『アンソニー・ロビンズ 初来日セミナー 人生は一瞬で変えられる!』で、セミナーズフェスタのおさらい:その四

 

年明けより始めた昨春参加したアンソニー・ロビンズが登壇したセミナーズ・フェスタのおさらい。

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第4弾は2日目前半の1回目。決断、ブランド、サーモススタット。

自分のブランドを意識する。

” 人生の状態は、「決断」で決まるんだ。あなたたちにも、1つか2つのすごい決断があるだろう。

パートナー選びか?学校の受験か?その決断が違っていれば、あなたの人生はきっと全く別のものになっていたはずだ。

では、よりよい決断を導くにはどうしたらいいか? ・・中略・・

人に影響を与えるのは、このようなブランド(Microsoft、Apple、コカ・コーラ)だ。ブランドとは、そこに付属するストーリーのことを言う。

そして、あなたたちにもブランドはある。まずは、自分のブランドは何なのかを知らなければならない。

自分のブランドは、アイデンティティと呼ぶこともできる。そして、話すよりも前に、このブランドが相手に影響を与えているんだ。

例えば、相手に対してネガティブな印象を持ったら接し方が変わるよね?

だから、自分の印象につながるブランドを知っておかなければならない。” (p36)

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Anthony Robbins at Seminars Festa

” 知らない者同士の間だと、ブランドがより一層、影響力を持つんだ。 ・・中略・・

影響力は、その人の思い込みにも左右される。これは自分自身についても言えることだ。

「自分はこんな人間だ」と思い込んでいると、それが自分のアイデンティティとなり、自分自身の人生、そして他人に対してもブランドとして必ず影響する。

もし、自分は保守的で穏やかだと思い込んでいたら、それがアイデンティティになる。もしクレイジーだと思い込んだら、本当にクレイジーになる。

だから自分のブランドについて意識的にならなければならない。そして、まずは自分のブランド、つまりアイデンティティが何なのかを、知るべきなんだ。” (p36-37)

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意識的であれ、無意識であれ自分のブランドは創られている・・ 

快適温度に潜む誘惑 。

” 自分が持ちたいブランドに近づくにはどうすればいいのだろうか?

それにはブランド、つまりアイデンティティが一貫性を持っていることが重要だ。

しかし、一方で人は別な側面も持っている。アイデンティティも1つだけではない。

そして重要なのは、自分の中にあるいろいろなアイデンティティを広げる、増やさなければならないことだ。

もし、1つしかアイデンティティがなければ、病院に行って鬱病と診断された人のアイデンティティは鬱病となってしまう。 ・・中略・・

ただし、アイデンティティを広げるのは難しい。例えば、20℃の室内温度が心地いいと感じたとしよう。

これが15℃になると、寒くて室内を温めたくなる。逆に25℃まで上げると、暑くなって温度を下げたくなるだろう。

同じように、人も感情のサーモスタットを設定している。人には自分が心地いいと感じる範囲がある。

これは「自分がどうなりたいか」ではなく、「すでに自分はそうなっている」と安心する場所のことだ。

そこから落ちていくと、心地いいところに上がるように努力する。これはいいことなのだが、

反対に心地いい場所からもっと上昇しようとしているときにも、サーモスタットが働き、元の心地いい場所に戻ってしまう。

これでは成功しない。今より上に行けないからだ。人は自らが心地いい場所にとどまろうとする。

だから、アイデンティティも自分から意識的に広げたり増やそうとしないと、心地いいところから抜け出せず、元のままなんだ。” (p37-38)

 

在りたい自分自身の姿と、一貫性と

以下は取材記者のまとめで・・

” ブランドアイデンティティには力があり、それが人々に影響を与える。

人は話すよりも前に、相手から伝わってくるイメージによって、勝手に相手のブランドをつくり上げてしまう。

だから、自らのブランドには意識的にはならなければいけない ” (p38)

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自分自身のブランドとは?

 

この文を読んで、最近、私個人で自己肯定感についての話しを聞いたり、書籍で読んだりした機会が多いことに気付かされました。

人にどう思って欲しいか、どう伝わっているかの前に!

自分自身が自分の事をどのように捉えているか、肯定的か、否定的になっていないか。

他人が自分がして欲しいように、自分自身が自分と接しているかの問いにも絡んでくる事と思いますが

何かあって、マイナス、凹む事があっても、一時的なもので踏み止めて、自分が在りたい姿で一貫性を持たす、との発想が求められますね。

 


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