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万城目学さんが描いた見た目普通の女子高生吸血鬼と監視役Qのほろっとさせられるストーリー:『あの子とQ』読了

作家 万城目学さんの『あの子とQ』を読了。

サイン本販売機会を捉えて

(確か)在庫最後の一冊で滑り込み入手

入手していた一冊。

本書は、

” 私は吸血鬼だから。”(p14)

という十六歳の女子高校生 弓子と、

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理系YouTuberはなおさんが振り返った、実験台として歩んだ20代までの足跡:『生き物A』読了

YouTubeチャンネルはなおでんがんを率いる理系YouTuberはなおさんの『生き物A』を読了。

(2022年8月の発売後)「サイン本が売れていっているなぁ」と入手を諦めかけていたところルーティン的に立ち寄った書店で

書店から無くなっていったと思っていたサイン本確保〜で入手。

在庫を見つけられた巡り合わせから購入出来ていた経緯。

このところジャンルとして読み進められているYouTuber本として興味を持った著書。

実験台として辿り着いた現在地

本書は、

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劇団ひとりさんが描いた明治から大正にかけての浅草で引き裂かれた母娘を巡る物語:『浅草ルンタッタ』読了

ピン芸人劇団ひとりさんの書き下ろし『浅草ルンタッタ』を読了。

苦戦しながらもサイン本

空振りを経て、「とりあえず・・」と立ち寄ってみた書店で在庫されていたサイン本

入手叶い、手元に引き寄せた著書。

理不尽に引き裂かれた母娘の運命・・

話しは、

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ウマヅラビデオが導き出した新しい日本観:『アナザー・ジャパン』読了

先週末、読み始め記 ↓

<< 2022年9月25日投稿:画像は記事にリンク >> ウマヅラビデオが導き出した新しい日本観:『アナザー・ジャパン』読み始め

をアップロードしていた都市伝説YouTuberウマヅラビデオの『アナザー・ジャパン』を読了。

その後、読み進めた

 第2のピース  ルーツとこの国の神 – 隠されたこの国の始祖

 第3のピース 消された過去と呪い – 否定しきれない痕跡

 第4のピース 被験国 – 日本はモルモットにされた国なのか

 エピローグ

で、結論的なことは 第4のピース 被験国 – 日本はモルモットにされた国なのか にある

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ウマヅラビデオが導き出した新しい日本観:『アナザー・ジャパン』読み始め

都市伝説YouTuberウマヅラビデオの『アナザー・ジャパン』を読み始めて

 プロローグ

 第1のピース  能力 – われわれが失った力と巡る文明

 第2のピース  ルーツとこの国の神 – 隠されたこの国の始祖

 第3のピース 消された過去と呪い – 否定しきれない痕跡

 第4のピース 被験国 – 日本はモルモットにされた国なのか

 エピローグ

と章立てされているうち 第1のピース 能力 – われわれが失った力と巡る文明 まで、読み終えたのでそこまでのおさらい。

サイン本販売情報が

サイン本販売情報に即応

きっかけながら、何より前作『シン・人類史』↓

<< 2021年5月11日投稿:画像は記事にリンク >> ウマヅラビデオが問うたもう一つの人類史:『シン・人類史』読了

で得られた読み応えから期待感伴ってのウマヅラビデオ2冊目となる著書。

書き換えられる日本観

本書は、

” なぜ、都市伝説YouTuberであるわれわれが「日本」をテーマにした本を出版したのか。

都市伝説を追いつづける過程で、われわれは歴史ある神社の神職や霊能者、著名ジャーナリストなど、さまざまな専門家と接してきた。

その結果、彼らが口にすることがことごとくわれわれの研究対象である都市伝説や失われた古文書など一致するのである。

そう、もはや都市伝説は都市伝説ではなくなり、表は裏に、裏は表に、表裏一体の世界をわれわれは生きているのだ。”(p7-8)

という著者確信の下、

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中村紬さんとDUSTCELLの世界観が交差した『クロスの行方 ー DUSTCELL小説集 ー』読了

先週、読み始め記 ↓

<< 2022年9月17日投稿:画像は記事にリンク >> 中村紬さんとDUSTCELLの世界観が交差した『クロスの行方 ー DUSTCELL小説集 ー』読み始め

をアップロードした『クロスの行方 ー DUSTCELL小説集 ー』を読了。

その後、読み進めたのは

 CULT

 Void

  PAIN

の3話。

” この連続事件は、いつもは加害者側のヤクザや夜の街にたむろっているヤカラが被害者なのである。しかも、もともとは関東全域を勢力下に置いていた広域暴力団の構成員やその下っ端だった者たちだ。”(p149)

という事件から次第に浮かび上がっていく将来を嘱望された若者が辿った挫折と再起への軌跡が描かれた「CULT」に、

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中村紬さんとDUSTCELLの世界観が交差した『クロスの行方 ー DUSTCELL小説集 ー』読み始め

ライター、編集者である中村紬さんの『クロスの行方 ー DUSTCELL小説集 ー』を読み始めてから

 命の行方

 izqnqi

 CULT

 Void

  PAIN

と五話収録されているうちの「命の行方」と「izqnqi」と読み終えたので、そこまでのおさらい。

(2022年)7月、本書発売がTwitterでヒートしていたことから、「一冊買ってみよう」となり入手していた経緯。

ヒット曲をもとにインスパイアされたストーリー

一話目の「命の行方」は

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浅倉秋成さんが描いたSNSなりすましアカウントから犯人に陥れられた男の軌跡:『俺ではない炎上』読了

小説家 浅倉秋成さんの最新作『俺ではない炎上』を読了。

(2022年)6月に読んだ前作『六人の嘘つきな大学生』に ↙︎

<< 2022年6月29日投稿:画像は記事にリンク >> 浅倉秋成さんが描いた人生が変わる最終選考で大学生六人が繰り広げた駆け引き:『六人の嘘つきな大学生』読了

引き込まれたので、

発売直後はスルーして『六人の嘘つきな大学生』に手を伸ばし得られた読後感から浅倉秋成さん2作目となった本書

サイン本入手機会に合わせ購入。

何者かによって作られたTwitterアカウント

本作は、

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