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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:サッカールーズ、シリア代表を下し、21日ウズベキスタン代表と対戦(AFCアジアカップ)

サッカールーズ、シリア代表を下し、21日ウズベキスタン代表と対戦(AFCアジアカップ)

” AFCアジアカップ2019・グループステージB組最終節が15日に行われ、オーストラリアはシリアに3-2で勝利し、同組を2位で突破した。

第2節までにヨルダンの首位通過が決まっているB組。決勝トーナメント1回戦で日本と対戦する可能性がある2位の座をオーストラリア、シリア、パレスチナの3チームで争う展開となった。

1勝1敗で勝ち点3を稼いでアドバンテージがあるオーストラリアは、勝ち点1のシリアと対戦。41分、メイビルがペナルティエリア手前から左足の技ありシュートを決めて先制に成功する。

その直後、シリアに同点弾を許して1-1で折り返したが、オーストラリアは54分、相手のミスを突いてイコノミディスが勝ち越し弾を決めて2-1とした。

オーストラリアは79分にPKを与えて再び同点に追いつかれる嫌な展開となるが、アディショナルタイムに勝ち越しに成功して3-2で試合終了を迎えている。

この結果、オーストラリアはグループ2位通過が決定。決勝トーナメント1回戦でF組2位と対戦する。

日本代表はF組最終節ウズベキスタン戦で引き分け以下なら2位通過となり、オーストラリアとベスト8を懸けて対戦だ。

ウズベキスタンに勝つと首位でグループを突破。この場合は、E組の2位(カタールorサウジアラビア)と対戦することになる。”(出典:FOOTBALL CHANNEL

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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:オーストラリアがスポーツ強国である理由

オーストラリアがスポーツ強国である理由

” 今年初めての「ハナことば」なので、私自身が年末年始を過ごしたオーストラリアのことを書きたいと思う。

シドニーのラグビーに関しては以前のコラムで書かせてもらったが、今回は「スポーツと日常」という観点で書いていきたい。

シドニーには親戚が住み、兄もシドニーで育った背景があるので、幼少期からシドニー、オーストラリアには親しみがある。

現役引退後は、年末年始のオーストラリア滞在がほぼ恒例になっている。もちろん行けない年もあるが、感覚的にはそんな感じだ。

今回の滞在では、シドニーはもちろん、首都であるキャンベラ、ゴールドコーストから約1時間のバイロンベイを訪問した。

シドニーとキャンベラには知人や友人も多く、会ってたくさん話した。彼らとの話題で共通していたのは「2019年はラグビーワールドカップだね!」。

ラグビー(15人制、13人制)はオーストラリアでとても人気があるし、注目するのは当たり前ではある。代表チームはワラビーズという名称で親しまれている。

2015年のイングランドで行われたラグビーワールドカップの決勝戦は、ニュージーランドのオールブラックス対オーストラリアのワラビーズ。勝ったのはニュージーランドだった。

競泳でも強豪国のオーストラリア。しかし国の人口は、2018年で約2,500万人だ。

比べて日本の人口は約5倍の1億2600万人。この人口差で、この競技成績。考えるところもある。

私は、スポーツが生活の中でとても重要な役割を果たしていると思うし、この価値を伝えていかなければと考えるからこそ、ここに注目したいのだ。

クリケット、オーストラリアンフットボールなど、日本ではなじみのないスポーツも大人気だ。今回の滞在中は、クリケットの国際試合がバーでずっと流れていた。

2017年に公開された映画「ライオン」。グーグルアースで自身のインドの故郷を探すという内容で、主人公のインド人の里親になったオーストラリア人とクリケットを家族でするというシーンがあった。

私の親戚の家はシドニーのノースにあり、そこの近所では子供たちがクリケットのバットを持って遊んでいた。

それくらい彼らの生活に根付いている。日本で言えば、野球のキャッチボールのような感覚だろうか。

オーストラリアには、私が大好きな文化がある。朝から運動をする文化。カフェ文化。この2つだ。

1つ目の、朝から運動をする文化。

オーストラリア滞在中は、日本にいるときより泳ぐ(休暇中ではあるが)。朝7時からプールはオープンし、カフェも同時間から始まる。

そのプールは、ビジターの私たちももちろん利用可能。地元の人たちが思い思いのフォームで水泳を楽しみ、その隣にはコンペティター。選手たちもプールから湯気を出しながら必死に泳いでいる。

