前回、読み始め記 ⬇︎
<< 2020年2月21日投稿:画像は記事にリンク >> 加谷珪一さんが歴史から紐解く、天才でも強運でもない人が市場でお金を稼ぎ続ける方法:『お金は「歴史」で儲けなさい』読み始め
をアップロードした加谷珪一さんの『お金は「歴史」で儲けなさい』を移動時間が長ったことから第3章の途中から一挙約150ページを読み進め→読了。
本書は2015年1月に刊行された『お金は「歴史」で儲けなさい』が加筆修正され、2019年11月に出版されたもので
本文にも
” この原稿を書いている2014年11月には “(p187)
という一文もありますが、内容に褪せた感を抱くことなく、原書に目を通したわけではないですが、
大幅な加筆修正なく、本筋は変わらず一部アップデートされたものと推量。
帯、裏面。
今後も、金融市場を牽引するであろう・・
結論として、投資先と企業名まで例示して終わらせてくれたところが、すっきりとした読後感を与えてくれますが、
さまざまな検証から導かれた方向性としては
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書店内で「何か、あるかなぁ・・」と物色していた際、タイトルに反応した
『お金は「歴史」で設けなさい』を読み始めて
第1章 100年単位で株価はこう動く
第2章 インフレ時代を前に知っておくべきこと
第3章 戦争と株価の不都合な真実
第4章 バブルは利用するもの
第5章 イノベーションで儲ける鉄則
第6章 金と石油、そして通貨をめぐる攻防
第7章 長期投資は安全に儲かるのか
第8章 未来を見据えた投資戦略
と章立てされているうちの第2章まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
なお、著者の加谷珪一さんは、
” ビジネス系の出版社で専門記者をした後、投資ファンドで調査や運用の仕事に従事していました。
その後、独立してリサーチ会社を設立し、金融やITの分野で調査・分析・コンサルティングの仕事を行ってきました。”(p8)
という経歴の持ち主。
歴史を抑える意義
冒頭、「はじめに」で
” 経済というものが人の活動の集大成である以上、過去の出来事との類似性が出てくるのは、ある意味で当然のことです。”(p6)
” 歴史で得られた知見は、決して古くなることはありません。同じようなことを人は繰り返すからです。”(p7)
” 投資の世界で勝ち続けるには、自分の感覚や他人の意見だけに頼っていては危険であり、歴史という客観的な英知を利用する必要があるのです。”(p8)
といった前段を受け、本編では
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俳優 寺島進さんの『てっぺんとるまで! 役者・寺島進自伝』を読了。
書店で何回か本書を目撃していて(2020年2月)月初、バイきんぐ西村瑞樹さんの発売記念イベントで芳林堂書店高田馬場店を訪れていた際、
芳林堂書店高田馬場店で見つけたサイン本
サイン本の販売を見つけて⬆︎「買ってみよう」と購入していた経緯。
役者・寺島進を支えた北野武監督
読んで印象に残るのは、何といっても北野武監督との関係性で。プロローグの
“「あんちゃん、まだ売れてないかもしれないけど、役者って仕事は一生続けていきなよ。役者はいいぞ?
スポーツ選手とか、俺みたいにしゃべる仕事は反射神経もいるし、現役を引退しなきゃいけない時期があるんだよ。
でも役者ってのは、死ぬまで現役でいられるんだから。今売れてなくても20年後、30年後に売れて、死ぬ間際に天下取ったら、あんちゃんの人生、勝ちだからよ」
その言葉をいただいたときに、ああ、俺、役者をやり続けていいんだなぁって思った。”(p3-4)
という、まだ役者として日の目を見ない時期を支えられた言葉に、
続きを読む 寺島進さんが振り返った役者の道で突き抜けるまで:『てっぺんとるまで!役者・寺島進自伝』読了 →
今週、刊行記念イベントに参加していた
<< 2020年2月11日投稿:画像は記事にリンク >> 安田成美さんのほんわりとした人がらに触れてきた:『日々を編んでいく』刊行記念 安田成美さんサイン会 参加記
女優 安田成美さんのエッセイ集『日々を編んでいく』を読了。
今、ベストと考えた決断
当初は「エッセイより自伝の方が良かったなぁ」なんて、女性が読んだ方がより面白く感じられるであろうトピックから
さささっとページが進んで行く感じでしたが、中途から
続きを読む 安田成美さんの自然体な生き方を感じられた23篇のエッセイ集:『日々を編んでいく』読了 →
新海誠監督の2013年の監督作『言の葉の庭』(アニメーション映画)を公開後、小説化した『小説 言の葉の庭』を読了。
書店で本作を見つけレジに持っていく際、文庫版ながら約400ページに及ぶ厚みに腰が引け気味でしたが、
目次に目をやると、第一話〜第十話+エピローグと小分け?に。
「まぁ、大丈夫なんだろう」なんて思いながら会計を済ませましたが、一旦、読み始めて見ると
続きを読む 新海誠監督が描いた孤悲ものがたりの行方:『小説 言の葉の庭』読了 →
先週末、発売記念イベント⬇︎に参加していた
<< 2020年2月4日投稿:画像は記事にリンク >> バイきんぐ西村瑞樹さんの出版記念イベントに小峠英二さんも登場して盛り上がった:『ジグソーパズル』発売記念トーク&握手会イベント 参加記
バイきんぐ西村瑞樹さんのエッセイ集『ジグソーパズル 』を読了。
発売記念イベントの際、MCを務められたロビンフットから「西村先生らしく、下の方に・・」といった振りのあった通り、
そういったトピックで且つアブノーマルな(第29回 海外ロケに嫁のパンティを持参する理由)ウェブ連載だからこそ?の展開に
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先日、中間記⬇︎をアップロードした
<< 2020年2月3日投稿:画像は記事にリンク >> 毛利嘉孝教授が迫った正体不明の匿名アーティストの正体:『バンクシー アート・テロリスト』中間記
毛利嘉孝教授の『バンクシー アート・テロリスト』を読了。
(中間記後の)後半は、
第四章 メディア戦略家
第五章 バンクシーの源流を辿る
第六章 チーム・バンクシー
第七章 表現の自由、民主主義、ストリート・アートの未来
という項目が並び、
” バンクシーが同時代のグラフィティ・ライターと決定的に異なる点は、グラフィティという領域を超えて、現代美術を中心に印刷物を通じて広範囲な読者を獲得したことです。”(p149)
という数多いる現代のアーティストの中でBanksyが突き抜けた評価に、そもそもグラフィティとは
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東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科 毛利嘉孝教授が、謎多きアーティスト バンクシーの全体像に迫った
『バンクシー アート・テロリスト』が
第一章 正体不明の匿名アーティスト
第二章 故郷ブリストルの反骨精神
第三章 世界的ストリート・アーティストへの道
第四章 メディア戦略家
第五章 バンクシーの源流を辿る
第六章 チーム・バンクシー
第七章 表現の自由、民主主義、ストリート・アートの未来
と章立てされているうちの第三章まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
バンクシーは、初監督作品との『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』をロードショー(2011年)で鑑賞して以来、
存在に、ニュースになれば関心を持って受け止めていましたが、次元としては名前に代表作を数点知っていた程度。
バンクシー who?
本書には、
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる