ニック・キリオス選手、また問題行動も謝罪せず。主審の試合裁きを非難
” 29日に行われたテニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2022)男子シングルス4回戦で敗退したニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)が、試合中に審判に暴言を吐くなどしたことについて謝罪を拒否し、さらなる処分を受けようが構わないと言い放った。
第9シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)に6-7(3-7)、3-6で敗れたキリオスは、第1セットのポイント中に主審のカルロス・ベルナデス(Carlos Bernardes)氏の無線が急に鳴り始めると、怒りを爆発させた。
ベルナデス氏を「完全なる道化」と呼び、「ツアー最大級の大会なのに、あんたらは自分の仕事もできないのか。恥ずかしい」と憤った。
その後もキリオスの怒りは収まらず、さらにこのセットのタイブレーク中にはコート脇の友人と話したように見えたため、反スポーツマン行為を取られた。
すでにひわいな発言で警告を受けていたキリオスには、これで1ポイントのペナルティー。
第2セット開始前にはラケットを破壊し、今度は1ゲームのペナルティーを科された。
キリオスは「あの男(ベルナデス氏)が観客をコントロールできていたとはまったく思わない」と話し、「観客のブーイングを浴び、審判が注目の的になっていたが、それは審判の仕事じゃない。
審判がしゃべったり、何かしたりするのを見に来ている観客はいない」と続けた。
他にもこの試合では、観客の一人がコートに侵入し、キリオスと自撮り写真を撮るハプニングもあった。
ベルナデス氏は、物議を醸したBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2022)のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)対キリオス戦でも主審を務めていた。
キリオスはこの試合でラケットを投げ、不適切な発言をしたことで合計2万5000ドル(約305万円)の罰金処分を科されている。”(出典:AFPBB News)
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アシュリー・バーティ選手 現役引退を表明
” 女子テニスで世界ランク1位のA・バーティ(オーストラリア)が23日、インスタグラムを更新しテニス界からの引退を表明。
元ダブルス世界5位で親友のC・デラクア(オーストラリア)との対談動画でその理由を明かしている。動画内では「もう限界なの」とコメントしていた。
25歳のバーティは「実際に声に出して言うのは初めてで、とても言いにくいわ。でも、とても幸せだし、準備はできている。肉体的にも感情的にも、トップレベルで挑戦するために必要なものはもう持っていない」と告白。
「自分の力を最大限に発揮するためには、どれだけの努力が必要なのか、私は知っている。チームにも何度も言った。“私にはもう、そんな力はないんだ”とね。私はこの美しいテニスというスポーツに、自分の持っているものをすべて捧げてきた。私にとっては、それが成功だわ」
2014年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)後に一時ツアーから離脱し、クリケットへ打ち込む時期があったバーティは「前にもやったことがあるんだけどね。その時とは全く違う感覚だわ。テニスが私に与えてくれたものすべてに、とても感謝している。でも、今こそ、離れて他の夢を追いかけ、ラケットを置くべき時なんだと分かっている」と語った。当時は2016年にテニスに復帰していた。
そして、初制覇となった2021年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)と今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)が引退のきっかけになったと明かした。
「昨年のウィンブルドンは、私自身、そしてアスリートとしての私を大きく変えてくれた。1つの目標のために、人生をかけて懸命に働く。ウィンブルドンで優勝できたことは私の夢が叶った瞬間だった。私がテニスで望んでいた唯一の真の夢が叶い、視点が本当に変わった。ウィンブルドンの後、直感的にそう思った。チームともよく話していた。私の中には、まだ満足できていない、満たされていない部分が少しあった。自分の幸せは結果に左右されないという変化が、キャリアの2段階目に差し掛かった時に私の中にあった」
「全豪オープンへの挑戦。それは私にとって、自身のテニスキャリアがいかに素晴らしい旅であったかを祝うための最も完璧な方法であったと感じている。1人の人間として、これが私の望み。私は、いつもやりたいと思っていた他の夢を追いかけたい」
