2021年9月の小売売上高、前月比+1.3%
” オーストラリア統計局が29日発表した9月の小売売上高は前月比1.3%増と、4カ月ぶりに増加に転じた。
予想(0.2%増)も大きく上回った。 新型コロナウイルス感染抑制策のロックダウン(都市封鎖)が一部解除されたことが消費を後押しした。”(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN)
” オーストラリア統計局が29日発表した9月の小売売上高は前月比1.3%増と、4カ月ぶりに増加に転じた。
予想(0.2%増)も大きく上回った。 新型コロナウイルス感染抑制策のロックダウン(都市封鎖)が一部解除されたことが消費を後押しした。”(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN)
” オーストラリアのモリソン首相は28日、温室効果ガスの一種メタンの排出量を世界で2030年までに20年比で少なくとも30%削減する国際的な取り組みに関して、参加を拒否する考えを示した。
「オージー・ビーフ」で知られ、日本にも大量に輸出している牛肉の生産への影響が懸念されることが理由だ。
メタンは牛のげっぷなどに含まれており、農家などを支持基盤とする与党第2党の国民党は、30%削減について「牛肉産業にとって大打撃」(同党党首のジョイス副首相)と反対姿勢だ。
モリソン氏は28日の記者会見で「農業に実質的な悪影響を与えるようなことはしない」と強調した。”(出典:JIJI.COM via Yahoo! JAPAN)
続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:スコット・モリソン首相、メタン削減参加を拒否。「オージー・ビーフ」打撃回避
” 王立オーストラリア造幣局が硬貨の予想外の需要増に対応するため、2020/21年度(20年7月~21年6月)に二交代制で硬貨の製造に当たったことが分かった。
新型コロナウイルス危機で現金を手元に保有する人が増えたことが背景にある。オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。
報告書によれば、流通用の硬貨と収集用の硬貨、投資用の金貨を含めた造幣局の20/21年度の売上高は1億9,300万豪ドル(約165億円)で、利益は5,800万豪ドルだった。
需要増を受け、造幣局は5豪セント、10豪セント、20豪セント、50豪セント、1豪ドル、2豪ドルの流通用硬貨すべての製造を増やした。
流通用硬貨の売上高は8,200万豪ドルに上り、予算を105%(4,200万豪ドル)上回った。
投資用の金貨と収集用硬貨の需要も伸び、売上高は1億1,100万豪ドルと前年度比で12%増加して、過去2番目の水準を記録した。
20/21年度は同様にオーストラリア連邦準備銀行(RBA)が印刷する紙幣の需要も急増した。
造幣局は、キャッシュレス決済へのシフトが続いていることから、硬貨の流通量は時間の経過とともに減少を続け、2024年末までに従来の水準に戻ると予想している。”(出典:NNA ASIA)
” オーストラリアのモリソン首相は26日、2050年までに国内の温暖化ガス排出を実質的になくす目標を表明した。
資源国の豪州は主要な先進国で唯一、ゼロ目標を掲げていなかった。第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)が迫るなか、国際社会の圧力に抗しきれなかった。
26日に記者会見したモリソン氏は実質ゼロは「技術が主導して進めるものだ」と述べ、増税や電気料金上昇など国民の負担増にはつながらないと強調した。
「石炭やガスの生産、輸出は止めない。(実質ゼロは)農業や資源分野の雇用を犠牲にするものでもない」と話し、国内の資源産業に配慮を示した。
実質ゼロに向け、豪政府は今後10年間で低炭素技術に200億豪ドル(約1兆7,000億円)を投資する。
燃やしても水しか出ない水素や、二酸化炭素(CO2)を回収して貯留するCCS技術などが対象となる。
50年までに風力や太陽光など再生可能エネルギー、蓄電池、水素を活用して発電時に排出する温暖化ガスを05年比で91~97%削減することを目指す。
電気自動車(EV)の充電スタンドや水素ステーションの設置を進め、交通部門の排出量も最大で同71%減らす。
モリソン氏は「豪州は05年比ですでに20%以上の排出を削減した。同時に経済の規模は拡大し、300万人の雇用が生まれた。
農産品や資源の輸出も増加した」と述べ、排出削減と経済成長は両立できると訴えた。
豪政府が発表した実質ゼロは国内の排出が対象で豪州が輸出する石炭や天然ガスから出るCO2は含まない。
石炭や天然ガスの輸出先である日本と韓国、中国はいずれも実質ゼロの目標を掲げており、豪州の資源産業の縮小は避けられない。
豪州の資源・エネルギー企業はすでに水素への投資を始めた。日本に液化天然ガス(LNG)を輸出するウッドサイド・ペトロリアムは今月、豪西部に大規模な水素・アンモニア製造設備を建設する計画を発表。
鉄鉱石大手のフォーテスキュー・メタルズ・グループもタスマニアで水素を製造し、日本などに輸出することを検討する。
英調査会社ウッドマッケンジーのプラカシュ・シャルマ氏は政府の発表を受け、「豪州は伝統的なエネルギー産業や輸出部門を抜本的に変革する必要があるが、(水素輸出などで)将来の収益を生み出す好機でもある」と指摘した。”(出典:日本経済新聞)
” オーストラリア・シドニーで、10月11日にロックダウン(都市封鎖)が解除された直後の1週間の支出は、業界によって明暗が分かれたことが明らかになった。
美容院など美容業界への支出がロックダウン中の平均と比較し約680%急増した一方、交通や百貨店はロックダウン中と比較すると回復したものの依然新型コロナウイルス流行前の水準を下回っており、コロナ関連規制は消費者行動に持続的な影響を与えているようだ。25日付シドニー・モーニング・ヘラルド(SMH)が伝えた。
米系調査会社イリオンとコンサルティング会社アクセンチュアが開発した消費者支出の追跡システムによると、百貨店の実店舗への支出はロックダウン中(11日より前の4週間)の平均を79%上回った。
オンライン販売が利用可能な中での増加は、消費者が今も実店舗での買い物を好む傾向にあることを示唆しているとみられる。
ただ、新型コロナ流行前の2020年1月の平均と比べると、支出は13%減少した。
交通業界への支出は、ロックダウン中と比べ、有料道路が33%増、タクシー・ライドシェアが56%増、公共交通機関が16%増となったが、いずれも新型コロナ流行前の水準を下回った。特に公共交通機関の利用が回復するには時間がかかるとみられる。
一方、飲食店の営業が再開された中でも食品配達への支出はロックダウン中の水準を10%上回り、利用が習慣化した可能性が指摘されている。”(出典:NNA ASIA)
” 10月22日付ABC放送(電子版)は、11月からカンタス航空、ジェットスター社が徐々に世界各地への国際航空路線を再開する計画を発表したと伝えている。
12月19日からシドニー・成田間路線の再開も予定されている。
22日、アラン・ジョイス・カンタス航空CEOは、「国際航空路線再開に向けて社員を呼び戻し、体制を固めつつある」と語り、11月・12月に再開予定の路線を発表した。
当面はシドニー発着が中心になるが、10月21日夜にはVIC州政府が、完全接種済みの海外からの旅行者についてはコロナウイルス・ホテル隔離を免除すると発表しており、ジョイスCEOは、メルボルン発着も続いて再開が可能になったと語っている。
国際路線が再開しても、カンタス航空、ジェットスターの利用が認められるのは、豪医薬品管理局(TGA)の承認するファイザー、アストラゼネカ、モデルナ(モダーナ)、ジョンソン&ジョンソンの4種類のいずれかを完全接種している者に限られる。
ただし、12歳未満と医学的な理由などで接種を免除されている者には完全接種義務は適用されない。その上で、搭乗前72時間以内のコロナウイルス検査で陰性判定を受けていなければならない。
また、カンタス航空では、「海外に行く乗客は予め到着国のコロナウイルス規制条件を自分で調べておくこと」と呼びかけている。
