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井上尚弥選手が明かす、モンスターを体現した日々の思考:『勝ちスイッチ』中間記

2019年11月、WBSSバンタム級決勝を制した プロボクサー 井上尚弥選手の著書『勝ちスイッチ』が、

 1R 勝利スイッチ

 2R 決戦スイッチ

 3R 思考スイッチ

 4R 肉体スイッチ

 5R モチベーションスイッチ

 6R 最強スイッチ

 7R 未来スイッチ

と章立てされているうちの 3R 思考スイッチ まで読み終えたので、そこまでのおさらい。

天才、そして現実

本書は「1R 勝利のスイッチ 」前の

“ドネア戦の向こうには、どんな景色が広がっているのだろう。その景色を見るために、今、僕は何をしなければならないのか、そして、今日一日、ベストを尽くしたのか。

僕は、今日も自問自答を繰り返しながらバンテージを巻くのである。”(p8)

まえ書き」に記され、本編に入ると「僕は天才ではない」と題された項では

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獣神サンダー・ライガーが辿った怒りの戦譜:『獣神サンダー・ライガー自伝 完結編』読了

前々回、読み始め記⬇︎をアップロードした

<< 2020年3月31日投稿:画像は記事にリンク >> 獣神サンダー・ライガーが辿った怒りの戦譜:『獣神サンダー・ライガー自伝 完結編』読み始め

獣神サンダー・ライガー自伝 完結編』を読了。

その後、読み進めた中、後半には

 Chapter 4 怒濤のラストロード

  Chapter 5 東京ドーム2連戦

 Chapter 6 獣神のこれから

 Special Interview:高橋ヒロム 

 Special Talk 1〜3

といった項目+Special Talkに登場するのは棚橋弘至選手、佐野直貴さん(元選手)、藤波辰爾選手の対談を収録。

日本国内にとどまらず

読んで刺さってきた箇所は、

” 僕が新弟子の頃、道場の外で日光浴してた木戸修さんのところに藤原さん(註:藤原喜明選手)が近づいて、「今度入ったチビ、アレはおもしれぞ、きっと強くなるよ」とおっしゃったそうなんですよ。これを耳にしたときはうれしかったですね!”(p150)

新日本プロレス入団時から嘱望されていた可能性に、

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獣神サンダー・ライガーが辿った怒りの戦譜:『獣神サンダー・ライガー自伝 完結編』読み始め

2020年1月5日 東京ドームで、約30年に及んだ現役選手生活に終止符を打った獣神サンダー・ライガーの自伝『獣神サンダー・ライガー自伝 完結編』が、

 Chapter 1 獣神の引退ロード

 Chapter 2 最後のジュニアヘビー級王座戦 

 Chapter 3 因縁の鈴木みのる戦

 Chapter 4 怒濤のラストロード

  Chapter 5 東京ドーム2連戦

 Chapter 6 獣神のこれから

 Special Interview:高橋ヒロム

  Special Talk 1〜3

と構成されているところChapter 3 まで読み終えたので、そこまでのおさらい。

サイン本入手機会に恵まれ、

残り五冊という状況で購入.-

行動していた経緯でしたが、購入後、タイトルに「完結編」の文字を確認・・

本書は、上下巻(画層:左下)につづく獣神サンダー・ライガー三冊目の自伝。

「(既に)上下巻が出ていたのかぁ」と、順番が気になったりしたものの「まぁ、(気にせず)読んでみよう」と読み始め。

本屋で迎えた人生の転機

2020年1月4日 東京ドームでの引退カードIとしての会見時、藤波辰爾選手と同席した際、

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東野幸治さんがイジり倒す、吉本芸人 奇人変人名人凡人伝:『この素晴らしき世界』読了

週中に読み始め記⬇︎をアップロードしていた

<< 2020年3月26日投稿:画像は記事にリンク >> 東野幸治さんがイジり倒す、吉本芸人 奇人変人名人凡人伝:『この素晴らしき世界』読み始め

お笑いタレント 東野幸治さんの『この素晴らしき世界』を読了。

尋常ならざる吉本芸人の面々

全255ページとの厚みから時間を要しましたが、段々と東野幸治さんの文構成(=世界観)に馴染んでいったせいか、

俄然、中、後半と前のめりにさせられ ^〜^

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東野幸治さんがイジり倒す、吉本芸人 奇人変人名人凡人伝:『この素晴らしき世界』読み始め

