オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:2020年 日本企業とのM&A減少も、2021年は前向き

2020年 日本とのM&A減少も、2021年は前向き

” オーストラリアの法律事務所ハーバート・スミス・フリーヒルズ(HSF)はこのほど、同国における昨年の日本企業のM&A(合併・買収)取引に関するリポートを発表した。

新型コロナウイルス感染拡大で、日本企業の対豪投資件数と取引総額は、過去3年間と比較して減少したものの、2国間の基本的な貿易・投資関係を変化させるものではなかったと指摘。「(今年にかけての)投資は前向きな動きが確認された」としている。

同リポートによると、2020年の日本企業によるオーストラリアでのM&A件数(公表または完了ベース)は28件と、前年の41件を下回ったほか、取引額10億豪ドル(約840億円)超のメガディールの成約はなかった。

また、日本企業による海外でのM&A件数は179件、取引総額は約341億米ドル(約3兆7,448億円)と、前年の348件、同960億米ドルを大きく下回った。

ただしオーストラリアでの活動については、水素、再生可能エネルギー、ESG(環境・社会・ガバナンス)といった分野を中心に、日本企業による対豪投資は多様化しており、日本企業の投資手法や買収後の統合戦略は高度化してきていると指摘。

HSFは「今年に入ってから既に日本企業による対豪投資の活発な動きが見られ、24カ月間で投資がさらに強化されると期待できる」などとしている。”(出典:NNA ASIA

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アメリカの視点からみた日米同盟の最前線:ドキュメンタリー『DEFENDING JAPAN』鑑賞記 ④

週中、先週末に見切れなかった

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日米同盟をアメリカ側の視点から迫った Defending JAPAN の ↙️

出典:prime video

 第7話  荒ぶる自然の脅威

を鑑賞。

稀有な自然災害大国

これまで(第1話〜第6話)は、近隣諸国との緊張関係から日ごろなかなか知り得ない日米両国の密な同盟関係の現場について取り上げられていましたが、

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ジャシンダ・アーダーン ニュージーランド首相、渡航バブル開始日発表

ジャシンダ・アーダーン ニュージーランド首相、渡航バブル開始日発表

” 4月6日、ジャシンダ・アーダーン・ニュージーランド(NZ)首相は、「4月18日より豪NZ間の双方向で2週間の隔離を免除するトランス・タスマン・トラベル・バブル制度を実施する」と発表した。シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

2020年10月以来、どちらかの国でコロナウイルス・クラスターが発生した場合を除いて、NZから豪への旅行は2週間のホテル隔離が免除されていたが、

豪からNZへの旅行者と豪に滞在していたNZ国民・永住権者はNZ入国時に2週間の隔離を受けていたが、4月18日より、どちらかで患者が出ない限り、双方向で2週間の隔離が免除されることになる。

ウェリントン時間帯(NZ本土全域)4月18日午後11時59分を期して同制度が発効する。

アーダーンNZ首相は、「4月5日、間もなくNZ訪問が予定されているスコット・モリソン豪首相と話し合った。特に顔を合わせて会談する日を話し合っているが割合近い将来ということになると思う。

その際には海外からの旅行者に人気のある地域に案内したいと思う。私としてもその地域にもう一度世界的に紹介したいと思っている」と語った。

パンデミック前にはNZへの海外旅行者の40%がオーストラリアからの旅行者で、年間20億NZドルをもたらしていた。

NZ政府は、2022年までにはオーストラリア人旅行者数をパンデミック前の80%程度まで復活させたいと希望している。

アーダーン首相は、「トランス・タスマン・バブルは、我が国にとってはコロナウイルスへの対応と回復の過程の新しいページを開くものであり、

NZもオーストラリアも国民がそのために努力を続け、世界でも類のないコロナウイルスのない社会を達成した」と語っている。

アーダーン首相はさらに両国でコロナウイルス患者が発生した場合の措置などについても明らかにしている。

カンタス、ジェットスター両社は既にオーストラリアとNZの間の輸送能力増強を明らかにしており、同時に航空料金引き下げも明らかにしている。”(出典:NICHIGO PRESS

