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伊東潤さんが描いた熊本城を託された男の生きざま:『もっこすの城 熊本城築城始末』読了

先週、読み始め記 ⬇︎

<< 2021年7月30日投稿:画像は記事にリンク >> 伊東潤さんが描いた熊本城を託された男の生きざま:『もっこすの城 熊本城築城始末』読み始め

をアップロードした、伊東潤さんの『もっこすの城 熊本城築城始末』を読了。

読み始め記に、著者 伊東潤さんよりリプライ頂けました ^^

加藤清正に尽くした恩義

話しのハイライトとして、

“「この城を ー、この『もっこすの城』を築くのだ」”(p379)

と、タイトルにもある通り熊本城築城が本書の主人公 木村藤九郎秀範の創意工夫があったからこその我々が知る姿に築き上げられていったこと分かりますが、

話し全体で通底しているのは、

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伊東潤さんが描いた熊本城を託された男の生きざま:『もっこすの城 熊本城築城始末』読み始め

作家 伊東潤さんの『もっこすの城  熊本築城始末』を読み始めて

 プロローグ

 第一章 蛇目紋の家

 第二章 反骨の地

 第三章 日之本一之城取

 第四章 天下静謐

と章立てされているうち「第一章 蛇目紋の家」を読み終えたので、そこまでのおさらい。

(2021年)4月に読んだ『覇王の神殿 日本を造った男・蘇我馬子』に

<< 2021年4月24日投稿:画像は記事にリンク >> 伊東潤さんが描いた、古代日本に理想国を造り上げた者たちの軌跡:『覇王の神殿 日本を造った男・蘇我馬子』読了

惹き込まれた経緯から「また何か、伊東潤さんで・・」と思っていた折、

出典:メトロ書店熊本本店Twitter(画像はTweetにリンク)

サイン本入手機会に遭遇し、手元に引き寄せていた経緯。

肥後を託された命運

冒頭(プロローグ)、本能寺の変直後の混乱に始まり、一連の過程で安土城を守るため命を賭した父を失った長男(木村藤九郎秀範)が、

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筒井康隆先生本をたくさん買い込んでいた神戸の流泉書房へ行ってきた

先週末の ⬇︎

<< 2021年6月20日投稿:画像は記事にリンク >> AKIRA TAKASAKI AND EVOLUTION公演で、念願のBUDDHA ROCKを存分に体感してきた

大阪一泊二日。夜の予定は決まっていたものの「他の時間、何をしよう・・」と、

時節柄、現地(在住)の人たちと会う約束するのは控えようかと、思案を重ね思いついたのが、

短期で集中的に筒井康隆先生のサイン本を

<< 2021年6月13日投稿:画像は記事にリンク >> 先月(2021年5月)末から今週(6/7〜13)にかけて嬉しかったこと:筒井康隆先生本7冊

多数購入していた神戸市内の流泉書房行き。

神戸で刻んだ新たな思い出

梅田との距離感(電車で片道1時間)を考慮し、あらかたの出発時間を決め、新幹線に乗車。

中国地方で発生のガス漏れとやらで、新神戸まで乗るつもりが

出典:中國新聞デジタル(画像は記事にリンク)

新大阪止まりに短縮されてしまうハプニングありながら、

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先月(2021年5月)末から今週(6/7〜13)にかけて嬉しかったこと:筒井康隆先生本7冊

(2021年)上半期、残すところ2週間+α程度といったところ、過ぎ去りし日の中で快心の日を振り返ると、

<< 2021年2月19日投稿:画像は記事にリンク >> 二年連続で筒井伸輔さんの世界観に浸った後、歓喜の瞬間を迎えてきた

筒井康隆先生との遭遇叶った2月18日が代表的に思い起こされますが、その筒井康隆先生の最新刊『世界はゴ冗談

出典:筒井康隆先生Twitter(画像はTweetにリンク)

