ジョン・F・ディマティーニ博士に学ぶ、心と身体をつなげ最大の癒しを得る方法:『成功のタイムリミット』読了後のおさらい ⑨

連続で、ジョン・ディマティーニ博士の著作『成功のタイムリミット』読了後のおさらい編の続き。

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前回 << 2015年10月22日投稿:画像は記事にリンク >> ジョン・F・ディマティーニ博士に学ぶ、富を築ける人たちに共通する習慣:『成功のタイムリミット』読了後のおさらい ⑧

9回目は、成長の法則、均衡の法則、心と身体の法則の三編からの各抜粋です。

成長の法則

” 人生は一呼吸一呼吸、太陽を求めて成長していく苗木のようなものです。あなたが成長していくときにも、木の葉のように、友人や、知り合い、同僚との関係を築いていきます。

あなたが成長していくときには、同じように人間関係が変わっていきます。それが人生というものです。

かつての交友関係がなくなることを心配せずに、「いま、ここ」で、あなたの交友を大切にしましょう。

移り変わりは、あなたにとって必要なことであり、前進していくことが大切なのです。

あなたが自分と共通の夢や目的、目標をわかちあうときには 〜 シンクロニシティが起こり、ふさわしい友人関係が訪れます。

それが後に、枝分かれしていくのがわかるでしょう。誰かと、シンクロニシティが起きなくなることを認識するのも大切なことです。

あなたが大きく成長しようとするとき、成長しつづけることを望まず、意欲のない人たち、あるいは方向性が違う人たちとは離れるかもしれません。私たちはいつでも、自分にふさわしい人間関係をもつのです。

ときとして人は、自分の夢を追い求めると、自分の大切な友人を失ってしまうのではないかと恐れます。

しかし、小学校からの友人関係をつづけている人がどれくらいいるでしょうか?ほとんどいないでしょう。同じように、高校や大学の友人はどうでしょう?昔の職場の人はどうでしょう?

おそらく、ほとんどいないのではないでしょうか。つまり、あなたの人生を通して、人間関係は変わりつづけるのです。

ですから、人間関係の変化を心配しないでください。ただ、あなたが成長していくことを許可するのです。

宇宙は、そのままずっと縮こまって生きていく存在ではなく、自由に輝きを放つ存在を待っています  〜  あなた自身が自分を自由にし、真の価値を発揮するようになれば、あなたと関わる人もまた同じように、自由になり、真の価値を発揮するようになります。” (p168〜169)

均衡の法則

” 過去にあなたが経験したことのある、もっともトラウマになっているような、恐ろしい出来事について考えてみてください。

誰かにきつく批判されたり、あるいは激しい苦痛を受けたときのことでしょうか。まさにその瞬間の記憶を思い出して、自分自身にこう聞いてみてください。

誰かが私を落ち込ませた、まさにその瞬間に、私を元気づけてくれたのは誰だろうか?

誰かが私を批判した、まさにその瞬間に、私を元気づけてくれたのは誰だろうか?

何かひどいことが起こった、まさにその瞬間に、どこですばらしいことが起きただろうか?

あなたが注意深くそのときのことを見れば、いつでも「均衡の法則」が、確かに起きていることを知るでしょう。

ネガティブにしろ、ポジティブにしろ、どちらか片面だけの出来事は、選択的に注意を向けた幻想です。

絶頂期の経験をするまさにその瞬間に、必ず谷間が存在します。ですが、この真実は、あなたに希望を失わせるものではありません。

「均衡の法則」はあなたに刺激を与え、あなたがハートの中心でいられるように働くのです。

あなたの人生の目的は、均衡を保ちながら、落ち着いて、優雅で、愛情深く、人生に感謝しながら生きることです。

人生における偉大な発見は、何が起きたとしても、いつでも必ず両極がペアになって生じているということです。「均衡の法則」から逃れることはできません。

称賛と非難、平和と戦争、ポジティブとネガティブ、支援と試練、引き寄せる、離れる、いつでもどんなときでも、両極がペアになっているのです。

すべての出来事は、あなたがレッテルを貼るまではニュートラルです。両極の中心には、いつでも愛のメッセージがあるだけなのです。” (p177-179)

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「均衡の法則」ほか、今回の三編は『成功のタイムリミット』の第6週にラインアップ/-

心と身体の法則

” あなたは、身体と心がつながっていることを、聞いたことがあるかもしれません。

バランスを崩した知覚をした場合、夢中になったり、恨んだり、うぬぼれたり、落ち込んだりすることで感情が動きます。

そうすると、身体にも影響があるのです。実際、誰かが「ストーブは熱いですよ」と告げた後に、あなたがそのストーブに触れるなら、あなたの神経はやけどの準備をするのです。

いくつかの実験では、目隠しをして「いまから、熱い火かき棒をもたせます」と説明し、かわりに氷の塊をもたせると、被験者はやけどしたと認識し、やけどの症状を発症することがわかっています。

あなたの感情の反応によって、身体の状態が決まるのです。あなたが恐怖や罪悪感をもっていたら、病気をつくりだすことになるでしょう。

あなたがバランスを崩しているということを、症状を通していつでも教えてくれるのです。

症状を手がかりとして、あなたは均衡を崩しているところがどこなのか、調和がとれていないところがどこなのか、発見することができます。

病気は、あなたを導いてくれるガイドとなります。心と身体のつながりは、あなたが愛と感謝の中で成長できるように働いてくれるのです。

愛と感謝こそが最大の癒しです。愛と感謝以上に力強いものを、あなたは見つけることができないでしょう。

心と身体の連動は、分離できないものです。ぜひこのことを覚えておき、なにかしら病気の兆候が出た場合には、

何か外側の現象を責めるのではなく、あなたの内側を見つめてください。

あなたが知覚認識を変え、あなた自身にバランスを、愛を、感謝をもたらすことができたら、あなたの身体は「心と身体の法則に」に従い、あなたを大切にしてくれるでしょう。(p180-182)

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今回は、人間関係、プラス/マイナス、心と身体と、何れも日々の感覚を覚えるところに関する法則となりました。

心と身体に関するものでは、世界No.1コーチ アンソニー・ロビンズのもとへ、生まれつき骨が弱く、身体を動かすごとに骨が折れてしまうような難病を抱えた児童(Sean Stephenson)が

アンソニー・ロビンズから「自分の身体が丈夫であることに意識を向けよ」といった助言を受け実践するようになって以降、

骨折することがなくなり、それまで受けていた余命宣告を乗り越え、やがてはダンスを楽しめるまでになったとの実例(下記参考画像)や

▪️Sean Stephenson Dance Party Video

諺で言われる「笑う門に福来る」「病は氣から」といった具合に心の在りようが外側の世界に現れてくることは、様々なところで説明、実証されていることです。

心、医学の専門家ではないため、断定的な表現は避けますが、身体に不調を感じた場合、薬の服用等で処置できることがあると思いますが

自分の内側に「解」を求める視座も忘れてはならないことといえそうです。

今回で、全体の3分の2が終了。次週に、つづけます。

 


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