断続的に約10日に及んで読み進めていた
<< 2020年7月11日投稿:画像は記事にリンク >> 百田尚樹さんが紡いだ「地上最強の男」の系譜:『地上最強の男 世界ヘビー級チャンピオン列伝』中間記
作家 百田尚樹さんの『地上最強の男 世界ベビー級チャンピオン列伝』の全506ページを先ほど読了。
本書の真打ちとでも云うべき、キャシアス・クレイ/モハメド・アリは
” ヨハンソンを弄んだ黒人青年の名前はキャシアス・クレイ、後のモハメド・アリで、十九歳になったばかりだった。”(p371)
371ページ、第19章(冒頭)にして登場。
モハメド・アリという衝撃
当初はNOI(ネーション・オブ・イスラム)、マルコムX等との関係から世間から距離を置かれながらも、
帯びたスター性に、仕掛けた過激な舌戦に、試合を重ねるごとに見せつけた実力に、
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週中に読み始め記⬇︎をアップロードしていた
<< 2020年7月8日投稿:画像は記事にリンク >> 百田尚樹さんが紡いだ「地上最強の男」の系譜:『地上最強の男 世界ヘビー級チャンピオン列伝』読み始め
百田尚樹さんの『地上最強の男 世界ヘビー級チャンピオン列伝』をその後、読み進めていき
第七章 放浪のチャンピオン
第八章「マナッサ・モーラー」
第九章「戦う海兵」
第十章「動くアルプス」
第十一章「シンデレラマン」
第十二章「褐色の爆撃機」
第十三章 世紀の一戦
第十四章 無敵のチャンピオン
第十五章 黄昏の王者
第十六章「シンシナティ・コブラ」
まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
ジョー・ルイスがリングで、リング外と
章をまたがった形で登場し、存在感を植え付けられたのが
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作家 百田尚樹さんが、ボクシングで歴代の世界ヘビー級チャンピオンを一冊にまとめた
『地上最強の男 世界ヘビー級チャンピオン列伝』を読み始めてから
第一章「ボストン・ストロング・ボーイ」
第二章「ジェントルマン・ジム」
第三章「ルビー」
第四章「ボイラーメーカー」
第五章「ガルベストンの巨人」
第六章「ザ・グレイト・ホワイト・ホープ」
第七章 放浪のチャンピオン
第八章「マナッサ・モーラー」
第九章「戦う海兵」
第十章「動くアルプス」
第十一章「シンデレラマン」
第十二章「褐色の爆撃機」
第十三章 世紀の一戦
第十四章 無敵のチャンピオン
第十五章 黄昏の王者
第十六章「シンシナティ・コブラ」
第十七章「ブロックトンの高性能爆弾」
第十八章「ボクシング界の紳士」
第十九章「ビッグ・ベアー」
第二十章「ホラ吹きクレイ」
第二十一章 モハメド・アリ
第二十二章「スモーキン・ジョー」
第二十三章 アリの復活
第二十四章「ビッグ・ジョージ」
第二十五章 キンシャサの奇跡
と、これだけ読み内容の想像がつく方は相当なボクシング通となるでしょうが、
実に全二十五章 506ページに及ぶ大作の 第六章「ザ・グレイト・ホワイト・ホープ」まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
地上最強の男とは
本書を開いた冒頭の 序章 に
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先週、中間記⬇︎をアップロードした
<< 2020年5月6日投稿:画像は記事にリンク >> 隈研吾さんが示す、建築と人間の未来:『点・線・面』読み始め
建築家 隈研吾さんの『点・線・面』を読了。
二〇世紀の建築
建築が辿ってきた歴史に沿って話しは進められていき、
” 木も石も含めてすべての自然素材が、ヴォリュームの表面のコスメティック(お化粧)に堕ちてしまったのが、二〇世紀という時代であった。”(p 060)
或いは
” 二〇世紀建築は、魔術と怠慢を結合させることに成功した。だからこそ、二〇世紀の人々は熱狂し、麻薬に依存するように、コンクリート建築におぼれたのである。
合理的であるかに見えるが、実は魔術と怠慢を愛するこの時代に、コンクリートはうってつけの素材であった。”(p 072)
といった総括に、
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建築家 隈研吾さんの『点・線・面』を読み始めて
方法序説