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三宅陽一郎さんに学ぶ、日本の人工知能の発展と受容:『人工知能が「生命」になるとき』中間記

ゲーム AI 開発者 三宅陽一郎さんの『人工知能が「生命」になるとき』を読みはじめ

 第零章  人工知能をめぐる夢

 第一章  西洋的な人工知能の構築と東洋的な人工知性の持つ混沌

 第二章  キャラクターに命を吹き込むもの

 第三章  オープンワールドと汎用人工知能

 第四章  キャラクターAIに認識と感情を与えるには

 第五章  人工知能が人間を理解する

 第六章  人工知能とオートメーション

 第七章  街、都市、スマートシティ

 第八章  人工知能にとっての言葉

 第九章  社会の骨格としてのマルチエージェント

 第十章  人と人工知能の未来 ー 人間拡張と人工知能

と章立て(別途、はじめに etc)されているうち、第四章まで読み終えたので、そこまでのおさらい。

脳、近未来に関する本をたまに読みたくなるのと、サイン本販売現場に直面し、

往訪時、最後の一冊となっていたサイン本を入手.-

興味を刺激され、手を伸ばしていた経緯。

 人工知能をめぐる違和感の正体

本編に入る前の「はじめに」で、

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:カンガルー島でコアラに新たな命。火災後、絶滅回避取組み

カンガルー島でコアラに新たな命。火災後、絶滅回避取組み

” 固有種を含む動物の宝庫で「フェンスのない動物園」とも呼ばれるオーストラリア南部のカンガルー島。

2019年末から20年1月の大規模な森林火災で島の約半分が焼け、4万1千匹以上のコアラが死んだり、やけどを負ったりしたとされる。

かつての楽園は荒野と化したが、新たな命が誕生。避難先の本土で暮らすグループもおり、絶滅回避への取り組みが進む。

「火災でコアラが減ってしまった」。サウスオーストラリア州のカンガルー島西部にある私設のハンソンベイ野生動物保護区の共同経営者、ジム・ゲディズさん(62)が言う。

約2千ヘクタールの敷地は昨年1月に全域が焼けた。煙を吸い込んで肺を損傷したほか、焼けて熱いままの木を移動するなどした際、手足に負ったやけどが原因で死んだコアラも。

島中部に設けられた臨時の動物病院では約800匹が治療を受けた。

それでも、火災後、保護区で少なくとも5匹の赤ちゃんコアラを確認した。

荒廃した環境での生命誕生に、ゲディズさんは「自然の奇跡としか言いようがない」と驚く。

もともとカンガルー島にコアラはいなかったが、1920年代に本土から18匹が放たれ、2019年までに約5万匹(推定)まで増えた。

餌となるユーカリの木が著しく成長した10~15年に劇的に増加したという。

本土のコアラは多くが失明や不妊症の原因となる性感染症のクラミジアにかかっているが、カンガルー島では感染がない。

本土でコアラが減り地域によっては死滅の恐れも指摘される中、カンガルー島は安全地帯とみなされてきた。

保護区で救出されたコアラのうち28匹は約200キロ離れた同州都アデレード近郊の野生動物園に引き取られた。現在、専用のおりで育てている。

前園長のクリス・ダニエルズさん(60)は「28匹にスタッフを1人ずつ配置し、毎日決まった時間に餌をやり、集中的にケアした」と振り返る。

コアラは腹を壊すと、あっという間に脱水症状に陥って死に至ることがある。

カンガルー島とは違う種類のユーカリを餌にせざるを得ず、適応させるのに細心の注意を払い、飼育は困難を極めた。

搬送から5カ月で5匹が死んだが、メス2匹の腹の袋に赤ちゃんがいることが分かり、飼育員を喜ばせた。

カンガルー島のコアラは近親交配が原因で遺伝的な疾患があるとされる。

遺伝子の多様性を広げるため、別の地域から健康なオスを迎えて交配させることで疾患を解消し、健康な「スーパーコアラ」を殖やす計画も進んでいる。”(出典:日本経済新聞

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街中で音楽認識アプリSHAZAMを稼働させJanne SchraとBill Haley and Cometsのデータにアクセスして曲を改めて楽しめた♪(SHAZAM #51)

街中などでふと耳にした曲に「!」とさせられ、音楽認識アプリShazamで改めて曲を楽しめるようになった記録集 第51弾.-

今回は、先月(2021年3月)に続き、Starbucks Coffee滞在時にBGMされていた曲特集♪

最初は、喉かなイントロ(ダクション)から異空間へ誘(いざな)われる

 You Are Still New(Official Video)

Janne Schra

Shazamの検索表示画面をスクリーンショット

ノスタルジーに、温かみに、寛ぎに相応しい癒しのチューンでありました ^〜^♪

続いて

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:イースターはウサギならぬ危急種フクロウサギに注目

イースターはウサギならぬ危急種フクロウサギに注目

” 欧米ではイースター(復活祭)に、ウサギがシンボルになる。いわゆる「イースター・バニー」だ。

だが、外来種のウサギが大繁殖して生態系が大いに乱された歴史をもつオーストラリアでは、ウサギをもてはやすかわりにミミナガバンディクート(学名:Macrotis lagotis)に注目を集めようとしている。

オーストラリアの固有種であるミミナガバンディクートは、ビルビーやフクロウサギとも呼ばれる耳の長い有袋類で、砂漠に巣穴を掘って暮らす。

かつてはオーストラリア大陸の80%以上の地域に生息していた。

しかし、生息地の喪失や外来種の影響で、この数十年減少を続け、今では西オーストラリア州、クイーンズランド州、ノーザンテリトリーの一部に生息するのみとなった。

国際自然保護連合(IUCN)とオーストラリア政府は、ミミナガバンディクートを危急種(vulnerable)に指定している。

そこで「Foundation for Rabbit-Free Australia」や「Save the Bilby Fund」といった保護団体は、キリスト教の復活祭を象徴するキャラクターとして「イースター・バニー」ならぬ「イースター・ビルビー」のイメージを広めることで、ミミナガバンディクートの窮状について国民の関心を高める活動を行ってきた。

イースター・ビルビー・チョコレートが大量に生産されるなど、このキャンペーンは多くの成功を収めている。

だが、ミミナガバンディクートを守るべきさらなる理由があると、マードック大学の動物学者スチュアート・ドーソン氏は言う。

2019年3月にドーソン氏が学術誌「Journal of Zoology」に発表した論文によると、ミミナガバンディクートが作るらせん状の深い巣穴は、オオトカゲや猛毒のヘビを含む、少なくとも45種の生物の避難所になっているというのだ。

ドーソン氏の主張によれば、ミミナガバンディクートが減り続けると、その巣穴に避難してくる多くの種の生存が危うくなる可能性がある。

ミミナガバンディクートがもたらす恩恵

個体数の回復を目指して

オーストラリアの絶滅危惧種局長サリー・ボックス氏は、イースター以外の時もミミナガバンディクートの存在をたたえるべきだと語る。

イースターのキャンペーンは「ミミナガバンディクートの窮状に関する意識を高める素晴らしい取り組みです」と同氏はメールで述べる。「そして、人々が保護のためのさらなる行動を取ることにつながる可能性があります」”(出典:NATIONAL GEOGRAPHIC via Yahoo! JAPAN

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アメリカの視点からみた日米同盟の最前線:ドキュメンタリー『DEFENDING JAPAN』鑑賞記 ③

前回の鑑賞後 ⬇︎

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第5話以降のエピソードのアップロードがなく「もう見られず残念」といった心情に駆られていたDefending JAPAN、

「何かないかな?」とPrime Video内を検索時、トップ画面内に表示されたため

出典:prime video

流れに乗って内容を確認すれば・・

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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる