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泉ピン子さんに学ぶ逆境との向き合い方:『終活やーめた。 元祖バッシングの女王の「ピンチを福に転じる」思考法』読了

俳優 泉ピン子さんの『終活やーめた。 元祖バッシングの女王の「ピンチを福に転じる」思考法』を読了。

先月(2025年3月)に開催された

<< 2025年3月8日投稿:画像は記事にリンク >> 泉ピン子『終活やーめた。元祖バッシングの女王の「ピンチを福に転じる」思考法』刊行記念 トークイベント&サイン本お渡し会 参加記

刊行記念 トークイベント&サイン本お渡し会 で入手していた著書。

本書は

” 昭和や平成の時代よりも老害が排除されやすい世の中だけど、様々なピンチを撥ね除けたピン活人生には自信がある。

古いものに価値があるように、古い考えにもたぶん価値はある。そう思って、私のピン活人生を本にまとめることにした。

言葉で説明するだけだと今の人にはとっつきにくいかもしれないので、熱海での私の平凡が暮らしの写真も合わせて公開することにした。

私の拙い経験でも、もしかしたらピンチに直面している誰かの励みになるかもしれない。年齢を問わず、今がピンチだと感じる人に手に取っていただけたら嬉しいです。”(p.005)

との思いを土台に、FRaUweb掲載記事に大幅な加筆修正が加えられ書籍化。

印象に残った箇所を以下に幾つか抜き出すと、一つタイトルにも掲げられたバッシングがキーワードになっていますが

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佐久間良子さんが辿った紆余曲折そして現在:『ふりかえれば日々良日』読了

俳優 佐久間良子さんの齢八十五にして初著作との自叙伝的エッセー『ふりかえれば日々良日』を(2025年3〜4月)月末月初を跨いで読了。

1月下旬ふらっ〜と立ち寄った書店で

タイミング良く入荷されていたサイン本に遭遇

サイン本に遭遇し、年に一度あるかないかといった頻度で女優の方の自伝を読んでいた経緯から興味を刺激され購入した次第。

世代の相違もあり、本書に出てくる佐久間良子さんご出演作にピンポイントで反応することはなかったものの

“「大泉の東映撮影所で運動会があるの。見にいらっしゃらない?」

というお誘いです。小宮さんとは面識はありませんでしたが、川村の大先輩です。せっかくのお誘いですし、大泉は我が家の桜台から近いこともあって、出かけていることにしたのです。”(p49 / 註 小宮さん=小宮光江ん)

とのきっかけから

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泉ピン子『終活やーめた。元祖バッシングの女王の「ピンチを福に転じる」思考法』刊行記念 トークイベント&サイン本お渡し会 参加記

申込みを経て開催当日が迫ってきた頃、ネットニュースの見出しを飾った

77歳・泉ピン子、書籍会見でノンストップ毒舌トーク&予定オーバーの大暴れ!

記者会見の模様から「今週末かぁ」と楽しみにしていた泉ピン子さんの『終活やーめた。 元祖バッシングの女王の「ピンチを福に転じる」思考法』刊行記念トークイベントへ。

会場は初往訪となった護国寺駅前の講談社

参加特典の記念写真撮影に反応した次第ながら、上述の会見の様子からやや心構えも求められるような心象を・・ ^〜^;

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岸惠子さんが振り返った国境、職種を跨ぎ、新たな女性像を切り拓いてきた軌跡:『岸惠子自伝 卵を割らなければ、オムレツは食べられない』読了

前々回、読み始め記をアップロードした

<< 2021年8月10日投稿:画像は記事にリンク >> 岸惠子さんが振り返った日本女性として生きた軌跡:『岸惠子自伝 卵を割らなければ、オムレツは食べられない』読み始め

女優、ジャーナリスト、作家として活躍されてきた岸惠子さんの『岸惠子自伝  卵を割らなければ、オムレツは食べられない』を読了。

その(読み始め記)後、読み進めた

 第III部 イヴ・シァンピとともに

 第IV部 離婚、そして国際ジャーナリストとして

 第V部 孤独を生きる

女優としての顔よりも、

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岸惠子さんが振り返った国境、職種を跨ぎ、新たな女性像を切り拓いてきた軌跡:『岸惠子自伝 卵を割らなければ、オムレツは食べられない』読み始め