点
線
面
と章立てされているところ、(はじめに と)方法序説を読み終えたので、そこまでのおさらい。
長らくサイン本を探していたところ、(2020年)3月中旬、タイミング良く入荷情報にアクセスでき
紀伊国屋書店 新宿本店 Twitter(画像はツイートにリンク)
入手叶っていた経緯。
残り三冊あたりのタイミングで入手。
建築とは、そして隈研吾さんは・・
小さめの字でびっちり書き込まれている様子から構えたようなところありましたが、
実際、読み始めると、ハードルの高さを感じながらスロースピードで全体の4分の1程度まで。
書かれてあることは、例えば
” 二〇世紀の建築デザインのリーダーであり、コンクリート建築のチャンピオンでもあるル・コルビュジエ(一八七七 – 一九六五)は、日本を訪ね、桂離宮を見せられた時に「線が多すぎ」とつぶやき、嫌悪感を示したと伝えられている。”(p.006)
という具合で歴代の名建築家が引用されての建築史に、
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作家 百田尚樹さんとジャーナリスト 有本香さんの共著『「日本国紀」の天皇論』を読了。
百田尚樹/有本香 産経新聞出版 2019年10月15日
お二人の共著といえば、
<< 2019年1月11日投稿:画像は記事にリンク >> 百田尚樹さんと有本香さんが明かす『日本国紀』に込めた思い:『「日本国紀」の副読本 学校で教えない日本史』読了
年初に読んでいた ⬇︎
がありましたが、本書は
” 私は『日本国紀』(幻冬舎)を執筆中、日本という国のことを考え続けました。私たちの国はどうしてできたのだろう。
国の形はどういうものだろう。国の核はどこにあるのだろう。そして人々を支えているものはなんだろう、と。
古代から現代までの歴史をめぐる旅を終えた時、見えてきたものがありました。それは日本という国は、天皇を中心とする家族のような国家だったということです。”(p4)
という百田尚樹さん執筆の「まえがき」に始まり、刊行に至った背景を有本香さんが
” しかし実は、『日本国紀』の最大のテーマであった「天皇」については語らずじまい。なぜなら、それはあまりにも大きく重く、かつ深いテーマだからでした。”(p254)
と「あとがき」で述べられており、その「あまりにも大きく重く、かつ深いテーマ」に果敢に斬り込まれた著書。
即位礼正殿の儀の日に、百田尚樹さん、有本香さんに頂戴したサイン
天皇陛下と日本、日本人
本編は、主にお二人の対談によって進行していきます。内容の一部を抜き出すと、
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先週、読み始め記⬇︎をアップロードしていた
<< 2019年9月21日投稿:画像は記事にリンク >> 門田隆将さんが迫った、義に生きた者たちの知られざる生きざま:『この命、義に捧ぐ 台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』読み始め
門田隆将さんの『この命、義に捧ぐ』を読了。
義を貫いた生きざま
(中間記後)第三章から話しが進みゆくに従って徐々に
” このプロジェクトは、もともと「終戦時の恩義を返したい」という根本の思いから発している。
そして、「台湾を助けたい」という明石や台湾人たる李鉎源や李麒麟の思いがひとつになって動き出したものである。”(p129)
根本博陸軍中将の台湾渡航から台湾滞在時の本書の本筋部分に移行。
その根っこには
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数多くのノンフィクション作品で高い評価を得ている 作家・ジャーナリスト門田隆将さんの
『この命、魏に捧ぐ 台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』を読み始めてから、全13章あるうちの第2章まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
本書を手に取ったのは、門田隆将さんのお名前を知るようになり、「虎ノ門ニュース」で百田尚樹さんが、本作を代表作であるように紹介されていたことがきっかけとなって。
本書に頂戴した門田隆将さんのサイン
ポツダム宣言受諾後の戦闘
本を開いての冒頭「はじめに」で
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる