直木賞作家 荻原浩さんの新刊『ストロベリーライフ』刊行記念サイン会で過ごした、ちょっと嬉しい展開

直木賞作家 荻原浩さんの新刊『ストロベリーライフ』刊行記念サイン会に参加。

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直木賞受賞後の第一作『ストロベリーライフ』刊行記念サイン会

一時期は著名人のサイン会というと、丸善 丸の内本店といった感じで、しばしば足を運んでいましたが、

今回イベント目当てで足を運んだのは・・ 記憶が正しければ、2013年12月の瀧本哲史さんの講演会以来。

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<< 2013年12月9日投稿:画像は記事にリンク >> 瀧本哲史さん講演

列に並ぶこと20分程度、

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順番待ち時の様子。L字状の先に荻原浩さん

自分の順番が巡ってきて、指定された座席に腰を掛け・・

用意していた会話からの思わぬ展開・・

「先生の作品に興味を持つようになったのは、『海の見える理髪店』にサインとともに描かれてあったイラストからです。紀伊國屋書店にあったのだけは三色描きで、買えなかったんです、、」

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<< 2016年9月27日投稿:画像は記事にリンク >> 荻原浩さんが、直木賞受賞作で描いた六つの情景:『海の見える理髪店』読了

と喋り始めれば、

「あぁ」といった感じで、その続きで何と!「せっかくなら描きましょうか?」と願ってもない申し出。

「えっ、でも色ペンないですよね?」と咄嗟に返せば、「あるんです」と脇に置かれていたペンケースから色ペンが出現!

思わぬ展開に・・「ここにお願いしますといった」と具合で、スペースを見つけ、さささっとイラストを仕上げて頂き、

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会話の流れからサプライズ的に実現した右側の『海の見える理髪店』仕様のイラスト!

参加した甲斐を十二分に実感 ^^

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直木賞作家との交流

イラストを描いて頂いている間は、

「これ(イラスト描き)やろうとすると、出版社の人に時間かかるからと怒られるんですよねぇ」とか荻原さんの裏話しに、

私が「『海の見える理髪店』で一作あたり、どのくらいの期間で書き上げられたのですか?」と質問させて頂けば・・

「短編なんですけど、3年くらいかかってます」など、気さくに対応頂き、その物腰の柔らかさが痛く印象に残りました。

サインに、為書きに、(2作目の)イラストに、日付に、最後は写真撮影↓と

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直木賞作家 荻原浩さんと。

列挙した「(2作目の)イラスト」以降は私のリクエストに応えて頂いたもの。

僅か1、2分の出来事であったかと思いますが、イベント参加を思い立ったのが、前々日で、整理券入手は前日という閃きに従っての行動ながら、

思いのほか、良い雰囲気で流れゆく時間を過ごすことができ、帰り道、随分と元氣にさせて頂きました ^~^v

 


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