る光景は10月1日ならではでした。
気温も下がってきて、肌に当たる風も冷たくなり、「風」に因んで3曲。
株式会社の経営者ではないですが、10月に入り、2014年最後の四半期ですね。
朝、駅前で赤い羽根の共同募金を募る光景は10月1日ならではでした。
気温も下がってきて、肌に当たる風も冷たくなり、「風」に因んで3曲。
週末、実家に立ち寄った際、自宅では読んでいない新聞を手に取る事が多いですが
そこに、たけし軍団の水道橋博士の「10代、こんな本に出会った」とのコラム(朝日新聞/2014年9月28日)があり
その見出しが 、『弟子入りを決意した「啓示」』。自然と内容に興味を引かれ、字面を追いかけていきました。 続きを読む 水道橋博士の人生を変えたビートたけしさんの本質を突いた一言
NFLに所属しているチームの場合、年間王座を決めるスーパーボウル進出/獲得が大目標にあって、
次にスーパーボウルに出場するために勝ち抜かないといけないプレーオフ出場があると思いますが
各チーム、シーズン目標は別途、地区内のライバルチームの対決はシーズン成績を度外視して戦われるものと思います。
シカゴ・ベアーズの場合、グリーンベイ・パッカーズ(GB)がそれで、NFL(全米だったかな?)最古のライバル対決と称され、アメリカのwikipediaでも Bears-Packers rivalry と独立したページで紹介されるくらい。
ライバル対決と言えども、グリーンベイ・パッカーズの方が2代続けて、チームの成績を大きく左右するエースQBが、Brett Favre/ブレット・ファーブ、Aaron Rodgers/アーロン・ロジャースとリーグを代表する選手で
なかなかファンとして溜飲を下げさせてくれない状況が続いています。通算成績をみると90勝93敗6分で、GB優勢。
全米第3位の都市(人口約270万人)と人口10万人の街に本拠を置くチームがガチンコで戦う構図も不思議といえば不思議だな。
昨年はレギュラーシーズン最終戦で2試合顔を合わせるうちの2試合目が行なわれ、あと1プレー抑えれば地区優勝、そしてプレーオーオフ進出という状況下、
ビッグプレーを決められ、ほろ苦い年末年始を過ごさせられる事に。
>> シカゴ・ベアーズも年内で尽きた <<
そして今日が迎えた今シーズン最初の顔合わせ。場所は本拠地シカゴのソルジャーフィールド。ベアーズの主力選手のケガが気になる状況ながら、
上記、歴史的経緯からそのような差し引いた感情の入り込む余地無し。「とにかく1点差でも良いから勝ってくれ」と。
・・の願いに応えて、幸先良く先行するも、ピタッと追いかけられ、突き放せず。
そこからじわり逆転され、前半は17-21と4点のビハインド。
相手のグリーンベイ・パッカーズは今年調子が今ひとつで、ベアーズ戦の前まで1勝2敗。なのにライバル対決にチーム力を整えてくるあたり、さすが(不気味)。
で、後半は、、、な展開。結局、無得点に抑えられ、終わってみれば17−38のダブルスコア以上の惨敗。
「はぁ、、」と力なく始まった週始めでしたが、やはりプロはここぞの場面で決めてくれてこそ、ファンでいる事に至福の喜びを感じられるのに。と、遠くを見つめてみたり(笑)
「ここのところ全然、観れてないなぁ」と、TSUTAYAへ行ったり、iTunesでチェックして
本当はRobert DeNiroかAl Pacino出演作を考えていたものの見逃しがないようで、レヴューが良かった「裏切りのサーカス」を(iPad)鑑賞(by iPad)。
冷戦下、英国情報局秘密情報部M16の首脳部に送り込まれたソビエト連邦のスパイを暴き出すストーリー。
原作者が元諜報部員という経歴で、原作(「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」)はスパイ小説の金字塔だそうな。
結論として、自分の集中力が散漫であったせいか、一度に登場人物の相関図、流れを頭に取り込む事に失敗し、評判に沿った感覚を得れず
再度、見返して、「あぁ、そういう伏線だったのかぁ」と、本来あるべき状況に至った次第。
そういった意味では、原作を読んでから、映像化された世界を堪能するのが、一番楽しめるかもしれないです。
設定は、冷戦時代の西側諸国とソビエト連邦を代表とする東側の対立構造で緊迫した状況に焦点を当てたもので
時代背景が変われども、歴史的史実であったり、それを土台にフィクションであったり、今の時代でも十分通用するものだと思います。
本作は、主にロンドンを舞台に、ブカレストであったり、イスタンブールなどのカットも挿入されてきますが