バラエティ番組のMCなどでお馴染みお笑いタレントの東野幸治さんの『この素晴らしき世界』を読み始めてから

全31話+1(32人)収録されているうちの12話読み終えたので、そこまでのおさらい。

本書は「週刊新潮」誌上での連載のコラムが、一冊にまとめられたもので、発売記念イベント⬇︎

東野幸治 エッセイ集『この素晴らしき世界』発売記念トークショー&サイン会

への参加は叶わなかったものの、後日

サイン本、入手。

サイン本を入手していた経緯。

吉本芸人の知られざる・・

各話、一人の芸人さんに焦点が当てられ、前半に登場するのは、

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朝倉未来選手の強さを実現した思考と習慣:『強者の論理』読了

RIZINのトップファイターで格闘技界の人気を支える格闘家 朝倉未来選手の『強者の論理』を読了。

朝倉未来選手を知ることになったのは、昨夏(2019年夏)、YouTubeの「あなたへのおすすめ」で

ぼったくりバーに一人で潜入したらあり得ない金額を請求されて口論になった

ぼったくりバー潜入記⬆︎を視聴して以来、面白そうなタイトルを見付けては再生していてというところから

やがて本の出版を知るに至り、

出典:朝倉未来Twitter(画像はアカウントにリンク)

当初は出版記念イベント狙いであったものの

RIZIN 21(試合) やイベント自粛モードなどと重なり、諦めかけていたところ・・

ふと他のサイン本を物色していた折、

出典:書泉 スポーツ・格闘技(画像はツイートにリンク)

本書のサイン本発売⬆︎を知り、滑り込みで最後の一冊を入手していた経緯。

「死とはご褒美」につながる死生観

読み始めた当初は、思いのほか、ビジネス書然としていて、想像していた内容とにギャップを感じましたが、

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見城徹さんが、編集者として貫いてきた生きざま:『編集者という病い』読了

週中に読み始め記⬇︎をアップロードした

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見城徹さんの『編集者という病い』を読了。

本書は、

” 膨大な種々雑多な記事やインタビュー、文章の中からいくつかを選び、編集し直したものです。

内容や文章がダブったり、矛盾しているかもしれませんが、あえてそのまま収録しました。

締切に追われて、かつての文章から一部そのまま引用したものもあります。

雑誌の特集のテーマが決められていて喋ったために文字にするとオーバーな表現になってしまったものもあります。

でも、それがその時の僕なのです。それぞれの背後に僕の「暗闇のなかでのジャンプ」が色濃く反映されているはずです。

それを感じ取っていただければ幸甚です。”(p298)

という素材、背景から編集、構成された著書。なお、初版は2007年3月。

産みのその壮絶なる

(読み始め記、以後)読み進めたのは、

 第一章 SOUL OF AUTHOR

 第二章 SOUL OF EDITOR

 第三章 SOUL OFPUBLISHER

と章立てされているうちの第一章の半分程度(p81〜)か最終頁まで。

第一章は、出版に至るまで表現者と向き合ったエピソードが目立ちましたが、

次第に主体が見城徹さん自身の内面にウェートが移行していって、

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見城徹さんが、編集者として貫いてきた生きざま:『編集者という病い』読み始め

幻冬舎 代表取締役社長 見城徹さんの『編集者という病い』を読み始めて、全299頁あるうちの80頁まで読み終えたので、そこまでのおさらい。

Youtubeの「あなたにおすすめ」で上がっていた

【箕輪厚介】仕事場に完全密着!天才編集者・箕輪流の仕事術とは?

編集者箕輪厚介さんの密着番組で、本書が推奨されていて興味を持った経緯。

表現者たちとの格闘、共有した苦悩

本を開いたところの「序章」から

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