ライフコーチ ジェフ・ケラーに学ぶ、社会に貢献し、幸せと成功を手に入れるための規律:『あなたを成功に導く方法を伝授しよう』中間記

書店に立ち寄った際、手が伸びた『あなたを成功に導く方法を伝授しよう』を読み始めて、

半分あたりのところ( 25/51)まで来たので、そこまでのおさらい。

世にいう「自己啓発書は、もういいかな」なんて思っているものの、本の帯にある

「全米屈指のライフコーチは教える世界中の人々に自己変革を促した51の行動提案」

に視線が合わさり、パラパラッとめくってみたところの感じが良く、(購入して)読み始めた次第。

51の行動提案のうち、印象に残ったところを以下に3ヶ所抜粋すると・・

②  「できる」と信じる

” ポジジティブな心の姿勢とは何か?まず、常に楽天的であることだ。具体的には、「できない」ではなく「できる」と信じ、限界ではなく可能性を見ることである。

・・中略・・

すべては心の姿勢から始まる。心の姿勢がポジティブであれば、次のようなさまざまな成功要因を作動させることができる。

① 自信 楽天的でなければ自信を持つことができない。自信のある人は成功を予感しながら前進する。(以下省略)

② 回復力 打ちのめされた時に立ち直れるかどうかは、成否を分ける最大の要因の1つだ。(以下省略)

③ 情熱 ポジティブな人はエネルギーに満ちあふれ、自分がしていることに情熱を持つ。(以下省略)

④  励まし 自分の潜在能力に気づいて活用するようになると、周囲の人の潜在能力にも気づくようになる。(以下省略)

⑤ 感謝 心の姿勢がネガティブだと、人生のうまくいっていない部分に意識が向きがちになり、人生の素晴らしさに気づかない。

それに対し心の姿勢がポジティブだと、自分が受けているさまざまな恩恵に気づく。(以下省略)

⑥ 大局観 心の姿勢がポジティブだと、目先の不都合にこだわらず長期的な展望に立って物事を判断することができる。(以下省略)”(p12-14)

目次(1/2)

③ 運をつくり出す

” なぜ、一部の人だけが運に恵まれるのか?彼らはいつもいいタイミングでいい場所にいる。彼らは仕事で業績をあげ、順調に昇進を果たし、事業を拡大する。

一言で言うと、彼らは驚異的な成功をおさめる。何か特別なことをしているのか、たまたま運のめぐりあわせがいいだけなのか?

人びとは彼らの成功が運によるものと解釈するが、その生き方を観察すれば、自分で運をつくり出していることがわかる。

① 自分を信じる 私たちは心の中で最もよく考えているものの引き寄せる。だからもし成功を引き寄せたいなら、成功について最もよく考える必要がある。

成功者は自分の能力を信じ、自分がどんな試練でも乗り越えて目標を達成している姿を想像する。(以下省略)

② 準備を整える チャンスが訪れたときに準備をしていなければ、チャンスは逃げていく。

成功者は心身ともに潜在能力を最大限に発揮する準備をしているのが特徴だ。

彼らはチャンスが訪れる前に準備をしておく必要性を認識しているから、たえず知識を深め、健康の維持・増進に努めている。(以下省略)

③ 明確な目標を持つ 明確さは力だ。運のいい人は自分が何を達成したいのかを熟知し、最終結果を細部にいたるまで明確にイメージしている。

彼らは現実にしようとしている画像にワクワクし、モチベーションを高めている。

たんに「幸せになりたい」とか「成功したい」と言ったあいまいな目標では大きな成功は期待できない。

④ 柔軟性を持つ 現実を直視しよう。どれだけ準備をしていても、思いどおりにいかないこともある。人生に挫折はつきものだ。

運のいい人は自分の進捗状況を把握し、適切なタイミングで軌道修正をする。(以下省略)

苦難を乗り越えてノーベル賞作家となったイギリスのバーナード・ショーは、こう言っている。

「この世の中で成功する人は、行動を起こして適切な環境を探し求め、もしそれが見つからなければ、自分でそれをつくり出す」”(p15-17)

本書の帯:全米屈指のライフコーチが教える世界中の人々を自己変革に促した51の行動提案

⑮ 自分のパターンを変える

” おそらく、あなたは自分の人生のパターンに気づいていることだろう。

パターンとは、人生で何度も繰り返される状況のことだ。

ポジティブなパターンもあれば、ネガティブなパターンもあっただろう。・・中略・・

自分の人生を正直に分析すれば、自分がなんらかのパターンをつくり出してきたことに気づくだろう。その中に有益なものもあれば、有害なものもあったはずだ。

ほとんどのパターンの根底には、あなたの信念(自分にできることに関する想定)と自尊心(自分に対する感じ方)がある。

・・中略・・

自分の人生の各分野を改善するための具体的なステップを紹介しよう。

① 自分のパターンを把握する 仕事の状態、経済状態、健康状態、仕事とプライベートでの人間関係の各分野で得た結果を振り返ろう。(以下省略)

② 自分の信念を検証する 自分のパターンに気づいたら、自分のどんな信念が問題を引き起こしているか自問しよう。

たとえば、「お金は苦労しないと手に入らない」とか「私はいつもこき下ろされている」というネガティブな信念がそうだ。それをリストアップし、じっくり検証しよう。

③ 人や外部環境のせいにするのをやめる 好ましくないパターンが見つかったとき、親や配偶者、上司、部下、同僚を責めても何の解決にもならない。

では、自分を責めるのはどうか?残念ながら、それもよくない。そんなことをしたところで自尊心が低下するだけだ。

自分のネガティブな信念のために一定のパターンを繰り返していることに気づこう。

④ 自分の言葉に注意する 心の中で自分に言っていることに気をつけよう。自分をこき下ろしたり自分の限界について表現したりする言葉は、新しいパターンの確立を妨げる。

⑤ 自分の古いパターンを支持する人たちと距離をおく (中略)ネガティブ思考を断ち切りたいなら、ネガティブな人たちとかかわってはいけない。少なくともそういう人たちとのかかわりを大幅に制限すべきだ。

⑥ 新しいパターンを支持する行動を起こす 古いパターンを捨てて新しいパターンに切り替えるためには、今までとは違い新しいポジティブな行動を心がける必要がある。そういう初めて新しいパターンを自分の一部にすることができる。

人生で何度も繰り返すパターンに注意を向けよう。それは偶然に起きているのではなく、あなたの心の中で起きていることを映し出している。

自分にできることに関する信念を検証し、自分についての感情を改善すれば、人生を変えることができる。”(p70-73)

大事だけど日ごろ忘れてしまいがちなこと

抜粋した以外でも「自尊心を高める」というところも重みを感じましたが、「感謝する」ことの重要性であったり、一つ一つは今までに類書等で読んできていたりといった内容です。

それらを習慣化まで落とし込めていない(=その時の感情に流れてしまう)点、今回、読書した意義があると思いますが、

残りまだ26の行動提案が示されているので、読了時に改めて日々の現実を創り上げていくプロセスで大事なこと、肝に銘じたいと思います。

 


Comments

comments