人間関係の闇をあぶり出すプロセスに、ロンドンのどんよりとしたグレーな空模様が相俟って、終始、重たい雰囲気に覆われて話しが進みます。
興味の対象は、主役を演じるゲイリー・オールドマンほか、いぶし銀の役者たちの登場人物の心の動き、葛藤を楽しめるところ。
オススメというタイプの作品ではなかったですが、諜報部員が描いたスパイの舞台裏が垣間見えるところに稀少性はありますね。
1日遅れで、New York Yankess/ニューヨーク・ヤンキースのDerek Jeter/デレック・ジーターのYankee Stadiumでのラストゲームの模様をダイジェスト映像(at Youtube)で視聴しました。
最後の打席でサヨナラヒットとは、やはり持って生まれたものが違いますね。(その模様↓)
■ Derek Jeter Walk-off Single in Final At-Bat at Yankee Stadium
アメリカのプロスポーツの中でスーパースターの称号に与れるのは極少数に限られますが
更に在籍が1チームでキャリアを全うし、それがリーグで最も伝統のあるチームでの事となると、その輝きは格別でしょう。
ジーターが入団した頃のヤンキースの状況については、よく記憶出来ていませんが、キャプテンというイメージを背負っていた印象(ミスター・ヤンキースって称号は有るのかな?)。
ジーターの前のキャプテンとなると、ドン・マッティングリー/Don Mattinglyですかね。
マッティングリーの頃は伝統に押し潰されたかの重苦しさ低迷期で、ジーターになってからワールドチャンピオンが5回。
守備では内野の要ショートストップから、打順では1、2番を担う事が多かったと思いますが、切れ込み隊長として、ここぞの場面で発揮した無類の勝負強さ、更にゴシップネタの提供にも事欠かないスター性に(笑)
ニューヨークのファンに限らず、ベースボールファンから広く愛された存在でした。
まだ、現役生活でのゲームは残されているもののチームは冴えないシーズンとなってしまいましたが、個人としてはキャリアに相応しいラストシーンを飾れて、納得しているファンが大勢でしょう。
■ Derek Jeter Walks Out to Shortstop Alone After His Final Game
実家にある新聞で同僚のイチロー選手が、
「ジーターはやっていることと言っていることが伴うから人の心を動かせる。欠点がないことが欠点」と、
そのキャプテンシーについて評しているコメントを読みましたが、メジャーリーガーとしての数字面での一流さにとどまらず、人間性も備わっての一時代を背負ったアスリート。
MLBは今後も推移していきますが、1つの時代が終わった日でありました。
ジーターがベースボールの時代を背負っていた時代にベースボール/野球に熱中していた1プレーヤー/ファンとして感傷に浸る瞬間でもあり。
神田昌典さんの『60分間・企業ダントツ化プロジェクト』を読み始め。
購読のきっかけは、現在、受講中の「ビジネスプロトタイピング講座」で、しばし、本著の紹介があったため。
>> 藤原和博さんが教えてくれた「それぞれ一人一人」の時代の「稼ぎ方」:神田昌典ビスネスプロトタイピング講座 その壱 <<
>> 近藤太香巳さんが教えてくれた今、小さな事で活躍している事の大切さ:神田昌典ビスネスプロトタイピング講座 その弐 <<
>> 神田昌典さんが教えてくれた「起業の本質」:神田昌典ビスネスプロトタイピング講座 その参神田さんの頭の中、思考法について紹介された内容 <<
内容の方は端的に言うと、神田さんの頭の中、神田昌典式発想法の紹介と活用法。
” 戦略が間違っていれば、忙しくて儲からない会社になる。給料が少ないから、社員も幸せになれない。もちろん社員の家族も幸せになれない。仕事は面白いかもしれない。ところが仕事中毒になって、仕事のほかには人生がない。これが戦略のない会社の実態である。
戦略のある会社は楽して儲かる。中途半端な儲かり方ではない。勝ち組と負け組の二極化が進むなか、圧倒的にも儲かるのである。” (8%/百分率は紙の本でいうところのページ数に相当/以下同様)
“戦後の実態を見ると、儲かっていた会社は、大部分が土地や株のキャピタルゲインで財を築いてきただけで、実業からはほとんど利益が出ていない。
実業から利益が得られるのは、戦略を学んだ人だけだという。” (9%)
そこで、戦略のある会社とは・・
” 自社が強い分野を慎重に選択し、その分野に集中してリソース(経営資源)を投入していくのが、戦略のある企業である。” (10%)
戦略とは・・
・何(どの商品)を使って、誰(顧客ターゲット)に対して戦いを挑むのか?
