ジョン・F・ディマティーニ博士が説く、「いま、ここ」に集中すべき理由:『成功のタイムリミット』読了後のおさらい ③

ジョン・F・ディマティーニ博士の著者『成功のタイムリミット』おさらい編、第3弾。

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本の中で、度々登場するのが、「いま、ここの法則」なる法則。それは・・

「いま、ここ」でだけ花開くこと

” 苦難の道のりを歩んでいるときには、過去の体験に集中したり、未来に何が起きるのだろうかといった想像にとらわれることがあります。

このように、過去の「後悔」や、未来の「恐れ」にとらわれているときには、あなた本来の力を発揮できなくなります。

・・中略・・

罪悪感や恐れといった感情にとらわれているときには、環境に対して、過剰に反応したり、鈍感になったり、

興奮してやたらと時間がかかったり、あるいは時間が足りなくなったり ー

やりすぎたり、まったく見当違いのことをしたりと、あなたは大変な思いをすることになります。

さらに、罪悪感や恐れを通して、あなた自身と周りの人を、過小評価したり、過大評価しているかもしれません。

あなたが「いま、ここ」に存在するときには、あなたを取り囲む、その瞬間にあるすばらしい愛に気づくことができます。

あなたには真にパワフルな人間として、バランスのとれた中庸と、賢明さを生きることができるのです。

いっぽう、罪悪感や恐れは、自分自身の人生に対する錯覚です。

こうした感情は、あなたが本来の自分にもどり、自由になるまで、絶えずあなたの自己価値と自己成長を損なわせるのです。

・・中略・・

あなたが何かを、または誰かを欺き、尊大になったり卑下したりするときにはいつでも、「いま、ここ」からはなれ、

自分自身の光と真実を隠すことになり、あなた本来の力を失います。そして想像上の恐れや罪悪感にとらわれることになるのです。

・・中略・・

あなたが「いま、ここ」に存在するときには、たくさんの機会やチャンスを引き寄せることになります。

「いま、ここ」に存在している人は、ハートとマインドが開かれ、落ち着いた安らぎの地にいます。

感情に翻弄されることなく安定しているので、よりいっそう、自らの人生を導き、創造していくことができるのです。” (p44-47)

be-here-now

今回、もう一つ・・

天才を、認め、解き放つ

” あなたの内面には、すばらしさがあり、力強さがあり、びっくりするような天性の才能があることを知っていましたか?

私は17歳のときに、93歳の賢者、ポール・ブラックに出会い、アファメーションを授けてもらいました。

彼は私に、残りの人生で1日も欠かさず唱えるように言いました。

その言葉は、「私は天才です。自分の知恵を活かします」でした。

・・中略・・

大切なことは、他の人がどう考えているかより、あなた自身が、自分をどのように考えているかです ー

あなたの考えていることが、言葉が、あなたの人生を創造していくのです。

・・中略・・

天才性を目覚めさせるために使っている、シンプルなワーク(*ワーク内容:抜粋/編集)をご紹介しましょう。

まず、あなたが天才だと思う人の名前をどんどんリストに書き出していきましょう。

彼らについて書かれた伝記を読みましょう。リストに書いた偉大な人たちの伝記を読みことで、あなたはきっと、

偉大な人物と自分に、共通点があることに気づきはじめることでしょう。

最初は想像だにしていなかった部分でも、実は似ているところもあるということに気づきはじめると、

あなたの眠っていた天才性が目覚め、あなたにインスピレーションをもたらしはじめます。

あなたには、内に秘めたすばらしい天才性があります。偉大な天才たちの伝記を読み、

またポール・ブラックが授けてくれた真実のアファメーションを「天才の法則」とともに繰り返すことによって、あなた自身が光り輝きます。

あなたが内なる世界で、十分にこの言葉(「私は天才です。自分の知恵を活かします」)を認めることができたときに、

あなたの外の世界で、奇跡のようなことが起こりはじめます。

あなたが、「私は天才です」と ー 毎日唱えれば ー それは本当になります。”(p48-50)

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言葉が導く、その人の未来

スピリチュアルと言われる領域に踏み込んだとも感じられる内容で、好き嫌いが分かれるところもあると思いますが

人間は朝起きる時(今、起きる?起きない?)から、1日6万回程度、自問自答を繰り返すそうな。

そこで自分にする質問が自分を力づける内容であるか?あるいは元氣、自信をなくすような内容になってしまっているのか?

このあたりの事は、アンソニー・ロビンズも強く様々な方法でメッセージを発信していますが

人間は言葉を使って考えている事は明瞭な事実につき、自分が普段、どういう言葉を使っているか、

せっかく・・、というより最低限、その言葉は自分を勇気付ける言葉であるべきでしょう。


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