突然の引退発表となったことについては「皆が理解できないかもしれないことは分かっている。私はそれでいいと思っている。私にとっては、アッシュ・バーティという1人の人間には追いかけたい夢がたくさんある。それは必ずしも、世界を旅したり、家族と離れたり、私がいつもいたいと思っていた故郷から離れたりすることではない」と述べた。
2021年11月にオーストラリアのプロゴルファー、ギャリー・キシックと婚約を発表したバーティ。インタビュー動画の最後には涙を浮かべたがテニスへの愛は変わらないことを断言した。
「テニスが好きで好きでたまらない。でも、これからはアスリートとしてのアシュレイ・バーティではなく、人間としてのアシュレイ・バーティとして人生の次の段階を楽しむことが大切だと思う」
バーティはキャリアで2019年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)を含む15個のタイトルを獲得。今季は、1月のアデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、WTA500)で1勝目を挙げると、続く全豪オープンでは初優勝を果たすと共にオーストラリア人女性選手として1978年のC・オニール以来44年ぶりのタイトルを掲げていた。
なお、バーティは世界ランク1位でありながら引退した女性選手としては、2008年5月に61週連続1位を記録して引退したJ・エナン(ベルギー)に次いで2人目となった。”(出典:tennis365.net)
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ニック・キリオス選手の観客への強烈なお説教に喝采
” 男子テニスのBNPパリバ・オープンは17日(日本時間18日)、男子シングルス準々決勝が行われ、ラファエル・ナダル(スペイン)がニック・キリオス(オーストラリア)との熱戦を2-1(7-6、5-7、6-4)で制し、準決勝進出を決めた。
敗れたものの善戦したキリオスは、試合中に観客を“お説教”する場面も。実際のシーンには「面白い」「笑えない」など様々なコメントが集まっている。
ともに1セットを奪って迎えた第3セット途中、サーブを打つ前のキリオスが観客に向けて何やら話し始めた。
どうやらプレーについて何か言われたようで「お前はテニス上手いのか?」と尋ねる。観客が「いや」と答えると「だろ。じゃあなんで話してんだよ」と一喝。会場からは笑い声が漏れた。
キリオスはさらに続けて、近くに座っていた米国の俳優ベン・スティラーをラケットで指しながら「俺が彼に演技を教えるか? しないだろ」と話した。正論に会場からは再び笑い声が聞こえている。
実際の映像をATP公式中継サイト「テニスTV」公式ツイッターは、文面ではキリオスがベン・スティラーに演技指導する? そうは思わない……」とつづって“お説教”を紹介。
海外ファンからは「天才的だ」「好きにならずにはいられないな」「言いたくないけど面白いね」「(笑)」「この酷い言動に対して笑ってる人が信じられない」「笑い止まらない」「全然笑えないよ」などと様々なコメントが集まっていた。”(出典:THE ANSWER)
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ラグビー日本代表などで主力選手として活躍するも、医学の道を志すべく2021年5月に惜しまれつつも現役引退をされた福岡堅樹さんの『自分を信じる力』を読了。
サイン本販売情報に
てくてく長めの徒歩により入手叶えていた一冊。
即反応して入手していた経緯。
ラグビー x 医学部受験 の両立
本書は、
” ラグビーで世界と戦いながら医師を志して学んだ経験をもとに、僕が何を大事にし、どんな考え方をしてきたか。具体的にどんな鍛え方、学び方をしてきたかを包み隠さずに書いていきたい。”(p5)
という意図に沿い、
第1章 成長の限界を決めない
第2章 自分を客観視する
第3章 割り切る勇気を手に入れる
第4章 目標はいつ変わってもいい
第5章 「ONE TEAM」で学んだこと
第6章 自分に合った勉強法を見つける
第7章 社会の中で輝く歯車になる
第8章 信じた道をまっすぐ走る
との章立てで、
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オーストラリアの著名人 ㉖ 〜 訃報 シェーン・ウォーン元選手
” オーストラリアの元クリケット選手、シェーン・ウォーン氏が4日午後、休暇を過ごすために滞在していたタイで死去したことが分かった。死因は心筋梗塞とみられる。52歳だった。
ウォーン氏は、現役半ばですでに20世紀のクリケット選手ベスト5として名前が挙げられるなど、人気と実力を兼ね備えたレジェンドとして名をはせた。
ウォーン氏は、宿泊先のビラで意識を失って倒れているところを友人に発見され、友人らが心肺蘇生を行い、その後、病院へ搬送されたとみられる。
搬送先のタイ国際病院で死亡が確認された。その後、遺体は他の病院へ搬送され司法解剖されたが、不審な点などはなかったという。
ウォーン氏の死を受けて、英国チームの前コーチで選手だったデービッド・ロイド氏は、ウォーン氏は寛大でピーターパンのようだったが、クリケットとなると真剣だったと振り返り、「人生を最大限におう歌したと思う」と述べ、故人を偲んだ。”(出典:JAMS.TV)
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井上康生前全日本男子柔道強化チーム監督の『初心 時代を生き抜くための調整術』を読了。
サイン本販売情報に
寒空の下、足早に動いてサイン本を確保
即反応して入手していた一冊。
” いつの時代も壁を突破するのは、創造性に富み、自由で大胆な発想を持つ人だと思います。
目標達成のためには、かつて誰もやったことのない手法を取り入れ、ときに周囲を驚かせます。”(p3)
の一文に始まる本書は
続きを読む 井上康生さんが、全日本男子柔道強化チーム監督として賭けた日々:『初心 時代を生き抜くための調整術』読了 →
ベン・シモンズ選手、ブルックリン・ネッツに移籍
” 先日のトレードでフィラデルフィア・76ersからブルックリン・ネッツに移籍したベン・シモンズが、ネッツの練習に参加した。『NEW YORK POST』のマーク・W・サンチェス記者がレポートしている。
ネッツの公式SNSでは、ホームのバークレイズ・センターで行なわれたシュートアラウンドに姿を現したシモンズがケビン・デュラントとコミュニケーションを交わす姿が公開されている。
また、この日行なわれたサクラメント・キングス戦にも帯同し、ベンチで試合観戦する姿が見られた。 シモンズと同じルイジアナ州大出身のキャム・トーマスは、「彼と少し話した。大学について聞いてきたよ」と明かしている。
さらにニコラス・クラクストンも、「ここでプレイしたいと思っている優秀な選手が3人がいる。チームの助けになると思う。僕たちの間でより良い雰囲気が生まれるだろう」と、シモンズと同時に入団したセス・カリー、アンドレ・ドラモンドを含めた3人の加入による好影響について語った。
一日も早い復帰が待たれるシモンズだが、最後にプレイしてから約8か月が経過している。試合への出場についてはスティーブ・ナッシュHC(ヘッドコーチ)も慎重だ。ネッツデビューについても、双方の合意を持って決定することを明かしている。
とはいえ、これまで悩まされ続けた去就問題がクリアになった影響は大きいはず。ナッシュHCは「フィジカルの準備が整った時、プレイする心の準備もできるようになると思う」と語っている。”(出典:NBA Rakuten)
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北京オリンピック スノーボード男子ハーフパイプ スコッティ・ジェームズ選手 銀メダル
” 北京五輪は11日、スノーボード男子ハーフパイプ決勝が行われ、冬季五輪2大会連続銀メダルの23歳の平野歩夢(TOKIOインカラミ)が日本スノーボード史上初の金メダルを獲得した。
最終試技で大逆転。それまでトップにいたが、銀メダルになった27歳のスコッティ・ジェームズ(オーストラリア)は「ファンタスティックなランだったね」と平野を称えている。
平野は1回目で4回転の中に縦3回転を入れる「トリプルコーク1440」に五輪史上初めて成功。しかし、最後のエアで着地に失敗し、得点は33.75だった。
2回目は史上最高難度のルーティンに成功。「トリプルコーク1440」をはじめ、1440を3度も入れた。
だが、得点は予想外に伸びず91.75点。この時点でオーストラリアのジェームズに次いで2位だった。
3回目、高さ5.5メートルのエアで「トリプルコーク1440」を決めるなど再び完璧な試技を披露。96.00点をマークし、金メダルを獲得した。
逆転を許したジェームズは平昌五輪の銅に続く2個目のメダルだが、母国のオーストラリア公共放送「ABC」は「スコッティ・ジェームズの北京五輪でのハーフパイプ金メダルの夢は、アユム・ヒラノの魔法のようなランで終わった」との見出しで記事を掲載した。
記事ではジェームズのコメントを掲載。「彼(平野)の能力は知っていたし、ファンタスティックなランだったね」と潔く称賛した。
15歳だった2010年バンクーバー五輪から4大会連続の出場。世界選手権、賞金大会「Xゲームズ」などで平野らとしのぎを削ってきた。「彼が物凄いものを持ってくるだろうと予想していたよ」と吐露。順位が決まった直後、平野と抱擁を交わした。
自身のトリプルコークについては「バレンティノ(・グセリ)と自分は背が高い。だからリスクもミスの可能性も高くなる。他の選手と戦うには完璧でなければいけないんだ」と説明。
「とても怖い、難しい技。だから、僕たちは自分のランにもう一つのエレメントを加えることにした」と続け、「全力を尽くしたし、ここに来るために努力してきた。今日のランに満足している。自分にとってはそれが最も重要なんだ」と明かした。”(出典:THE ANSWER)
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる