柴田元幸さんが、アメリカにロックもろもろ軽快に語った体温伝わるエッセイ集:『柴田元幸ベスト・エッセイ』中間記

翻訳家 柴田元幸さん編著『柴田元幸ベスト・エッセイ』を読み始めて

 1.日々の実感

 2.文化の観察

 3. 勉強の成果

 4. 教師の仕事

 5.不明の記憶

と章立てされていて、全329ページあるうちの 3.勉強の成果の半分くらい(〜p.139/コリやー兄弟)まで到達したので、そこまでのおさらい。

先月(2019年7月)に開催されたイベント⬇︎後に購入していた著書で、

<< 2019年7月2日投稿:画像は記事にリンク >> 柴田元幸さん、阿部公彦さん、倉林秀男さん、河田英介さんが語ったヘミングウェイの世界:『ヘミングウェイで学ぶ英文法』発売記念イベント 参加記

翻訳ものを含め初の柴田元幸さん本。

興味ある分野を軽妙に

柴田元幸さんの肩書きが、東京大学名誉教授、翻訳家となっていることから硬い内容との先入観を抱きがちですが、

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:失業率 − 2019年7月

失業率 − 2019年7月

” オーストラリア連邦統計局が発表した7月の雇用統計は、就業者数が予想を上回った。ただ、失業率は5.2%で高止まりした。

7月の就業者数は前月比4万1,100人増となり、予想の1万4,000人を大きく上回り増えた。フルタイム就業者数は3万4,500人増加した。

一方、失業率は5.2%と、依然高水準。市場には引き続き、追加利下げ観測がある。

オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)は6月と7月に利下げを実施。追加利下げの判断で中銀は、労働市場の状況を見極めるとの考えを示している。

年間の就業者の伸びは2.6%で、米国の1.5%を大きく上回っている。

ただ、高い技能を持つ移民やパートタイム職に就く留学生が継続的に労働市場に流入しているため、失業率は改善していない。

その結果、労働生産性の伸びは年間1.6%で、経済協力開発機構(OECD)加盟国平均の2倍で、先進国の中でも特に高い。

さらに、女性や高齢者を中心に職を探す人が増えており、労働参加率はここ数年上昇。7月には66.1%と過去最高を記録し、米国の63%を上回った。(出典:REUTERS via Yahoo!ニュース

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斉藤和巳さんが振り返ったファンに強烈な生きざまを示した現役生活:『野球を裏切らない』刊行記念 元永知宏×斉藤和巳トーク&サイン会

福岡ダイエーホークス/福岡ソフトバンクホークスでエースとして時代を築いた斉藤和巳さんについて

会場は久々の 代官山 T-SITE

多くの野球関連の書籍を上梓されている元永知宏さんが執筆された『野球を裏切らない』刊行記念トーク&サイン会に参加。

開場30分前に到着するも、やや出遅れで2列目中央からの眺め

プロ野球ファンの一人として、斉藤和巳の名は十二分に脳裏に刻まれていますが、

承知していたのは絶対的エースとして君臨した輝かしいキャリアと不遇(と感じられた)その後の大雑把なこと程度で、

殆どの個人的なことは知らず(ex. 出身はてっきり九州と思っていたり)、語られる内容に興味津々で参加。

プロ入り前から苦しめられていた肩痛

斉藤和巳さんと云えば、絶頂期と裏腹に怪我に苦しめられた現役生活が知られていますが、

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:第2四半期の賃金は依然低い伸び

第2四半期の賃金は依然低い伸び

” 豪連邦統計局が発表した第2・四半期の賃金価格指数(賞与除く時給ベース)は季節調整済みで前期比0.6%上昇し、

伸び率は前期の0.5%から小幅加速した。公共部門の賃金上昇が主な要因だった。

前年比では2.3%上昇し、伸び率は2018年第3・四半期以降、この水準にとどまっている。

また、オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)が適切と考える約3%を大きく下回っている。

賃金の伸び悩みによる消費の低迷は、中銀が6月と7月に利下げを行った主な理由。政策金利は現在、過去最低の1%となっている。

中銀は、必要なら追加利下げも行う用意があることを示している。

BIXオックスフォード・エコノミクスの首席エコノミスト、サラ・ハンター氏は「この指標は、余剰生産能力が賃金の伸びを抑制しており、余剰労働力を吸収するため一段の雇用創出が必要だとの中銀見解をほぼ確認する内容だ」と説明した。

