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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:エディー・ジョーンズ監督、ラグビーワールドカップ優勝に一歩及ばず

エディー・ジョーンズ監督、ラグビーワールドカップ優勝に一歩及ばず

” イングランドはノートライに抑えられ、03年以来、4大会ぶりの優勝はならなかった。

準決勝でニュージーランドを撃破。決勝前はイングランド優位の声もあった。

60分までは6点差と競り合っていたが、終盤に突き放されて涙を飲んだ。

エディー・ジョーンズ監督にとっても悔しすぎる敗戦で、指揮官として初のW杯優勝はならなかった。

03年大会の決勝では母国オーストラリアの指揮官として、イングランドに黒星。

15年の前回大会では日本のHCとして快進撃を演出した。今大会はイングランドの初めての外国人指揮官として初の頂点を狙ったが、またもあと一歩届かなかった。

試合後は落胆の色をにじませたが、「選手はがんばった。本当によく準備して努力して、プライド、情熱をもって戦ったが、今日は足りなかった。

南アフリカのがんばりをたたえたい」とコメント。なじみ深い日本に向けては「素晴らしいワールドカップを開催してくれた。素晴らしい応援、組織も第一級だった」とメッセージを送った。”(出典:デイリー via Yahoo!ニュース

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春日太一さんが迫った、奥山和由さんが映画製作に賭けた尋常ならざる熱量:『黙示録 ー 映画プロデューサー・奥山和由の天国と地獄』読了

週中に中間記⬇︎をアップロードした

<< 2019年10月29日投稿:画像は記事にリンク >> 春日太一さんが迫った、奥山和由さんが映画制作に賭けた尋常ならざる熱量:『黙示録 ー 映画プロデューサー・奥山和由の天国と地獄』中間記

『黙示録 ー 映画プロデューサー・奥山和由の天国と地獄』を読了。

松竹解任に至る光と陰

奥山和由さんご自身による「おわりに」まで全412頁に及ぶページ数もさることながら

書かれている内容の方も濃密で、

” ここから地獄が始まるわけです。『3-4x』の結果の余波が、書類上だけのことで言えば、映画部門はどんどん赤字を積み上げている。

責任どうしてくれる、みたいな話にどんどんなっていく。もとをただせば『3-4x』が一番ひどい数字ということも事実だったりする。

「お前の趣味でやってるんじゃないぞ。たけしと映画やるんだったら松竹を出ていけ」みたいなことを言われながら、追い詰められ始めていたわけです。”註『3-4×10月』:(p203)

と、もともとは

” 本当に『ダイ・ハード』やるつもりですか?『ダイ・ハード』やると金かかるけど」「いや、娯楽映画を本気でやろうと思ったら、自分は全然違う方法でやれると思うんですよ」と言って。

それで「この人がやれると言うならやれるかな」と思っちゃって。”(p200)

と奥山和由さんと北野武監督のやり取りから製作が始まった『ソナチネ』が完成してみたらアート映画になって・・

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:精神疾患の経済コスト、1日約375億円

精神疾患の経済コスト、1日約375億円

” オーストラリアでは毎年、不安神経症やうつ病、パーソナリティー障害などを含む精神疾患を患う100万人が適切な治療を受けておらず、

精神疾患が経済に及ぼすコストは1日当たり約5億豪ドル(約375億円)、年間にして1,800億豪ドルに上っていることが、生産性委員会が作成した報告書の草案で明らかになった。

同委員会はこの中で25項目の提言を行っており、精神疾患を抱える人々への対応強化として、職場や教育、住宅分野などで抜本的な改革が必要と訴えた。10月31日付地元各紙が報じた。

生産性委員会によれば、精神疾患や自殺がオーストラリア経済に与えるコストは年間430億~510億豪ドルに上り、

これに加え、患者の健康悪化や寿命の低下などによる影響が年間1,300億豪ドルに達しているとの見解を示した。

内訳としては、医療サポート・サービスで年間180億豪ドル、患者の経済参加の低下と生産性の喪失によるコストが100億~180億豪ドル、友人や家族による看病・サポートとして150億豪ドルなどが挙げられた。

オーストラリアでは、一般開業医(GP)を訪問する患者の8人に1人が精神的な健康問題を理由に受診しており、この数は過去15年間で約70%増加している。

精神疾患を抱える人々の数は390万人と試算されるが、このうちサポートや治療を受けているのは290万人にとどまっているのが現状だ。

同委員会は、約100万人の患者が十分な治療を受けていない状況について、GPで対応するには症状が複雑すぎたり、

政府からの補助を受けられる受診が限られていること、精神疾患を恥じて受診を拒む人が多いことを指摘した。

■早期の発見と対応が重要

同報告書ではまた、精神疾患を抱える人の75%が、25歳までに何らかの初期症状を見せているとする調査結果が示された。

同委員会のブレナン委員長は、「就学や就労において精神疾患を患うと、今後の仕事だけでなく生涯にわたって長期的に影響が及ぶ」と述べ、早期の発見と対応が重要と指摘。

「精神的な健康障害は人々や社会、経済に莫大な影響を与える」と述べ、職場や学校、住宅補助などでの改革の重要性を訴えた。

中でも、先住民アボリジニやトレス海峡諸島民は精神疾患を理由とする入院がほかの人々の2倍と高く、自殺に及ぶ可能性も2倍となっている。

特に、24歳未満の若者では、アボリジニやトレス海峡諸島民の自殺率はほかの人々の14倍に達しているという。

生産性委員会は草案で示した改革案の内容について、来年1月23日まで一般から意見を募り、来年5月に最終報告書を政府に提出する予定だ。”(出典:NNA ASIA

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「週刊文春が迫る、BEAMSの世界。」発売記念トークイベント 設楽 洋(ビームス代表取締役)×新谷 学(「週刊文春」編集局長) FASHION is SCANDAL!! 参加記

「週刊文春が迫る、BEAMSの世界。」発売記念トークイベント

会場は代官山T-SITE

設楽 洋(ビームス代表取締役)×新谷 学(「週刊文春」編集局長) FASHION is SCANDAL!! と題されたトークイベントに参加。

アンバランスとも感じられる違和感覚えるコラボレーションに反応して「行ってみよう」という動機から迎えた当日。

以前、参加した新谷学さん登壇のトークイベント↙️では法的措置も匂わせて写真撮影厳禁とのお達しが

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一転、今回は写真、SNS拡散自由と180°転換(このことをイベント後、ご本人に確認したら『週刊文春』編集長から立場が変わられたことによるもの)。

冒頭、新谷学さんが登場され、相次ぐ文春砲の炸裂で安倍内閣の大臣を辞任に追い込んだ舞台裏に関して、

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:一般開業医(GP)に支払った実費額、過去最高

一般開業医(GP)に支払った実費額、過去最高

” 保健省が発表した最新統計によると、2018/19年に国民が一般開業医(GP)に支払った実費額の平均が38.46ドルと、過去最高だったことが分かった。

専門家による治療でも同様に、実費額の平均は83.77豪ドルと最高額に達した。

メディケアを利用し患者負担が無料となるバルクビリングでも、GPによる診察の86.2%を占め、こちらも過去最高を記録している。

さらに、民間保険の保険料の平均も過去最高となったものの、こちらは今年4月1日の値上げ率が3.24%と過去19年間で最少だった。

一方、連邦政府は23日、メディケア制度の悪用をデータのすり合わせによって防ぐ新たな規制を導入した。

連邦のハント保健相は、新規制の重要性を強調する一方、患者の個人情報は個人保険会社と共有することはないと説明した。”(出典:Jams TV

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田中澄憲(明治大学ラグビー部)監督、サムソン宮本さん(新根室プロレス)、Youtuber朝倉未来さんに心踊らされた 2019年10月

ハローウィンの喧騒とは隔絶され、あと20分ほどで10月も終わり。

31日間で、印象に残っているところを振り返ると・・明治大学ラグビー部 田中澄憲監督の講演会&懇親会⬇︎や

<< 2019年10月19日投稿:画像は記事にリンク >> 明治大学ラグビー部 田中澄憲監督が講演で語った『明治復活の秘密!』の内容が沁みた

新根室プロレス/サムムソン宮本さん念願叶った東京興行、新木場大会に立ち会えたことに、

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:2019年第3四半期 消費者物価指数、前年同期比1.7%増

2019年第3四半期 消費者物価指数、前年同期比1.7%増

” 豪政府統計局(ABS)が30日に発表した2019年第3四半期(7~9月)のオーストラリアの消費者物価指数(CPI)は、前期比で0.5%上昇、前年同期比で1.7%上昇した。

海外旅行やたばこ、チャイルドケアなどが貢献した。前期比では第2四半期(4~6月)の0.6%上昇から減速となり、低調が続いている。

ただし、市場ではRBAが来月追加利下げする可能性は低いと見る向きが多いようだ。市場予想も、前期比0.5%上昇、前年同期比1.7%上昇だった。

項目別では、前期比では海外旅行・宿泊施設が6.1%上昇したほか、たばこが3.4%上昇、不動産が2.5%、チャイルドケアが2.5%上昇と貢献した。

一方で、果物は3.1%下落、野菜は2.5%下落、ガソリンは2%下落などとなった。

ABSは、果物・野菜は下落した一方で、干ばつの影響で精肉・シーフード、乳製品などは上昇したとしている。

都市別では、◆シドニー:前期比0.5%上昇、前年同期比1.6%上昇◆メルボルン:0.5%上昇、1.7%上昇◆ブリスベン:0.6%上昇、1.9%上昇◆アデレード:0.7%上昇、1.9%上昇◆パース:0.5%上昇、1.6%上昇◆ホバート:0.5%上昇、2.2%上昇◆ダーウィン:0.3%上昇、0.5%上昇◆キャンベラ:0.7%上昇、1.8%上昇――だった。

BISオックスフォードのシニア・エコノミスト、ランドケーキ氏は、「賃貸市場と建設業の伸び悩みなど住宅部門が今回の低調な結果の背景にある」と分析した。

EYのエコノミスト、マスターズ氏は、住宅賃料は年率0.4%上昇と過去最低水準が続いており、

メルボルンとシドニーの供給数が大きく増えないことから今後も住宅部門は低迷が続くと予想している。”(出典:NNA ASIA

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『ドラヨン』出版記念 田崎健太×川相昌弘×加藤弘士トークショー 「なぜドラフト4位は活躍するのか?」参加記

ノンフィクション作家 田崎健太さんの『ドラヨン  なぜドラフト4位はプロで活躍するのか?』出版記念

会場ば紀伊國屋書店新宿本店9階イベントスペース

田崎健太×川相昌弘×加藤弘士トークショー に参加。

讀賣ジャイアンツ中日ドラゴンズ 川相昌弘さんの登壇をきっかけに、

イチローさんや前田智徳さん(元広島東洋カープ)が、ドラフト4位指名であったことも何となく頭にあり、内容への興味もあり。参加を決心。

開演前の壇上(開演中の撮影は禁止)。

ドラヨン、ドラフト中位指名の世界

登壇のお三方が揃い、まず、ドラフト指名時の川相昌弘さんの心境について

「どこの球団でも良かった。ジャイアンツファンであったものの、一番行きたくない球団であった。」と・・

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