お声かけ頂き、ラーニングエッジ社主催のセミナーズフェスタ2015 Spring へ。

同イベントは昨年4月アンソニー・ロビンズが登壇したセミナーズフェスタ 2014 Spring 以来。

セミナーズ・フェスタ2014 Springの模様(①〜③)

① >> 竹中平蔵元大臣から聴いたアベノミクス <<

② >>世界ナンバー１コーチ、アンソニー・ロビンズが説く「感情」と「焦点」の絶対性 <<

③ >>アンソニー・ロビンズにワクワクしたちょっとライヴな週末 <<

場所は先週出席したミリオネア・マインド・インテンシブと同じベルサール新宿グランド。

「影響力」がイベントのテーマとして掲げられ、具体的にはビジネスコミュニケーション、マーケティングなどに関するセミナーが披露されるイベント。

「奪う」のではなく、「与える」交渉術

トップバッターは、ハイパーブレゼンター大森健巳さん。題材は昨年ウェビナーで紹介された

>> 大森健巳さんがナビゲートするGOOGLEが社員教育で使う交渉術 <<

スチュワート・ダイヤモンドの「ゲッティングモア・コミュニケーション術」からビジネスコミュニケーション術。

とある統計が紹介され、有形資産と無形資産の比較で、当初は有形資産が上回っていたものの、やがて逆転し無形資産の評価が上回る状況。

この事はコミュニケーションの重要性が増している事に繋がり、日頃からコミュニケーションを絶やさない心がけが大事。

（スチュワート・ダイヤモンド）ダイヤモンド交渉術の要点は・・

1. ゴールは何か？（目的を明確にする）

2. 相手はどんな人か？

3. 相手を説得するには何が必要だろう？

の点をポイントして、相手から「奪う」のではなく、如何にして「与えられるか」かを組み立てていく事が大事。

エキスパート戦略でビジネススケールを短期で10倍に

続いて、シークレットスピーカーとして、この場で紹介された井口晃さん。

ご本人を知る機会は今回初めてでコーチとの認識でいましたが、講演内容はマーケッター（マーケティング）の顔を窺い知る事に。

「起業家がビジネスを10倍にする新エキスパート戦略」と題された40分の講演では・・

・エキスパート戦略が、現在、アメリカで最も注目されている戦略である事。エキスパートとは、特定の分野で失敗を繰り返し、重ねたもの

・人は自分より25%進化した人から学び、自分でも出来るとの確信を持って学びたい心理を分かっておく

・人が生きがいをかんいるのは、成長した瞬間か貢献した瞬間

エキスパートになるステップとして

1. あなたのトピックを選び、学びをスタート

2. あなたのターゲットを選ぶ

3. あなたの見込み客の問題と理想を発見する

4. あなたのスタートを決める

5. 商品を創る

6. ホームページを立ち上げる

7. あなたの商品をプロモーションする

8. 無料のコンテンツをアップし、情報発信する

9. アフィリエイト・パートナーを得る

10. お客さんを獲得し、卓越した存在になる

最後10.のみメモ取りが間に合わず、転記が正確ではないですが、

1.〜 10.を行うに当たっての心がけも、あなたの商品を買ってもらうのではなく、

あなたのメッセージや世界観をクライアントに伝え、同志になってくれる人を探すのが、今の時代の戦略だと

等々、時流に乗った具体的なノウハウに基づいた内容で、記載した以外でも様々なテクニックの紹介があり、今日の講演の中で最も興味深かったです。

顧客に誠実で卓越した存在たれ

3番目は収録映像での出演となった全米No.1 マーケティング・コンサルタントのジェイ・エイブラハム。

顧客に対して・・ 最も信頼されるアドバイザーになる事。リーダーとしての役割を果たす事。組織的にメッセージを伝える事。

先制マーケティング：起こり得る全ての状況を想定し、思考して、自分自身が差別化された存在になる。

・クライアントが興味を示してくれる対象になる

・競争相手がやらないような事を一歩踏み込んで実行する。

・Webサイト、メール、ブログ、顧客と頻繁にコミュニケーションを取る事が大事。

・人によって価値が異なる事を知る。顧客にとって何が価値ある事なのか？

・クライアントとは・・ 率直に話す。/ 顧客の立場に立って、気遣い、共感し、理解し、感謝を示す。/ 透明性を生み出す。/ 過ちを正す。/ 結果を届ける、偉大さの次元で生きる。 /毎日改善する。明確に期待値を説明する。

・顧客から安心して取引される存在となり、期待を超えた結果を提示し、紹介システムを確立する。

など。

ジェイ・エイブラハムをご存知の方はご理解頂けると思いますが・・ 上記内容が、2回のシェアタイムを挟み、高速で抽象度高い表現で語られました（笑）

情熱経営の裏側

最後は、湘南美容クリニックの創業者で、美容外科業界で1番に押し上げた相川佳之さん。

幼少の頃から低身長である事に悩まされ、コンプレックスに悩む患者の助けになりたいと美容外科の道を志す。

業界で勝ち上がっていくために心掛けていることとして、1. 独自の売り、 2. 時流、マーケットを読む、 3. 経営設計図を作る事。

・独自の売りがないのなら、広告をしてはいけない。

・競合がやっていない事を最初にやる

・他社がやっている事を徹底的にやり、他が追いつけないレベルにする

・他社がやりたがらない事をする

・1番と2番の違いは、2番と100番の違いより大きい

・日本人は新しい事、皆がやっている事が好き

・知られていない事は、存在していない事と同じ。TVCM、ブログ、ホームページ、YouTube、Facebook等を活用して、1人でも多くの人に自分のビジネスを知ってもらう。

・ビジネスが好調な時にこそ、悪くなった時（自分のビジネス環境を常に把握している事が大事）に備えて、顧客データを集めておく

・働く目的が明確になっていると、強い力が出る。湘南美容クリニックはアメリカのメイヨークリニックのような「伝説のクリニック」を目指している。

初日の振り返りと、2日目へ向けて

といったところが、初日で整理した要点。13時開演で、終了が予定時刻を30分押して19:30。

約半日の講義でしたが、帰宅して感じた重量感（笑）＝ 結構な学びがありました。

明日は、いよいよチャルディーニ博士の（衛星中継による）登壇です。

 

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