その上で、この指標を踏まえると年内あと1度利下げがあり、金利は0.75%となり、さらに、2020年初めにも追加利下げがあるかもしれないとの見方を示した。

金融市場は、2020年序盤までに政策金利は0.5%になるとの見方を織り込んでいる。

部門別では、民間セクターの賃金が前年比2.3%上昇し、第1・四半期に記録した4年ぶり高水準の2.5%から鈍化した。公共セクターは前年比2.6%上昇した。

電気・ガス・水道など公益部門と、ヘルスケア・社会支援部門の賃金は0.7%上昇し、最も高い伸びとなった。情報メディア・通信部門は0.1%の伸びにとどまった。”(出典:REUTERS via Yahoo!ニュース

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川村元気さんが綴った失われし恋人への想い:『四月になれば彼女は』読了

川村元気さんの『四月になれば彼女は』を読了。

川村元気さんの作品は、先月(2019年7月)読んだ

<< 2019年7月17日投稿:画像は記事にリンク >> 川村元気さんが描いた認知症を患い日々遠のいていく母の存在:『百花』読了

『百花』に続いて2冊目。

読み始めて「あれ、これ短編集?」と思わされましたが、本作は

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ハリウッド・セレブが一押しするお気に入りのバケーション・スポット(バイロン・ベイ)

ハリウッド・セレブが一押しするお気に入りのバケーション・スポット(バイロン・ベイ)

標題のmsn記事を見つけ、「さて、オーストラリアは?」と検索してみると・・

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安齋肇さんと、大堀こういちさんが繰り出す濃いぃ世界観に浸ってきた:『空耳人生 友の会』第29回 ~大堀こういち/でめたん/フォークシンガー小象篇~ 参加記

隔月開催されているソラミミストとしてお馴染みイラストレーター安齋肇さんの『空耳人生 友の会』へ。

フォークシンガー小象・ほか 「ほか」が意味することとは・・

前回(6月開催)は行けなかったので、

<< 2019年4月27日投稿:画像は記事にリンク >> 安齋肇さんと関川誠さんが繰り出す、雑誌文化を感じるゆる〜いトークを楽しんできた:『空耳人生 友の会』第27回 ~関川誠篇~ 参加記

4月⬆︎以来で参加。

イベント告知でゲストは

 フォークシンガー小象/でめたん/大堀浩一

となっており、てっきり複数名かと思いきや

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:一般家庭の経済的快適度、2019年上期悪化

一般家庭の経済的快適度、2019年上期悪化

 ” オーストラリアで6月までの半年間に、働く世帯の間で経済的快適度(financial comfort)が悪化した一方で、高所得層では改善が見られたことが、MEバンクの最新調査「ハウスホールド・ファイナンシャル・コンフォート・リポート」で明らかになった。

多くの世帯で経済的快適度が悪化した背景には、雇用不安や住宅価格の下落があるという。12日付オーストラリアン・フィナンシャル・レビューが報じた。

今回の調査では、世帯の純資産指数が3%低下の5.54ポイント(最高10ポイント)に落ち込んだ。

MEバンクのコンサルティング・エコノミストであるジェフ・オートン氏はこの理由として、「住宅不動産価格の大幅な落ち込みが背景にある」と分析。

多くの世帯で経済的快適度が悪化したのは、職の不安定さや所得の伸び悩みを懸念する人が増えているためで、

生活必需品にかかるコスト上昇、緊急時に対応できるだけの貯金が不足していることが、最大の懸念事項として挙げられたという。

調査では、月収のすべてを支出に回している世帯は全体の40%、緊急時に3,000豪ドル(約21万4,750円)を準備できないと答えた世帯は全体の20%となった。

また、住宅所有者だけでなく、住居を賃貸している家庭でも経済的ストレスが増しており、家賃の支払いが重圧となっていると回答した世帯は62%に達している。

■高所得層では改善

一方、高所得層の経済的快適度は前回調査から10%、スーパーアニュエーション(退職年金)の積立額が100万豪ドルを超える人々の快適度は同11%改善している。

住宅ローンを抱えずに住宅を保有している人や、投資不動産においてネガティブ・ギアリング(住宅投資での損失分の課税控除)制度を利用している人の間では、

5月の総選挙で保守連合が政権を維持し、不動産関連の税金の不確定要素が取り払われたことに安堵(あんど)感が広がっているようだ。

住宅価格に関しては、住宅保有者の40%以上が向こう1年間に価格が改善すると予想しているのに対し、11%が下落すると考えていることが示された。

住宅不動産の投資家では、向こう1年間に価格の回復を見込んでいる人は全体の46%となり、下落を予想している人は9%となっている。”(出典:NNA ASIA

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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる