柔道家 大野将平さんの
” 人間形成の上で大切なことは、もちろん持って生まれた素質もあるが、どんな環境に身を置くか、その中でいかに自分を向上させようとするかが大きいと思う。本著では、ある意味で常識外れな私の半生を、飾ることなくお伝えできればと思っている。”(p7)
という現役生活時代の足跡が綴られた半生記『ラストサムライ』を昨日読了。
オンラインで
出典:有隣堂ヤフーショッピング店(画像はサイトにリンク)
サイン本が販売されているのを見つけ、柔道の門外漢(の私)でもその名がしっかりと刻まれていた柔道家に関する著書であったことから内容への興味も強く購入していた経緯。
本書は
第1章 負けず嫌い[幼少時代]
第2章 愚直[中学・高校時代]
第3章 我慢[大学時代]
第4章 真っ向勝負[旭化成入社〜リオデジャネイロオリンピック]
第5章 圧倒的から絶対的へ[東京オリンピック〜現在]
という章立て(別途、プロローグ、エピローグ、終わりは始まり)に沿い、
続きを読む 大野将平さんが現役時代貫いた柔道家としての矜持:『ラストサムライ』読了 →
筒井康隆さんが
” 作家が自伝を書く限り、他人の言ったことの引用は禁じられるべきだ。そう思うからこの自伝は極力、自分が見聞きし体験したことに限っている。”(p7)
と本の書き出しに記した『筒井康隆自伝』を昨日読了。
本書は、
芽吹いて蕾 ― 幼少期
ヰタ・セクスアリス ― 少年期
喜劇への道 ― 青年前期
笑いと超現実 ― 青年中期
波涛に乗って― 青年後期
さらば中間小説 ― 中年期
老体化? 老大家?
と章立てされ、全183頁。
最初の頃は、筒井康隆さんご本人(周辺)しか知り得ないであろう個人名が相次ぎ「よく覚えているなぁ」といったくらいで淡々と読み進め、面白くなってくるのは
” ある日旭屋で買ってきたジャック・フィニイの「盗まれた街」という長篇SFを読んで、その面白さに仰天した。”(p84)
という青年中期 に訪れたSF大家となる転機や青年後期 になると
続きを読む 筒井康隆さんが辿った九十余年の軌跡:『筒井康隆自伝』読了 →
女優 浜木綿子さんが、演劇ジャーナリスト小玉祥子さんの聞き取りをもとに
” この本は、私の信頼する元新聞社の演劇担当記者で、三十年近いお付き合いのある小玉祥子さんから「人生のいろいろを聞かせてください」とお話をいただいたことから始まりました。”(p02)
と90年の軌跡を辿った『浜木綿子 楽しく波瀾万丈』を一昨日読了。
空腹を満たした後、書店に「何か出てるかなぁ」と、ふらっ〜と立ち寄った際
見つけると素通りし難い俳優のサイン本
サイン本を見つけ、直近では泉ピン子さん等俳優の方のサイン本となると反応したなる傾向あり購入に至っていた経緯。
私の中では浜木綿子さんのお名前は朧げに頭に入っている程度、九代目 市川中車こと香川照之さんの母上という印象という読み始め前の出発点から
続きを読む 浜木綿子さんが「負けるのは最大の不幸」の心意気で駆け抜けた90年:『浜木綿子 楽しく波瀾万丈』読了 →
アントニオ猪木さんの実弟 猪木啓介さんの『兄 私だけが知るアントニオ猪木』を今朝読了。
先月(2025年3月)開催された
<< 2025年3月19日投稿:画像は記事にリンク >> 弟から見たアントニオ猪木さんの生前の姿が胸に響いた:『兄 私だけが知るアントニオ猪木』刊行記念 猪木啓介 ・藤波辰爾トークショー 参加記
刊行記念トークショーで入手していた著書。
” 本書は、猪木家の末弟である私から見た、5歳年上の兄・猪木寛至の「人間の記録」である。ブラジルへの移民、力道山との出会い、新日本プロレス、政治と事業、4度にわたる結婚、そして晩年の兄弟断絶と闘病。70年余に及んだ兄弟の歴史を、すべてここに記した。”(p5-6)
という主旨で、数多に及ぶであろうアントニオ猪木本が出版されてきた中、
” 新日本プロレス時代からそうだが、兄貴は一切、雑誌や新聞記事の類を読まない。取材は受けるが掲載された記事は読まないし、本を出しても、自分で原稿を書いているわけではなく、内容をチェックするのは側近かマネージャーだ。”(p237)
と記載される中、アントニオ猪木さんご自身のフィルターは当然の如く通っていませんが、血縁、身内の立場から書かれた貴重な著書であろうと注目した次第。
記述には
続きを読む アントニオ猪木さんの実弟 猪木啓介が明かす兄の実像:『兄 私だけが知るアントニオ猪木』読了 →
俳優 泉ピン子さんの『終活やーめた。 元祖バッシングの女王の「ピンチを福に転じる」思考法』を読了。
先月(2025年3月)に開催された
<< 2025年3月8日投稿:画像は記事にリンク >> 泉ピン子『終活やーめた。元祖バッシングの女王の「ピンチを福に転じる」思考法』刊行記念 トークイベント&サイン本お渡し会 参加記
刊行記念 トークイベント&サイン本お渡し会 で入手していた著書。
本書は
” 昭和や平成の時代よりも老害が排除されやすい世の中だけど、様々なピンチを撥ね除けたピン活人生には自信がある。
古いものに価値があるように、古い考えにもたぶん価値はある。そう思って、私のピン活人生を本にまとめることにした。
言葉で説明するだけだと今の人にはとっつきにくいかもしれないので、熱海での私の平凡が暮らしの写真も合わせて公開することにした。
私の拙い経験でも、もしかしたらピンチに直面している誰かの励みになるかもしれない。年齢を問わず、今がピンチだと感じる人に手に取っていただけたら嬉しいです。”(p.005)
との思いを土台に、FRaUweb掲載記事に大幅な加筆修正が加えられ書籍化。
印象に残った箇所を以下に幾つか抜き出すと、一つタイトルにも掲げられたバッシングがキーワードになっていますが
続きを読む 泉ピン子さんに学ぶ逆境との向き合い方:『終活やーめた。 元祖バッシングの女王の「ピンチを福に転じる」思考法』読了 →
俳優 佐久間良子さんの齢八十五にして初著作との自叙伝的エッセー『ふりかえれば日々良日』を(2025年3〜4月)月末月初を跨いで読了。
1月下旬ふらっ〜と立ち寄った書店で
タイミング良く入荷されていたサイン本に遭遇
サイン本に遭遇し、年に一度あるかないかといった頻度で女優の方の自伝を読んでいた経緯から興味を刺激され購入した次第。
世代の相違もあり、本書に出てくる佐久間良子さんご出演作にピンポイントで反応することはなかったものの
“「大泉の東映撮影所で運動会があるの。見にいらっしゃらない?」
というお誘いです。小宮さんとは面識はありませんでしたが、川村の大先輩です。せっかくのお誘いですし、大泉は我が家の桜台から近いこともあって、出かけていることにしたのです。”(p49 / 註 小宮さん=小宮光江 ん)
とのきっかけから
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お笑いコンビ霜降り明星 せいやさんの初著書『人生を変えたコント』を読了。
(2024年)11月末の前田健太選手イベント後、ふら〜っと立ち寄った書店でサイン本を見つけ、
「何か出てるかなぁ」と思って立ち寄った書店でタイミング良く遭遇したサイン本。先月(2024年12月読了)の銀シャリ橋本直さんエッセイに続き「探偵!ナイトスクープ」に出演されている探偵さんの著書第二弾.-
即反応していた経緯。
どうしても伝えたかった切なる思い
本書は
” イシカワは「この学生時代の経験をいつか本にしたい。文字に書いて本に出したい」そう思っていた。
同じような境遇の人たちに、ひとりでも多くの人たちにこの経験を話したい。そして今、2024年。32歳になったイシカワはこの本をあなたに読んでもらっている ー “(見返し/ 註:せいやさんの本名 = 石川晟也)
との思いから実に17年の時を経て出版に至った半自伝小説。
その内容は、
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Jリーグではガンバ大阪をAFCチャンピオンズリーグ優勝などに導き、日本代表でも国際Aマッチ出場が歴代最多152試合出場を果たし、2024年1月9日、移籍したジュビロ磐田で現役引退を発表された遠藤保仁さん(現 ガンバ大阪コーチ)の半生記『7』を読了。
Xで発売を知り「サイン本・・」 と思っていた折、入手機会を捉え手元に引き寄せていた著書。
サッカーの原点 〜 Jリーグ30年を飾るMVP
本書は、1998年から2024年の年ごとに
CONTENTS(=目次)、各年の振り返りに戦友たちが語る遠藤保仁で構成
遠藤保仁さんの端的な振り返りを軸に構成。
本編では、
“「試合をして体が疲れるのは当たり前。終わったときに「今日はよく考えてサッカーしたから頭が疲れたな」って思えるようなプレーヤーになりなさい」と言ってくれた。”(p39)
と原点と位置づける桜島サッカースポーツ少年団の指導者 藤崎信也先生からかけられた言葉に、
” いずれにしても誰が見てもわかるヒーロー的な活躍をするというより、演出家がいい。陰でゲームを操っている存在、目立たないけれど、いないと回らない。そんな選手になりたかった。”(p.58)
と目指したサッカー選手像に、
続きを読む 遠藤保仁さんが振り返ったサッカー選手として駆け抜けた26年:『7』読了 →
「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる