スティーブ・ジョブズがAppleで直面した現実と確信していた未来:映画『スティーブ・ジョブズ』鑑賞記

Apple創業者のSteve Jobsの半生を描いた『スティーブ・ジョブズ』をDVD鑑賞。

日本公開は2016年。

先日読了したスティーブ・ウォズニアックの自伝を読んでいるうち

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スティーブ・ジョブズに関する映画を自分が把握しているうちの1本は↓観ていた覚えがあったものの

もう1本について気になり出し、レンタル店に駆け込んだもの。

122分で感じたスティーブ・ジョブズ

スティーブ・ジョブズの生涯については映画館で観ていた(上掲作)1本のみで、

関連本も読んだことはなく、映画も鑑賞してから数年経過していたことから

世の中のイメージ(妥協しない、冷徹など)で捉えていたところはありますが、

本作では思いのほか、娘さん(ジョブズは認知に消極的であった様子)との交流に、

Steve Jobsの人間性を引き出すことになる娘さんの存在

身近で支えた右腕の存在に、鑑賞前に抱いていたイメージよりも人間味を感じ、結果として好感を抱きました。

 映画『スティーブ・ジョブズ』

Steve Jobsが確信していたAppleと未来

ここ数日はスティーブ・ウォズニアック本を読んでいたため、スティー ブ・ウォズニアックの方からApple社を見ていたような感じでしたが、

本作でのスティーブ・ウォズニアックの描かれ方は必ずしも好意的ではなく、スティーブ・ジョブズと立場が対立(Apple II の評価)しながらも

盟友Steve Wozniak(右)に理解を示しながら、揺るがなかったSteve Jobs(左)の確信

共同創業者として他の人たちとは別個の次元で扱っている印象を持ちました。

ただ、Appleへの思い入れは異なったもので、スティーブ・ジョブズあってこそ

iMacで得た推進力

今日のAppleとなった経緯が映像を通じてよく実感できました。

凡人離れと人間臭さと

Apple製品と長年親しんでいながら、Appleフリークの次元に達しておらず、

関連書籍等とは距離を置いていましたが、今回の『スティーブ・ジュブズ』では

世に革新的な製品が出るまでの苦悩と葛藤に、それらに関わった人たちの生きざまを感じることが出来、

一本の映画として楽しめたのと同時に、Appleを身近に感じるような感覚も得られました。


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