のサイン本を販売検索すれば・・

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筒井康隆先生が描いたコロナ禍の狂乱、亡きご子息との夢の中での再会ほか一四の短篇集『ジャックポット』読了

筒井康隆先生の最新刊『ジャックポット』を読了。

大概、筒井康隆先生の新刊が出る際はサイン本が出ている印象で待ち構えるも、

本作については「(2月上旬の発売後)出ないなぁ・・」と、3月も中旬となり諦めモードに切り替わりかけていたところ

Twitterで販売情報を見つけ

通信販売で思いを叶えていた経緯。

書店で本書発売を知り、筒井伸輔展開催を知り、・・・! << 2021年2月19日投稿:画像は記事にリンク >> 二年連続で筒井伸輔さんの世界観に浸った後、歓喜の瞬間を迎えてきた

コロナ禍の最中、混沌、狂乱の世界へ

本書は「漸然山脈」「コロキタイマイ」など一四の短篇を収録。

全体を通じコロナ禍の混沌を描いた「ジャックポット」好例にカオスとの印象を引っ張り出されましたが、

最初二話は全然設定が頭に入って来ず、難解との滑り出しに冷や汗気味も、

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伊東潤さんが描いた、古代日本に理想国を造り上げた者たちの軌跡:『覇王の神殿 日本を造った男・蘇我馬子』読了

小説家 伊東潤さんが、蘇我馬子の生涯を描いた『覇王の神殿』を読了。

Twitterでサイン本が稀少である旨が流れてきて、

出典:伊東潤さんTwitter(画像はTweetにリンク)

サインが書かれている動画を見ているうち

出典:潮出版社(画像はTweetにリンク)

「サイン本、買えたら(読んでみよう)」の思いに至り、売場を往訪した際、

” 馬子、推古大王、聖徳太子らが目指した理想の軌跡を辿る “

なる帯から想起させられる内容に「日ごろあまり感じないロマン(のようなものを)感じ、最後の一冊で売り出されていたサイン本との巡り合いから

「あった〜!サイン本(@最後の一冊)」

手元に引き寄せていた著書。

「政則 十番勝負2020」で登壇されていた著者 伊東潤さん。不参加ながらこれも遠因だったかも!?出典:タワーレコード渋谷店Twitter(画像はTweetにリンク)

父から子へ託された仏教国への悲願

近年、日本史への興味を強くしているものの、もっぱら対象は近現代史で

本書の主人公 蘇我馬子は、名前は頭に入っていたものの「教科書の最初の頃に出ていたなぁ」という程度。

序盤、

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筒井康隆先生に、ナイツ塙さんに、直感に身を委ね充実感得られた 2021年2月

コロナ感染が拡大している状況から、インフルエンザと同じく花粉も・・ と淡い期待を抱いていたところ、

そうは問屋が卸してくれなかった感 ーvー; 芽生えた(2021年)2月末日に今月ひと月を振り返ると・・

いまだ仄かに余韻残る筒井康隆先生との遭遇に、

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ナイツ 塙宣之さんに、

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二年連続で筒井伸輔さんの世界観に浸った後、歓喜の瞬間を迎えてきた

昨年(2020年4月)に続いて、

<< 2020年4月8日投稿:画像は記事にリンク >> 筒井康隆さんの「偽文士日碌」を読み、御子息の筒井伸輔展に行ってきた

筒井伸輔展(開催名称:筒井伸輔 特別展示)へ。

過日書店に立ち寄った際、筒井康隆先生の新刊を見つけ、

出典:新潮社営業部Twitter(画像はTweetにリンク)

同日晩、(筒井康隆先生の)Twitterを訪問した際に

出典:筒井康隆さんTwitter(画像はTweetにリンク)

本特別展示の開催を知っていた経緯。

蘇る世界観

場所は(昨年と)同じく市ヶ谷駅から徒歩圏のMIZUMA ART GALLERY.-

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