・戦いを挑むには、どのような陣形(流通方法、営業方法)をとるのか?
・どこから切れ込んで、次にどこへ行くのか?(集客商品と、リピート商品)
・いつ戦いを仕掛けて、いつ戦いから離れるのか?(参入・撤退タイミング)(10%)
戦略をもとに戦術が駆使され・・
” 営業トーク、販促プロモーション、広告宣伝、それに使われるチラシ、DM等のツールである。つまり戦争における弓矢や鉄砲等の武器のことだ。” (10%)
戦術は修練されると・・
” 一時的に強い会社となる。例えば、広告で「ビジネスクラス40%OFF」という見出しと、「まだ高い航空券にガマンしますか?」という見出しの売上を比べると、
後者の見出しのほうが圧倒的に反応が高くなる。” (11%)
それでは、戦略の定義は・・
” 元マイクロソフト日本代表の成毛眞氏にインタヴューしたとき、彼は次のように言った。
「経営に目標を持つのは百害あって一利なしである。経営計画の数字を達成出来ないというのは、
単に予測力がないからであって、すでに経営者失格である」
経営コンサルタントの大前研一氏も、著書『企業参謀』(プレジデント社)のなかで、次のように言っている。
「成功した経営者の話を聞いていると、いつも驚かされるのは、その意思決定がいかに予言的であるか、という点である」(同書、三三八ページ)
このように優れた経営者を並の経営者から引き離す、最も本質的な能力は何かといえば、予測力・予見力なのである。” (11%)
神田さんは戦略家一人の登場によって、市場は激変するといい・・
” デジタルカメラの市場は、デジタルカメラ製造メーカー同士が競合していたら、いつの間にか、
最強のライバルはデジタルカメラ付携帯電話となっていた。このように戦略的企業は、オセロゲームで一気に色が変わるように、見える景色をまったく違うものにする。” (12%)
それでは、戦略を導く発想を得るためには・・
” 優れた発想は、一瞬にして得られるのだ。業界を大きく変えるような発想でされ、一瞬のうちにひらめく。” (12%)
” 実は、発想を短時間で効率的に行なっていくためには方法がある。しかし、多くの会社はその方法をまったく知らないので、せっかくの発想の芽を摘んでしまっている。
それは、どのような方法なのか?その方法が機能するためには、次の三つの条件が必要だ。
・戦略構築に必要な情報を抽出するための効果的な質問をすること(質問と回答は鏡に映った像のようなもので、具体的な質問ををすれば、具体的な回答が得られ、抽象的な質問をすると、抽象的な答えしか帰ってこない / 13%)
・革新的なアイディアを得るために、一時的に混乱状態をつくり出すこと(圧倒的な結果を得るためには、圧倒的な発想、すなわち常識的な枠を超えた発想をする必要があり、そのためには、いままでの思考パターンをいったん崩す必要がある /14%)
・ワクワクしながら自ら進んで実行していくために、アイディアに対してオーナーシップを感じられるようにすること(人間は、自分で考えたこと、自分で決定したことをリスクなしで試してみるのは大好きである。/ 14%) ” (12%)
” 優れた戦略ができたかどうかは、すぐにわかる。そのアイディアが得られた瞬間、ワクワクする。” (14%)
本書では上記の思考法をプロセスを「スター戦略構築法」と命名し、実例として・・
” 【戦略発想の前の課題】
エジプトから輸入したビールを、お金をかけずに、バドワイザーと同じくらい売りたい。ただし、エジプト人はイスラム教徒なので、そのビールを飲まない。” (16%)
という難解と思わしき問いに対して、20分で下記の回答が得られたそうな・・
” ビールを売るという発想ではなくて、エジプトのピラミッドを救済する運動を起こす。その象徴としてこのビールを使い、
売上の数%をエジプトのピラミッドやスフィンクスの顔の補修に使う。
エジプト大使館の後援を受け、著名な考古学者にも趣旨に賛同していただき協力してもらう。
また愛飲者のうち、毎年何人かをエジプト旅行に招待することで、旅行会社とタイアップ。
実際の販売店開拓はDMで、お試しビールセットを割安で販売するという方法で行なっていく。” (16%)
と、正に本のイントロ部分で紹介されている通りの
「常識的な枠を超えた発想から→ワクワクする心情に至るプロセス」
を垣間見る事が出来ます。
電子版をDL(ダウンロード)したため、厚さについて把握していませんでしたが
amazonで確認したところ・・ 実に354ページ。神田さん式発想法の学び、楽しみです。
『ビジネスモデルの教科書』を読了。