国によって、入国者の国籍やビザ、接種状態、出発地、さらには過去1,2週間から何か月かの間の通過地などによって様々な規制を設けており、到着地で入国できることの確認は乗客個人が責任を持って行わなければならない。
シドニー国際空港からは11月1日よりロサンジェルスとロンドンに、11月23日よりシンガポールに、12月6日より(ダーウィン経由)インド・デリーに(インド当局との協議の結果による)、12月7日よりフィジー・ナンディに、12月18日よりバンクーバーに、12月19日より東京に、12月20日よりホノルルに、2022年1月5日よりヨハネスブルクに、1月12日よりタイ・プーケットに、1月14日よりバンコックに、それぞれ運航開始する。
さらに、ジェットスターも12月18日よりメルボルンからシンガポールに運航開始。
バージン・オーストラリア社も12月16日にシドニーから、12月17日にメルボルンから、12月18日にブリスベンからそれぞれ運航開始する。
バージン社は社員全員に接種を義務づけているが、国際線の乗客には完全接種を搭乗条件にしないと発表している。”(出典:NICHIGO PRESS)
続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:カンタス航空、(2021年)12月よりシドニー ー 成田路線再開
” 世界ランク10位の日本は、同3位のオーストラリア代表に23ー32で惜敗した。
国内では2019W杯以来、2年ぶりとなるテストマッチは、3―14で迎えた前半25分にSO松田力也(埼玉)が中央22メートル付近から右へ長いキックパス。
ウイングのレメキ ロマノロヴァ(東葛)が代表では18年6月のジョージア戦以来となるトライ(ゴール成功)。続く32分にも松田がPGを成功させ、13-14と1点差に。
前半終了間際にPGを決められたが、13―17で折り返した。後半は10分までに二つのトライを許したが、15分にセンター中村亮土(東京SG)がゴール前で相手のロングパスをインターセプトして中央にトライ。
32分には45メートルの長いPGを田村優(横浜)が決めて再び23―27に差を詰めた。終了間際に再びラインアウトモールからトライを決められて23―32で敗れた。
オーストラリアは南アフリカ、アルゼンチンにそれぞれ2連勝して絶好調で来日。
ほぼベストメンバーで臨んでの辛勝に、デーブ・レニー監督は「日本はティア1といっていいチームになっている」と力を認めた。
主将のマイケル・フーパーも「日本は急速に成長を遂げている。プレッシャーをかけてきて、ブレイクダウンも、攻撃の選手も良かった。セットプレーも良くなっている。様々な面でスピード感をもって成長している」と話した。”(出典:スポーツ報知 via Yahoo! JAPAN)
” 来日したワールドラグビーランキング3位のオーストラリア代表“ワラビーズ”は、ほぼベストメンバーで日本代表と戦う。10月23日、大分で世界トップレベルのパフォーマンスを披露してくれそうだ。
10月上旬までおこなわれたザ・ラグビーチャンピオンシップ(南半球4か国対抗戦)で2019年ワールドカップ優勝チームの南アフリカ代表に連勝するなど、大会2位に大きく貢献したCTBのサム・ケレビ(東京サントリーサンゴリアス)は、負傷した足首が完全に回復しておらず欠場。
弾丸ランナーのWTBマリカ・コロインベテ(埼玉パナソニックワイルドナイツ)は第3子誕生のため来日しなかったが、
同大会でベストフィフティーンに選出されたPRタニエラ・トゥポウ、FLマイケル・フーパー、SOクウェイド・クーパー、そしてトライ王のWTBアンドリュー・ケラウェイなど豪華な顔ぶれがスターティングメンバーに並ぶ。
4年ぶりのワラビーズ復帰で活躍し、改めて評価されている33歳のクーパーは、花園近鉄ライナーズの司令塔でもあり、日本にもファンは多い。
近鉄のチームメイトであるWTBシオサイア・フィフィタとFBセミシ・マシレワが日本代表のスターティングメンバーに名を連ねており、対決が楽しみだ。”(出典:RUGBY REPUBLIC)