先日、読み始め記をアップロードした

吉田義人さんの『矜持 すべてはラグビーのために』を読了。
挑戦と立ちはだかった試練と・・
読了に至る中途から本書から伝わってくる印象として、挑戦と苦難の繰り返しが吉田義人さんに訪れていたことが分かり、
例えば、明治大学ラグビー部キャプテンとして大学日本一に導いた後、伊勢丹に就職した決断が当時話題となりましたが・・
明治大学ラグビー部、ラグビー日本代表などで活躍された吉田義人さんの初の著書
『矜持 すべてはラグビーのために』を読み始めてから十三章まであるうちの第三章まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
先日、参加したトーク&サイン会↓の対象書籍として入手したもので
第三章までに書かれてあることは、幼少の頃、貧しさと向き合いながら育ってきた境遇に、
ラグビーとの出会いから明治大学に入学から、もはや伝説となっている大学1年生時の雪の早明戦のエピソードといったところまで。
印象的であったのは、トーク&サイン会でもお話しのあった明治大学入学に至る経緯で、本では詳しく書かれており、
先ごろ惜しまれながら引退した加藤一二三九段が、将棋界で前人未到の1,100敗を記録し、(出版時点)棋士生活60周年を迎えるに当たり、「負け」に焦点を当て上梓された
『負けて強くなる 通算1100敗から学んだ直感精読の心得』を読了。
7月末に参加したトーク&サイン会↑に参加すべく対象書籍のうちの1冊に選ばれていて手にした一冊。
本のはじめ「まえがき」で、
続きを読む 加藤一二三九段に学ぶ、負けても希望を捨てない極意:『負けて強くなる 通算1100敗から学んだ直感精読の心得』読了
日本ハムファイターズが北海道へフランチャイズ移転後に黄金期を築いた森本稀哲さんの『気にしない。』を読了。
本を読んでまず意外であったのは、ご本人が
” 選手としての成績は、日本プロ野球名球会に入るための条件「2000安打」にほど遠い904安打、「記録よりも記憶に残る選手」と言われれば悪い気はしませんが、今もみなさんから忘れられずにいるのが不思議でありません。”(p3)
と仰られており、自分もしっかり記憶に残されているアスリートですが、
続きを読む 森本稀哲さんが綴った現役選手生活の光と陰、そしてド派手なパフォーマンスで伝えたかったこと:『気にしない。』読了
「村上ファンド」の名でお馴染みファンドマネージャーとして名を馳せた村上世彰さんの生涯投資家を読了。
第1章 何のための上場か
第2章 投資家と経営者とコーポレート・ガバナンス
第3章 東京スタイルとプロキシーファイトに挑む
第4章 ニッポン放送とフジテレビ
第5章 阪神鉄道大再編計画
第6章 IT企業への投資 ー ベンチャーの経営者たち
第7章 日本の問題点 ー 投資家の視点から
第8章 日本への提言
第9章 失意からの十年
という章立て。
序盤の内容は一度「読み始め」として取り上げていますが、
中〜後半は・・
自身のファンド「村上ファンド」が名を馳せた村上世彰さんの著書『生涯投資家』を読み始め。
先日参加した特別セミナーの参加特典として入手した書籍で、
その場で村上世彰さんが「本当のことだけを書こう」と語った内容(の一部)は・・
まず、
” 父は台湾に生まれた。当時、台湾で生まれた人は日本人として扱われ、裕福な家庭の多くは子どもを日本に留学させた。
父もその一人で、中学から日本に留学し、大学になって台湾へ戻っだ。
太平洋戦争が勃発すると日本兵として徴兵され、得意の中国語やマレー語を活かすためインドネシアやマレーシアに送り込まれた。
終戦後はシンガポールのチャンギ刑務所で、捕虜として過ごした。ところが復員船で帰還を果たした途端、日本国から日本の国籍を取り上げられ、台湾に帰された。”(p12)
と(特別セミナーで)「初めて書いた」と仰っておられたお父様のことや
” 父はいつも「上がり始めたら買え、下り始めたら売れ、一番安いところで買ったり、一番高いところで売れるものだと思うな」と言っていた。” (p.11)
(お父様との)思い出。或いは、
” そもそも投資とは何かという根本に立ち返ると、「将来的にリターンを生むであろうという期待をもとに、
資金(資金に限らず、人的資源などもありうる)をある対象に入れること」であり、投資には必ず何らかのリスクが伴う。
しかしながら投資案件の中には、リスクとリターンの関係が見合っていないものがある。
それを探し、リターン>リスクとする投資をするのが投資家だ。”(p16)
” 私の投資は徹底したバリュー投資であり、保有している資産に対して時価総額が低い企業に投資する、という極めてシンプルなものだ。”(p18)
といった投資への考え方、哲学について言及されており、以前はマスコミのアングルを通じて感じていた村上世彰さん像を
ご本人の言葉で刷新するようなプロセスを今回の読書を通じて行っている感じで
そこに結構ギャップがあり、興味深いです。一冊読み終えたところで、改めて書かれていることについて振り返りたいと思います。
このところ週末の定番となりつつあるDVD鑑賞、今週は「何か、あるかなー」と、しばし迷った挙句 ↓
『マイルス・ディヴィス 空白の5年間』を選択。
映画『MILES AHEAD/マイルス・ディヴィス 空白の5年間』予告編
ミュージシャンの生涯に半生を描いた作品は、James Brown:ジェームス・ブラウン、
Jimi Hendrix:ジミ・ヘンドリックス、
Sly Stone:スライ・ストーン
など、気がつけば意識して観てきましたが、それぞれ個性なり、アクの強さを感じています。
本作はMiles Davis:マイルス・ディヴィスが表舞台から一時を過ごした時期に焦点を当てた内容で
続きを読む マイルス・ディヴィスの完全なまでの自信と生きざまに触れた100分:映画『マイルス・ディヴィス 空白の5年間』鑑賞記
夜、ジャパネットたかた創業者で前社長 高田明さんの講演会へ。
実は先日記事にした往復葉書を使った応募、
高田明さんの講演会で、この時はあえなく抽選に外れてしまい、行く気満々であったところハシゴが外れてしまい
「どこかで(拝聴の)チャンスないかなぁ」と検索して・・かかってきたのが今回の講演。
早々に満員となる人気ぶりで、自分が入手出来たのは追加募集20席に滑り込んでのもの。
出遅れて開演10分前の到着でしたが、会場に着けば人の相応の熱気。
続きを読む 高田明さん(ジャパネットたかた創業者)の講演会に行き、「今を生きる」ことの大事さを実感してきた:高田明さん『夢持ち続け日々精進』講演会 拝聴記