オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:オーストラリアの主要都市 ⑥ 〜 ホバート

下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」8月16日付の記事を転記したものです。

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オーストラリアの主要都市 ⑥:ホバート

” 北海道やスコットランドに匹敵する広大な土地のうち37%が国立公園や世界遺産指定地域などの原生林で、人口はわずか50万人弱と手つかずの自然に覆われた タスマニア州

総人口の約4割が住む州都ホバートは、南東部ダーウェント川河口のサリバン湾にあり、豪州ではシドニーの次に2番目の植民地として開拓された古い歴史がある。

一般的に温度変化の激しいオーストラリア本土と違って、四季がはっきりとしていて季節の移り変わりが感じられるのもタスマニア州の魅力。

中でもホバートは、夏の日中の平均最高気温は22度、冬は12度と、高緯度の割には海洋性の比較的暖かい気候に恵まれている。ただ、南氷洋から吹く偏西風が強まる冬場は悪天候になることが多い。

タスマニア州の玄関口であるホバート国際空港まではシドニーから飛行機で約2時間。空港から車で15分ほど西に走るともうホバートの市街地だ。

年末に開かれる有名なシドニー・ホバート・ヨット・レースのゴール地点として知られるホバート港を中心に広がる小ぢんまりとした街だが、歴史を感じさせる古いヨーロッパ風の街並みが旅情を盛り上げてくれる。

ホバートは、南極海の冷水で身の締まったうまいシーフードが味わえるレストランや、寝室・バスルーム共同の安宿から高級ホテルまで各種宿泊施設が充実しており、タスマニア州南部の旅の拠点となる。

市内の見所としては、毎週土曜日午前8時30分~午後3時に開かれているサラマンカ・プレイスの野外マーケットがある。みずみずしいオーガニック野菜を出店している生産者から買ったり、一点モノの絵画や芸術作品を地元アーティストから直接購入したりできる。

小さな街なので夜のアトラクションはそれほど多くないが、一攫千金を夢見て、オーストラリア初のカジノとして知られるレスト・ポイント・カジノに出かけてみるのもいい。” (出典「 日豪プレス NICHIGO PRESS」一部編集  http://nichigopress.jp/event/huratto/1470

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日本でかつて「タスマニア物語」なる映画が公開され、約25億円の興行収入でその年(90年)の邦画で2位の興行成績を収めたそうで、「タスマニア」の知名度はそれなりにあるものと思います。

タスマニア島の州都がホバートとなり、上述の文章にある通り小さな街ながら楽しむ要素は揃っているようです。

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また、 Dark Mofoなる(現地)真冬のフェスティバルもお馴染みのようで、時期で選べる楽しさもうかがわれます。場所柄、自然環境保護意識が強いなど、特徴的な面も聞かれます。


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