「体験しないとそのひとの痛みや苦労はわからない」

昔、誰かに言われた言葉を思い出す。隣で選手たちが泳ぐ姿をみんなが見て、「頑張れ」と心の中で応援する。

身近に頂点を目指す選手がいる。イメージができるのだ。どれだけすごいことなのか。

これを感じたのはキャンベラにあるAIS(オーストラリアン・インスティチュート・オブ・スポート)でもだ。

私はキャンベラの日本大使館にも訪問させていただき、また友人にも会いに行った。

その際に日本のJISS(国立科学スポーツセンター)のモデルにもなったAISに訪問した。もちろん、泳ぐ。

現役時代は合宿でも試合でもよく訪れ、どちらかというと「苦しい」場所だったが、今は全くその印象はない。

素晴らしい施設だなと感じる。今になって気がつく。素晴らしい環境で試合をし、競技を続けることができていたんだと。

プールに入り、「ビジターですが、泳げますか?」と聞くと「もちろん!キャップはありますか?」など優しく答えてくれた。

こんなトップアスリートが利用するプールでも、ビジターがいつでも利用できる。水着も競技用でなくても問題ないし、リラックスして泳ぐことができる。

また、毎日実施しているAISのツアーがあり、これも予約なしで参加できる。有料だが30人くらいが参加していた。

全部の施設を案内してくれて、オーストラリア選手の紹介もしてくれる。競技について知ることができ、いい時間だった。

ツアーの終盤には体験型の施設があり、オリンピック競技、パラリンピック競技を体験できる。

クライミングや自転車に挑戦した私は、頑張りすぎて汗だくになった。

「ここで最後なので、もう解散してもいいですよ」

ガイドをしてくれた女性は言った。私は、失礼かなと思いながら年齢を聞いた。

びっくりしたことに彼女は「シックスティーン」と答えた。なんと!「16歳」!!。

夏休みだから手伝っているとのこと。自身はホッケーの選手で、州の中で一番を目指していると話していた。

この若者がこの施設を説明する。しかも、カンペもなく堂々と。

「スポーツが素晴らしい」

この文化が根付いている場所だ。そう感じた。

最後にカフェ文化。

朝7時からオープンし、14時から16時には閉まってしまうが、朝泳いでカフェに行くこの時間がまさに「comfortable」。心地が良い。

2019年、日本はゴールデンイヤーズへ突入した。スポーツの世界大会が連続して国内で開催される。

日本ができること、私たちができること、自身ができること。それぞれが考えていく価値はある。

今年も「ハナことば」よろしくお願いいたします。

(伊藤華英=北京、ロンドン五輪競泳代表)”(出典:日刊スポーツ via YAHOO!ニュース

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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:VASCヴァージン・オーストラリア・スーパーカー 2019動向

VASCヴァージン・オーストラリア・スーパーカー 2019動向

” オーストラリア大陸の人気ツーリングカーシリーズ、VASCヴァージン・オーストラリア・スーパーカーに参戦する古豪ギャリー・ロジャース・モータースポーツ(GRM)が2019年体制を発表し、

新たなタイトルスポンサーにBoost Mobile(ブースト・モバイル)を迎えるとともに、ベテランのガース・タンダーに代えフォードを離脱したリッチー・スタナウェイとの契約を発表した。

2018年シーズンまでウォーキンショー・アンドレッティ・ユナイテッド(WAU)のメインパートナーとしてシリーズに参戦してきたブースト・モバイルとの契約を発表したGRMは、

これまで長年に渡りチームを支援してきたウィルソン・セキュリティとの離別を決めたこのタイミングでチームの若返りも断行。

ボルボとのファクトリー契約が切れた2017年以降、ホールデン陣営に復帰したチームを牽引してきた2007年シリーズチャンピオンの大ベテラン、ガース・タンダーとの契約を終了し、新たに27歳のスタナウェイを起用することを決めた。

2017年にティックフォード・レーシングの耐久カップ登録ドライバーとしてVASCに初参戦し、

キャメロン・ウォーターズとのペアでいきなりサンダウン500で勝利を飾るなど新星として期待されたスタナウェイだが、フル参戦となった2018年は不振のどん底に喘ぎランキングは28人中24位と低迷。

今季2019年から新型マシンの『フォード・マスタング・スーパーカー』を投入予定のティックフォードは、そのパフォーマンスに不安を抱き複数年契約を破棄してチームを放出する決断を下していた。

「そんな苦難の時期を乗り越え、こうして世界でもっともエキサイティングなツーリングカー・シリーズのひとつに参戦する機会を与えてくれたGRMとブースト・モバイルに心から感謝したい」と、キャリア継続機会を得て安堵と喜びの言葉を口にしたスタナウェイ。

「ルーキーイヤーの昨年はリザルトが付いてこない焦りや不安から、マシンの不満ばかりを口にしていた。今はそれが間違ったアプローチだったと理解しているし、とても反省しているんだ」とスタナウェイ。

「僕を信じ、支えてくれたファンやチームのためにも、このGRMで100%のパフォーマンスを発揮してチームの勝利に貢献することだけを目指したい」

このスタナウェイの加入により、2019年のGRMは同じく昨季ルーキーイヤーでランキング22位となった22歳のジェームス・ゴールディンとのフレッシュなペアが完成することになる。

一方、去就が注目された元王者のタンダーだが、GRMからのアナウンスがあった翌日には名門トリプルエイト・レースエンジニアリングへの移籍を発表。

2019年はエンデューロ・カップ登録ドライバーとして2016年王者のシェーン-ヴァン・ギズバーゲン(SVG)とタッグを組み、シリーズ後半の長距離イベント3戦にエントリーすることが決まった。

「レッドブル・レーシング・オーストラリアとして彼らがこの10年間にシリーズで収めた成功は、今さら説明する必要がないほどだよね」と、新たなチームへの期待を語ったタンダー。

「シェーン(ヴァン・ギズバーゲン)のためにトリプルエイトに加入する機会が目の前に現れたとき、私はキャリアを次の段階に進めて、フルタイムドライバーからコドライバーへと移行するのが最善の選択だと考えた」

「この新たなチャンピオンチームに加わることをとても楽しみにしているし、うまくいけば私の経験とスピードをチームのために役立てることができると思う。

そして、私自身もシェーンやジェイミー(ウインカップ)、そしてクレイグ(ラウンズ)から学ぶことが楽しみだよ」

現在、シリーズでホールデンのワークス待遇となるのはトリプルエイトだが、タンダーはそのキャリアの大半で“HRT(ホールデン・レーシング・チーム)”の名称でシリーズに参戦した元ファクトリーチームのエースとして活躍してきた。新たにペアを組むSVGも、その経験に期待を寄せている。

「その膨大な経験を考えれば彼ほど最適なドライバーはいない。クレイグはジェイミーのためにチームに復帰したが、これも最高の人選だ。

そのクレイグと肩を並べる実力の持ち主を探そうと思ったら、ガースしか見当たらないね」とSVG。

「そして何より、バサースト1000で3勝を挙げて5度の表彰台を獲得した実績は何者にも代えがたい。

僕はまだバサースト1000を獲ったことがないし、彼の経験がその夢を叶えてくれる後押しになると信じているよ」”(出典:auto sports web

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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:新卒学生の70%超、卒業後4ヶ月でフルタイム就業

新卒学生の70%超、卒業後4ヶ月でフルタイム就業

” 連邦政府が行った最新の調査によると、2017年にオーストラリアの大学を卒業した学生のうち、72.9%が卒業後4か月以内にフルタイムの仕事に就いていたことが分かった。

市場が世界金融危機から回復するなか、前年の71.8%を上回る数字となった。

ただ、4か月以内にフルタイムの仕事に就いた学生の数が2008年には85.2%となっており、この水準にはまだ回復していないことが分かる。

連邦政府のテーハン教育相は、連合与党による健全な経済政策と雇用の創出が、大学生の雇用を促進したとの見解を示した。

また、調査全体では2017年の卒業生のうち92%が何らかの仕事に就いたことが分かっており、このうち37.9%がパートタイム雇用と、前年の37.3%をわずかに下回った。

また、新卒のフルタイム雇用では年収が6万1,000ドルと、前年の6万ドルを上回ったこともわかっている。”(出典:JAMS TV

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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:11月小売売上高、前月比0.4%増

11月小売売上高、前月比0.4%増

” 豪政府統計局(ABS)は11日、11月の小売売上高(季節調整値)が前月比0.4%増の271億1,510万豪ドル(約2兆1,155億円)だったと発表した。

世界最大規模で安売りが展開されるブラックフライデーにより、衣服・靴・アクセサリーが1.5%増となったほか、3部門で売上高が拡大した。

ただ、衣類や家庭用品への支出は12月のピークが前倒しになった可能性があり、来月の売上高は伸び悩むとの見方も出ている。

項目別では、衣服・靴・アクセサリーが21億6,920万豪ドルとなったほか、◆家庭用品:46億7,750万豪ドル(1.2%増)◆デパート:15億7,330万豪ドル(0.4%増)◆食品:110億140万豪ドル(0.2%増)――とそれぞれ増加した。

一方減少したのは、◆カフェ・レストラン・持ち帰り食品サービス:38億580万豪ドル(0.1%減)◆その他:38億8,780万豪ドル(0.1%減)だった。

地域別では、ニューサウスウェールズ州が86億7,980万豪ドルで0.8%増となったほか、◆首都圏特別区(ACT):5億1,040万豪ドル(1.6%増)◆西オーストラリア州:28億5,700万豪ドル(0.6%増)◆クイーンズランド州:54億160万豪ドル(0.4%増)◆ビクトリア州:70億9,120万豪ドル(0.1%増)――とそれぞれ増加した。

一方減少したのは、◆北部準州:2億5,730万豪ドル(0.9%減)◆タスマニア州:5億4,720万豪ドル(0.2%減)――だった。南オーストラリア州は17億7,050万豪ドルで横ばいだった。

オーストラリア・ニュージーランド銀(ANZ)のエコノミストは、市場予測の0.3%を上回る伸びだったとし、ブラックフライデーでは厳しい価格競争が強いられていたにも関わらず売り上げが伸びたため、販売量が増加したことが寄与したとの見方を示した。

またオンライン販売も好調で、コモンウェルス銀行のチーフエコノミストは「米国からの影響を受けたブラックフライデーとサイバーマンデーの期間、オンライン販売による電子機器の売り上げは、通常の11月の支出を205%上回った」としている。”(出典:NNA ASIA

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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:サッカールーズ、パレスチナ代表を下し、15日シリア代表と対戦(AFCアジアカップ)

サッカールーズ、パレスチナ代表を下し、15日シリア代表と対戦(AFCアジアカップ)

” アジアカップは11日、グループBの第2節を行い、オーストラリア代表とパレスチナ代表が対戦。

初戦で黒星を喫したオーストラリアが3-0で勝利し、今大会初勝利を飾った。オーストラリアは15日に第3節でシリアと対戦する。

前回王者のオーストラリアは6日の第1節・ヨルダン戦で0-1の惜敗。

ヨルダンが10日のシリア戦(2-0)で2連勝としてグループリーグ突破を決めたため、2位突破を狙うオーストラリアにとって“絶対に負けられない戦い”となった。

すると、前回王者が前半からゴールネットを揺らす。前半18分、右サイドのクロスをFWジェイミー・マクラーレンが頭で流し込み、オーストラリアが今大会初ゴールを決める。

さらに同20分、左サイドからMFクリス・イコノミディスがインスイングの右足クロスを上げ、ファーサイドのFWアベル・マビルが右足ダイレクトで合わせ、ゴールに突き刺した。

2点リードで前半を折り返したオーストラリアは、後半に入ってもリードを保つ。

元横浜FMのDFミロシュ・デゲネクらが最終ラインを固く締めあげ、さらに後半45分には途中出場のFWアポストロス・ギアンヌがヘディングシュートでダメ押しの3点目。3-0とリードを広げて試合終了となった。

勝ち点3を積み上げたオーストラリアがグループBの2位に浮上。しかしグループリーグ突破はまだ決定できておらず、

最終節のシリア戦で引き分け以下に終わると、決勝トーナメント進出が厳しくなる可能性も十分に残されている。”(出典:ゲキサカ

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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:本田圭佑選手、錦織圭選手、メルボルンでダブルス

本田圭佑選手、錦織圭選手、メルボルンでダブルス

” テニスの錦織圭(29)=日清食品=がサッカー元日本代表MF本田圭佑(32)とダブルス共演が実現した。

14日に開幕する全豪オープンの関連イベントが11日、会場内で行われた。

錦織と日本人ファンがテニスをして交流するイベントに本田も参加。ダブルスを組んでプレーした。5分ほど満喫し、本田は「これがあのケイか!と思った」と楽しそうに印象を語った。

錦織は「世界で1番尊敬しているスポーツ選手の1人」と話せば、本田も「日本的に言うと僕の方が年上だけど、そういう感じがしない。話すたびにいろんなことを学ばせてもらっている」という2人。

「自分はW杯で優勝できなかったが、錦織選手はこれから何度もチャンスがあって(優勝を)手にすると思う。応援していきたい」とエールを送った。”(出典:スポーツ報知

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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:2018年第4四半期、総求人数1.7%増

2018年第4四半期、総求人数1.7%増

” 豪政府統計局(ABS)発表の最新データによれば、2018年第4四半期(10~12月)の総求人数は1.7%増(同年第3四半期比)と微増だった。

17年第4四半期の5.5%と比較するとかなり下回った。10日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。

州別(実測値)で見ると、ニューサウスウェールズ州が前期比約4%増の8万6,300件となったほか、◆ビクトリア州:6万6,800件(約8%減)◆クイーンズランド州:3万8,000件(約8%増)◆南オーストラリア州:1万900件(約9%減)◆西オーストラリア州:2万8,600件(約3%増)◆タスマニア(TAS)州:3,500件(約16%増)――などとなった。

ABS労働統計部門のジャービス部長は、「求人数は将来の雇用状況を測る主要指標。今回の数字を見ると、経済は成長しているが緩やかで、力強い成長期の終わりを示している」と分析した。

一方でナショナル・オーストラリア銀行(NAB)のチーフ・エコノミスト、カルホーン氏はABSのデータは建設や観光など一部業界で誤った印象を与えていると懸念する。

「建設業では集合住宅の建設認可数が大幅に減少しているのに対し、なぜ求人数が増加するのか」と指摘した。”(出典:NNA ASIA

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