女優をはじめ様々な分野で活躍された岸惠子さんの『岸惠子自伝  卵を割らなければ、オムレツは食べられない』を読み始めてから

 第I部 横浜育ち

 第II部 映画女優として

 第III部 イヴ・シァンピとともに

 第IV部 離婚、そして国際ジャーナリストとして

 第V部 孤独を生きる

と章立てされているうちの「第II部 映画女優として」まで読み終えたので、そこまでのおさらい。

岸惠子のお名前は承知しているものの、自分の世代上という感覚強く、出演作品が思い浮かぶことない状態ながら

女優の方の自伝は、直近では秋吉久美子さん ⬇︎

<< 2020年11月27日投稿:画像は記事にリンク >> 樋口尚文さんが迫った、秋吉久美子さんの「防御は最大の攻撃」とする女優人生:『秋吉久美子 調書』読了

など年1、2冊といったペースで読んできたことに、ショーケンこと萩原健一さんのエピソードあれば興味深い(掲載の有無不明)であろうと、

最後の一冊のタイミングで購入.-

サイン本きっかけで購入。

鮮烈なる幼少期、そして女優の道

序盤は、

“「こんなところで何をしているんだ!子供はみんな防空壕だ」

その人は母の濡れ布団を引きはがした。一部に火がついて焦げていたのだった。砂利道を引き摺られ放り込まれた防空壕は、詰め込まれた子供や、大人たちの怯えた顔が引き攣れていた。

土を掘っただけの暗い穴を見て、ここにいたら死ぬと思った。暗い穴の中で死ぬのは嫌だった。

・・中略・・

わたしが逃げ出した急ごしらえの横穴防空壕にいた人たちは、土砂崩れと爆風でほとんどが死んだ。大人の言うことを聴かずに飛び出したわたしは生き残った。

「もう大人の言うことは聴かない。十二歳、今日で子供をやめよう」と決めた。”(p27-29)

という九死に一生を得た壮絶体験や

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寺田有希さんに学ぶ、相手を認め、自分も認めてもらいどこでも通用する『対峙力 誰にでも堂々と振る舞えるコミュニケーション術』読了

女優 寺田有希さんの『対峙力  誰にでも堂々と振る舞えるコミュニケーション術』を読了。

ハウツー本、特に『**力』と題された著書には距離を置きがちですが、昨年(2020年)末、書店に立ち寄った際、

出典:寺田有希さんTwitter(画像たTweetにリンク)

連日(別の場所で本書)サイン本を見付け、

サイン本発見その弍の舞台 銀座蔦屋書店

気分が盛り上がり、購入に至っていた経緯。

経験、失敗等を経て見出された術

はじめに」に入る前頁で

” この本では、私が試行錯誤の中で見つけた「誰にでも堂々と向き合えるになる」コミュニケーションのコツをお伝えします。”

と目的が示され、タイトルに込められた

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樋口尚文さんが迫った、秋吉久美子さんの「防御は最大の攻撃」とする女優人生:『秋吉久美子 調書』読了

女優 秋吉久美子さんの女優人生に、映画評論家にして映画監督でもある樋口尚文さんが迫った『秋吉久美子  調書』を読了。

サイン本入手機会に遭遇するも「秋吉久美子さんの出演作、全然見てないからなぁ」と即断出来ずにいたところ

早々に在庫がなくなり・・

女優の伝記類は年一くらいで読んでいたこともあり「あの時、買っておくべきだったなぁ」なんて後悔していたところ

残り三冊程度となったところで確保

再び入手機会に恵まれ、手元に引き寄せていた一冊。

秋吉久美子 all about

本書は、

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安田成美さんの自然体な生き方を感じられた23篇のエッセイ集:『日々を編んでいく』読了

今週、刊行記念イベントに参加していた

<< 2020年2月11日投稿:画像は記事にリンク >> 安田成美さんのほんわりとした人がらに触れてきた:『日々を編んでいく』刊行記念 安田成美さんサイン会 参加記

女優 安田成美さんのエッセイ集『日々を編んでいく』を読了。

今、ベストと考えた決断

当初は「エッセイより自伝の方が良かったなぁ」なんて、女性が読んだ方がより面白く感じられるであろうトピックから

さささっとページが進んで行く感じでしたが、中途から

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