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伊藤智仁コーチ、渡辺保裕さん、長谷川晶一さんが振り返った悲運なエースの幸福な人生:『高速スライダー 幸運な男・伊藤智仁』発売記念 トーク&サイン会 参加記

ノンフィクションライター 長谷川晶一さんが伊藤智仁コーチ(東北楽天ゴールデンイーグルス)の現役時代に熱く斬れ込んだ『幸運な男  伊藤智仁の悲運なエースの幸福な人生』が、

会場は初となる、教文館9階 ウェンライトホール

『高速スライダー 幸運な男・伊藤智仁』としてマンガ化された発売記念トーク&サイン会に参加。

マンガで描かれた伝説のエース

原作の方は ⬇︎

<< 2017年12月23日投稿:画像は記事にリンク >> 伊藤智仁さんが振り返ったヤクルトスワローズで迎えた絶頂と再起に賭けた日々:『幸運な男 ー 伊藤智仁の悲運のエースの幸福な人生』読了

2017年末に読了していましたが、開演時間までサイン会用に購入していたイベント対象書籍の一部を読んでみると・・

「たしか、こんなエピソード、原作になかったよなぁ」と思いながら、始まったトークイベントでのお話しに耳を傾ければ

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小笠原道大コーチが振り返った指導者として、プロ野球の現役選手時代に貫いたこと:『二軍監督奮闘記』読了

今週、刊行記念イベント⬇︎に参加していた

<< 2020年1月16日投稿:画像は記事にリンク >> 小笠原道大コーチを間近にして実直な人間性を感じてきた: 『二軍監督奮闘記』刊行記念 トーク&サイン本お渡し会 参加記

北海道日本ハムファイターズ ヘッドコーチ兼打撃コーチの小笠原道大さんの中日ドラゴンズ二軍監督時代をまとめた『二軍監督奮闘記』を読了。

指導者として、プロ野球選手として

本書は、

” 2019年の春季キャンプから真夏の公式戦シーズンまで、私が日々感じたこと、考えていることを通して、「二軍監督」という仕事について、とくに「育成」というテーマを中心に語っていきたいと思っています。”(p3)

と「はじめに」にあり、そのことは(本書の)タイトルからも容易に想像できることですが、

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小笠原道大コーチを間近にして実直な人間性を感じてきた: 『二軍監督奮闘記』刊行記念 トーク&サイン本お渡し会 参加記

北海道日本ハムファイターズ 小笠原道大ヘッドコーチ兼打撃コーチの中日ドラゴンズ二軍監督時代の取り組みについて紹介された

早々に100席が満席となる人気ぶり

『二軍監督奮闘記』刊行記念 トーク&サイン本お渡し会 に参加。

開演約20分前の会場 八重洲ブックセンター本店 8階ギャラリー(開演中の撮影は禁止)

話しは、昨シーズン終盤、根尾昂選手が一軍登録された際の質問に始まり、

本来、まだ早かったのだけれども、経験を積ます意味での昇格で、ゲガを治してリハビリに練習でも一人で黙々と(バッティング)マシンを打ち込んでいた姿を見ており、そうしたことから勝ち取られたものであったと。

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:本田圭佑選手、森林火災復興支援「変顔チャレンジ」参加呼びかけ

本田圭佑選手、森林火災復興支援「変顔チャレンジ」参加呼びかけ

” 元日本代表の本田圭佑は、オーストラリアで猛威を振るう森林火災の復興支援として寄付を行うとともに、

寄付金を募るキャンペーン「変顔チャレンジ」への参加を呼びかけている。

オーストラリアでは昨年から大規模な森林火災が広がり、広大な森林が焼失。20人以上の犠牲者に加え、

コアラやカンガルーなど野生生物に甚大な被害がもたらされたことが報じられている。

2018/19シーズンにオーストラリアのメルボルン・ビクトリーでもプレーした本田は、自身がCEOを務めるNowDo株式会社を通して募金活動を開始した。

集められた募金はオーストラリア赤十字社またはそれに準ずる団体に寄付されるとのことだ。

同時に、公式ツイッターアカウントを通して「変顔チャレンジ」も呼びかけた。SNSで指名を受けた相手は「変顔」の写真を公開するか、寄付を行ってその証明書を公開し、次に変顔または寄付を行う知人を指名するという運動となる。

本田自身は変顔ではなく寄付を選んだ形で、オーストラリア赤十字社への1万15ドル(100万円)の寄付の証明書を公開している。

その上で、「変顔チャレンジ」の相手として長友佑都や吉田麻也、槙野智章、ダルビッシュ有、錦織圭など12人を指名した。

「僕が1人で寄付しても、実質的にオーストラリアの復興に与えられる影響は微塵もないです。

だけどこの運動を通じて、多くの人が手が行動に移すことで少しでも寄付額の増加と震災についての認知が高まればという想いで、先ずは自分が行動しようと思いました!」と本田はコメントしている。”(出典:フットボールチャンネル via livedoor NEWS

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掛布雅之さんのトークがキャラ全開で楽しかった:「ミスタータイガース・掛布雅之氏*新春球談 Vol.5」参加記

2020年初の小旅行は空路大阪に跳び、

快晴の大阪

ミスタータイガース・掛布雅之氏*新春球談」と銘打たれたトークイベントへ。

昨年、東京で開催された掛布雅之さんのイベントを立て続けに見逃しており、

「これから何かあるかな?」と検索した経緯から辿り着いた今回の催し。

会場のグランキューブ(国際会議場)会議室1202

満を持して会場のグランキューブ12階に到着。

受付を済ませ、開演が近くにつれ高まるワクワク感。会場内200名ほどですかね。

開演10分前の頃の会場内

親しみ覚えるスーパースター掛布雅之

掛布雅之さんが登場され、スターのオーラというより、和やか、どこかアットホームな雰囲気が漂ったのは

登壇直後の掛布雅之さん(左はMCの土井麻由美さん)

やはり掛布さんのスター性ですね。

MCの土井麻由実さんが繰り出す、今回の年末年始?(空気感は好きとのことで例年。伊勢神宮へ行かれているそうな)、

終始、笑いが絶えないトークイベントでした ^^

今の肩書きは?(ニート「笑」。近日、マスコミ報道に沿う方向で発表があるようです)

そこから本題的内容に移行していき、大きく取り上げられたのは、鳥谷敬選手の退団に至る経緯での球団側の非礼に、

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:NBLで武者修行中のラメロ・ボール、報酬1ヵ月分を森林火災被害者に寄付

NBLで武者修行中のラメロ・ボール、報酬1ヵ月分を森林火災被害者に寄付

” 2020年のNBAドラフト上位候補として注目されているラメロ・ボールは、現在はオーストラリアのNBL、イラワラ・ホークスでプレーしている。

イラワラ・ホークスはニューサウスウェールズ州のウロンゴンをホームタウンとするチーム。

そのニューサウスウェールズ州では記録的な熱波による乾燥に強風が重なり、長期的な森林火災が発生。

その甚大な被害を受け、昨年12月から3度目の非常事態宣言が出されている。

この状況を受けて、ラメロ・ボールは1カ月分の報酬を被害者救済のために寄付することを発表した。チームから発表されたボールの声明は、以下の通り。

「オーストラリアのサウスコーストで起こっていることを直視するのは辛い。たくさんの人たちが家を失い、すべてを失ってしまった。僕は両親から、助けられる時に人助けをするように教えられてきた。これが僕にできる方法だ」

男気溢れる行動を取ったボールは、本業のバスケットボールでも結果を残している。今シーズンは12試合に出場し、平均17得点7.5リバウンド7アシスト1.6スティールを記録。

先日の試合では32得点11リバウンド13アシストをマークし、リーグ史上最年少の18歳でトリプル・ダブルを達成する快挙を成し遂げた。

ボール一家の三男は、バスケットボール選手としても、そして人としても、着実に成長している。”(出典:BASKET COUNT

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張本勲さんが紐解いたイチロー選手の真髄:『新イチロー論 いまを超えていく力』読了

日本プロ野球界(NPB)で最多の通算3,085安打の記録を持つ

張本勲さんの『新イチロー論  いまを超えていく力』を読了。

もともと先月(2019年12月)に参加した

<< 2019年12月10日投稿:画像は記事にリンク >> 江夏豊さん&田淵幸一さんと対面でき野球少年の頃の熱が蘇った一夜:日本プロ野球 OBクラブ25周年記念 ファンとの集い 参加記

「日本プロ野球OBクラブ25周年記念 ファンとの集い」に張本勲さんのお名前が参加予定に入っていたことから

サイン用に仕込んでおいたもの。当日は何より江夏豊さんに、次に田淵幸一さんに精力を傾けていたので

張本勲さんの動向まで追いかけられていませんでしたが、後日談として

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森繁和さんが振り返った落合博満監督と築き上げた中日ドラゴンズが強かったワケ:『参謀 落合監督を支えた右腕の「見守る力」』読了

森繁和中日ドラゴンズの著書『参謀』を読了。

もっとも本が出版されたのは2012年4月で、落合博満さんが中日ドラゴンズの監督を退任されて、ご自身も一度球団から離れられた時期。

それなので、著書の肩書は「ドラゴンズ前ヘッドコーチ」、サブタイトルは「落合監督を支えた右腕の「見守る力」」となっています。

中日ドラゴンズが、セ・リーグを席捲していた頃

本書は

 序章 投手会の夜

 第一章 なぜしぶといチームは完成したのか

 第二章 教えるより考えさせるコーチ術

 第三章 落合博満監督の凄さ

 第四章 参謀の心得 

 終章 選手への愛情は決してなくさない

という章立てに沿って、

” あの投手交代も、いつもと同じように、私が監督に進言したものだった。

その裏事情は、情報管理の徹底しているチームだったので、日本一のシーズンが終了し、緊張がゆるむ試合直後でも、監督と私と山井以外は誰も知らなかった。

もう一人、キャッチャーの谷繁元信は、理解していた部分もあった。”(p22-23)

チーム53年ぶりの日本一を吹き飛ばす勢いでクローズアップされることになった完全試合達成の可能性を残しての山井大介投手の降板劇に、

落合博満さんが、中日ドラゴンズから監督就任の要請を受け、森繁和さんが投手コーチとして契約段階で

” 「選手にいっさい手を上げてはならない」”(p40)

と厳命され、

” 鉄拳を封印しつつ若手をいかにまとめ、しぶといチームを作ったか。私なりの方法論をすべて書いたつもりである。”(p217)

と、常勝チームで振るわれたコーチングの振り返りに

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