吉田松陰に学ぶ貢献を通じ、壁を楽しみ成長を遂げる生き方:『覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰』拾い読み その六

吉田松陰『覚悟の磨き方  超訳 吉田松陰』の「志  VISION」その弐。

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前回(その壱)、辿り着けなかった十七の言葉の中から三つを選んでみたいと思います。

099  欲しいものはすでに持っている

” いまあるものを味わい尽くしましょう。もう十分に受け取っているのだから。

そういう態度を続けていれば、他人が手に入れたものを欲しいとは思わなくなってきます。

欲しがらないでいると、寡欲であるという評判が加わるから、他人が着飾っているものも自然に欲しいとは思わなくなってきます。

楽しみはいつも自分の中にあるもので、環境は自分の幸福感になんら影響を与えるものではありません。” (p143)

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108  恥ずかしがらずに手を差し伸べる

” 人が自分のために動いてくれないのは、自分が人のために動いてくれないからです。

周囲に想いが伝わらないのは、そもそも自分の志が浅いからです。

自分の身の回りだけではなく、世の中のことを見てみましょう。役に立てることは、いくらでもあるのです。

あなたの助けはきっと必要なんです。知らんぷりするなんて、別に格好良くありません。” (p152)

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111.  壁を楽しめるかどうか

” 生まれつき才能を持った人はたくさんいます。子供の頃は、その才能が自然に輝いています。

ですが、その才能を磨き続けられる人は本当に少ないのです。多くの人が

「才能さえあれば、途中で行き詰まることはないだろう」と勘違いするからです。

才能はあったとしても、なかったとしても、行き詰まるものなのです。

ただ行き詰まったときに、「面白い」と思えるかどうかによって、そのあとが決まってくるのです。” (p155)

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自分が既に持っている事で、周囲に貢献出来る事は常にある

とかく悩んでいる時、立ち止まっている時を思い起こすと・・

思考、エネルギーが内向きとなっていて、身の回りの事に氣、目が届いていない事が多いですが、

意識を外側に転換し、人に貢献していく事で、そこから小さくなっていた自分が本来の姿を取り戻すキッカケを掴めるものだと思います。

「何か、自分が(貢献)出来る事はないか」常に意識しておきたいマインドセットです。

今回で「志  VISION」編は終わり、後日、「知  WISDOM」に移行します。

 


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