>> 今枝昌宏さんがビジネスモデルを網羅的に紹介してくれる1冊:『ビジネスモデルの教科書』中間記 <<
後半の目次立ては・・
#15 敵の収益源の破壊
#16 チャネル関係性の利用
#17 ダイレクト
#18 サプライチェーン種別の変更
#19 機能外販
#20 リソース先制
#21 マクドナルド化
#22 提携先のレバレッジ
#23 強者連合
#24 資源再配分の加速
#25 同業との統合
#26 周辺産業との統合
#27 ブランド買収・再生
#28 川下への進出
#29 川上統合によるブラックボックス化
#30 中立性・専属性のマネジメント
#31 レバレッジバイアウト
最後の「レバレッジバイアウト」は、世間を賑わせたライブドアがニッポン放送に仕掛けようとした買収劇に登場したオプションで
「あれかー」って感じ、こういう事案になると本を読む感じが前のめりになりますね。
因みに、ソフトバンクがボーダフォンを買収した時に使われた手法で、機能した好例として紹介されています。
面白かったのは、やはり身近のところからの引用で「マクドナルド化」(69% : 百分率は紙の本で言うところのページ数に相当/以下同様)。
マクドナルドの他、天丼てんや、ブックオフ、ガリバーインターナショナルで用いられており、定義は・・
” 提供価値をプロセス化あるいは機械化し、リソース単価を切り下げて低価格化することで下層の市場を狙う” (69%)
説明で・・
” マクドナル化とは、主にサービス業において提供価値の種類の絞り込み、均質化した上で価値提供プロセスをマニュアルなどによって定義し、
価値提供過程にプロフェッショナルを不用とすることによって要因単価を下げ、かつ提供価値のバラつきをなくして、従来のプロフェッショナルによるのと同等なサービスを安価かつ大量に販売して利益を上げるビジネスモデルです。”
浸透している業界は、様々な飲食業態のほか、航空旅客運送におけるLCC(ローコストキャリア)や中古車買取サービスなど。
市場戦略は・・
” マクドナルド化によるコストダウンにより、サービスを安価で販売できるようになり、通常利益率も抑えて販売するため低価格の販売となります。
マクドナルド化では、いままでプロフェッショナルを用いて行なっていた事業の市場の下側の潜在市場を狙うことになりますが、
通常、市場は下方に向かって加速度的に大きくなっているため、低価格化により大きな販売量を見込めます。
このため、低粗利でも売上が大きくなるので、最終的には大きな利益を上げることが可能なのです。
中間層の崩壊により顧客の二層化が進む今後は、これは特に注目すべき市場の特徴と言えます。” (70%)
” マクドナルドやワタミなどサービス業として大企業となり得ているのは、、利益率が低くてもマクドナルド化により下側の大きな市場を狙った企業であることに注意していただきたいと思います。” (72%)
一時、隆盛を極めた感のマクドナルドも昨今は苦境に長く直面して抜け出せないので、舞台裏を知って、如何に脱却を図っていくのか、本書の他の項目を参照するなど応用的な読み方も出来ますね。
以上のような記載が、戦略毎に
■概要と例
■価値創造過程
■なぜ優位性を維持出来るのか?
■有効に機能する条件
■落とし穴
■類似のビジネスモデル
■このビジネスモデルから学ぶ戦略思考
と、多面的に解説されています。
約600ページに及び読み応えで、最後、ビジネスモデルについて網羅した感覚を抱きますが、巻末にある「おわりに」では・・
” 本書では代表的な成功パターンをご紹介してきたつもりですが、「他にもこんなパターンがある」「こんな面白いビジネスモデルがある」という情報がありましたら、是非筆者にご連絡ください。” (98%)
とあり(笑)その奥深さ、時間の経過と共にモデルが進化している側面もあると思いますが、あくまでも本書は入り口に過ぎないと。
本のタイトルにもあるように、ビジネスモデルの教科書としての使い方が出来るのと、
何となく頭で分かっている事を、その背景にまで踏み込んで言語化してスッキリさせてくれる、
この二つの大きな役割に、本書の価値を感じました。
先日、Ginger Bakerのステージを観に行ってきたので、個人的に相性バッチシなドラマーから3曲。
>> GINGER BAKER’S JAZZ FUSIONを観にCOTTON CLUBへ行ってきた <<
まずは生涯で何回聴いたであろう(笑)↓ この曲
VAN HALEN “Hot For Teacher”
イントロダクションがドラムで、そこにEddie Van Halenのギターが絡むアドレナリンを大放出させられる構成。